TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025083399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025035578,2023188702
出願日2025-03-06,2019-09-26
発明の名称眼科装置、眼科装置の制御方法及びプログラム
出願人株式会社ニコン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 3/10 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】簡単な構成で、被検眼の向きを誘導する固視標を提示する。
【解決手段】眼科装置は、撮影光を被検眼に照射するための光学スキャナを含む撮影部(14)と、固視標を、光学スキャナを介して、被検眼に照射するための固視灯スキャナを含む固視部(29)と、被検眼の第1位置に固視標を投影し続け、かつ、被検眼の第1領域を撮影光を走査するように、光学スキャナと固視灯スキャナを駆動する制御部(16)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮影光を被検眼に照射するための光学スキャナを含む撮影部と、
固視標を、前記光学スキャナを介して、前記被検眼に照射するための固視灯スキャナを含む固視部と、
前記被検眼の第1位置に前記固視標を投影し続け、かつ、前記被検眼の第1領域を前記撮影光を走査するように、前記光学スキャナと前記固視灯スキャナを駆動する制御部と、
を備える眼科装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科装置、眼科装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被検眼の視線方向を変更するために、固視標として複数の光源を設け、複数の光源の何れかに光源を切り替えて被検眼へ向けて固視標を提示する眼科撮影装置が開示されている。
しかし、固視目標を提示するための固視光学系の設置場所に制限があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-158721号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の技術の第1の態様は、
光源からの光によって被検眼を走査する走査光学系と、
前記走査光学系を介して前記被検眼に固視光を照射し固視標として機能させる固視光源と、
照射された固視標が、前記走査光学系の走査により、所定距離以上移動しないように、前記走査光学系の走査に同期して前記固視光を走査する固視光走査部と、
を備えた眼科装置である。
【0005】
本開示の技術の第2の態様は、
光源からの光によって被検眼を走査する走査光学系、
前記走査光学系を介して前記被検眼に固視光を照射し固視標として機能させる固視光源及び
前記被検眼に照射された固視標が、前記走査光学系の走査により、所定距離以上移動しないように、前記走査光学系の走査に同期して前記固視光を走査する固視光走査部
を含む眼科装置に対して、
前記被検眼の向きを誘導するための指示を示す指示情報に基づいて、前記固視光が、前記指示に対応する位置に固視標が照射されるように前記固視光源及び前記固視光走査部の制御を行う
ことを含む眼科装置の制御方法である。
【0006】
本開示の技術の第3の態様は、
記憶媒体に記憶され、プロセッサに固視制御を実行させるプログラムであって、
前記プロセッサが、
光源からの光によって被検眼を走査する走査光学系、
前記走査光学系を介して前記被検眼に固視光を照射し固視標として機能させる固視光源、及び、
前記被検眼に照射された固視標が、前記走査光学系の走査により、所定距離以上移動しないように、前記走査光学系の走査に同期して前記固視光を走査する固視光走査部
を含む眼科装置に対して、
前記被検眼の向きを誘導するための指示を示す指示情報に基づいて、前記固視光が、前記指示に対応する位置に固視標が照射されるように前記固視光源及び前記固視光走査部の制御を行う
ことを含む処理を実行するプログラムである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
眼科システムの一例を示すブロック図である。
眼科装置の全体構成の一例を示す概略構成図である。
サーバの電気系の構成の一例を示すブロック図である。
サーバの機能の一例を示すブロック図である。
撮影光学系の概略構成の一例を示す概念図である。
第1スキャナと固視部の第3スキャナとの駆動信号の一例を示す特性図である。
固視標を提示する固視標の位置変更可能な光源の一例を示す説明図である。
固視標を提示する固視標の位置変更可能な光源の一例を示す説明図である。
眼科装置の撮影機能の一例を示すブロック図である。
撮影処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ビューワの診断用画面の一例を示すイメージ図である。
眼底画像から生成される合成画像の説明図である。
第1変形例の駆動信号の一例を示す特性図である。
第1変形例の固視標を提示する構成の一例を示す概念図である。
第2変形例の概念構成図である。
第1の応用例の構成例を示す概念図である。
第2の応用例の構成例を示す概念図である。
第3の応用例の構成例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、作用、機能が同じ働きを担う構成要素及び処理には、全図面を通して同じ符合を付与し、重複する説明を適宜省略する場合がある。
【0009】
図1を参照して、眼科システム100の構成を説明する。図1に示すように、眼科システム100は、眼科装置110と、サーバ装置(以下、「サーバ」という)140と、画像表示装置(以下、「ビューワ」という)150と、を備えている。眼科装置110は、眼底画像を取得する。サーバ140は、眼科装置110によって複数の患者の眼底が撮影されることにより得られた複数の眼底画像を、患者のIDに対応して記憶する。ビューワ150は、サーバ140から取得した眼底画像を表示する。
【0010】
眼科装置は、本開示の技術の「眼科装置」の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ニコン
アクセサリ
2日前
株式会社ニコン
振動波モータ
2日前
株式会社ニコン
画像処理装置
5日前
株式会社ニコン
加工システム
12日前
株式会社ニコン
造形ユニット
12日前
株式会社ニコン
細胞操作方法
19日前
株式会社ニコン
光学装置および加工装置
5日前
株式会社ニコン
撮像素子および撮像装置
5日前
株式会社ニコン
変倍光学系および光学機器
12日前
株式会社ニコン
加工システム及び表示装置
19日前
株式会社ニコン
撮像ユニットおよび撮像装置
5日前
株式会社ニコン
眼科装置、眼科装置の制御方法及びプログラム
2日前
株式会社ニコン
変倍光学系、光学機器および変倍光学系の製造方法
2日前
株式会社ニコン
画像処理方法、プログラム、画像処理装置、及び眼科システム
19日前
株式会社ニコン
加工システム、加工方法、ロボットシステム、接続装置及びエンドエフェクタ装置
5日前
個人
健康器具
3か月前
個人
歯茎みが品
4か月前
個人
歯の掃除具
6か月前
個人
鼾防止用具
3か月前
個人
マッサージ機
3か月前
個人
洗井間専家。
2か月前
個人
白内障治療法
2か月前
個人
脈波測定方法
3か月前
個人
身体牽引装置
7か月前
個人
乗馬テラピー
7か月前
個人
脈波測定方法
3か月前
個人
塗り薬塗り具
5か月前
個人
導電香
4か月前
個人
片足歩行支援具
4か月前
個人
ホバーアイロン
1か月前
個人
クリップ
4か月前
個人
発熱器具
6か月前
個人
収納容器
5か月前
個人
健康器具
5か月前
個人
染毛方法
6か月前
個人
矯正椅子
3日前
続きを見る