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公開番号2025078719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2025032722,2021203308
出願日2025-03-03,2021-01-28
発明の名称加工システム
出願人株式会社ニコン
代理人個人
主分類B23K 26/34 20140101AFI20250513BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】物体を適切に加工可能な加工システムを提供する。
【手段】加工システムは、複数の物体に対して付加加工が可能な加工装置と、加工装置を制御可能な制御装置とを備え、制御装置は、複数の物体のうちの第1の物体の形状を計測するための第1の計測動作の結果に基づいて、第1の物体に対する付加加工を行うように加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、加工装置は、第1の加工制御情報に基づいて、第1の物体に対する付加加工と複数の物体のうちの第1の物体とは異なる第2の物体に対する付加加工とを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の物体に対して付加加工が可能な加工装置と、
前記加工装置を制御可能な制御装置と
を備え、
前記制御装置は、前記複数の物体のうちの第1の物体の形状を計測するための第1の計測動作の結果に基づいて、前記第1の物体に対する付加加工を行うように前記加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、
前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第1の物体に対する付加加工と前記複数の物体のうちの前記第1の物体とは異なる第2の物体に対する付加加工とを行う
加工システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記複数の物体が載置される物体載置装置を更に備え、
前記加工装置が前記第1及び第2の物体を含む複数の第3の物体に対する付加加工を行った後に、前記物体載置装置には、前記複数の第3の物体とは異なる複数の第4の物体が載置され、
前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記複数の第4の物体に対する付加加工を行う
請求項1に記載の加工システム。
【請求項3】
前記加工装置は、
前記複数の物体のそれぞれにエネルギビームを射出するエネルギビーム照射部と、
前記エネルギビームが照射された部位に造形材料を供給する材料供給部と
を備える
請求項1又は2に記載の加工システム。
【請求項4】
前記複数の物体のうちの少なくとも二つのサイズが異なる
請求項1から3のいずれか一項に記載の加工システム。
【請求項5】
前記加工装置が付加加工を行った後における前記少なくとも二つの物体のサイズの差異は、前記加工装置が付加加工を行う前における前記少なくとも二つの物体のサイズの差異よりも小さい
請求項4に記載の加工システム。
【請求項6】
前記第1の計測動作を行う計測装置を更に備える
請求項1から5のいずれか一項に記載の加工システム。
【請求項7】
前記加工装置が前記複数の物体に対する付加加工を行う前に、前記複数の物体のそれぞれの形状を計測する第2の計測動作が行われ、
前記加工装置は、前記複数の物体のうち、前記第2の計測動作によって計測された形状が所定の形状基準を満たしていない第5の物体に対する付加加工を行わない
請求項1から6のいずれか一項に記載の加工システム。
【請求項8】
前記加工装置が前記複数の物体に対する付加加工を行う前に、前記複数の物体のそれぞれの形状を計測する第2の計測動作が行われ、
前記制御装置は、前記複数の物体のうち、前記第2の計測動作によって計測された形状が所定の形状基準を満たしていない第5の物体の形状の前記第2の計測動作による計測結果に基づいて、前記第1の加工制御情報を補正し、
前記加工装置は、補正された前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第5の物体に対する付加加工を行う
請求項1から7のいずれか一項に記載の加工システム。
【請求項9】
前記加工装置が前記複数の物体に対する付加加工を行う前に、前記複数の物体のそれぞれの形状を第1の計測精度で計測する第2の計測動作が行われ、
前記複数の物体のうち、前記第2の計測動作によって計測された形状が所定の形状基準を満たしていない第5の物体の形状を、前記第1の計測精度よりも高い第2の計測精度で計測する第3の計測動作が行われ、
前記制御装置は、前記第3の計測動作の結果に基づいて、前記第5の物体に対する付加加工を行うように前記加工装置を制御するための第2の加工制御情報を生成し、
前記加工装置は、前記第2の加工制御情報に基づいて、前記第5の物体に対する付加加工を行う
請求項1から8のいずれか一項に記載の加工システム。
【請求項10】
前記第3の計測動作を行う計測装置を更に備える
請求項9に記載の加工システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、物体を加工する加工システムの技術分野に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、物体を加工する加工システムの一例が記載されている。このような加工システムでは、物体を効率的に加工するための構造を採用することが技術的課題となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第8,636,496号明細書
【発明の概要】
【0004】
第1の態様によれば、複数の物体に対して付加加工が可能な加工装置と、前記加工装置を制御可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、前記複数の物体のうちの第1の物体の形状を計測するための第1の計測動作の結果に基づいて、前記第1の物体に対する付加加工を行うように前記加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第1の物体に対する付加加工と前記複数の物体のうちの前記第1の物体とは異なる第2の物体に対する付加加工とを行う加工システムが提供される。
【0005】
第2の態様によれば、複数の物体の補修加工が可能な加工装置と、前記加工装置を制御可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、前記複数の物体のうちの第1の物体の補修後の形状に関する形状情報、及び、前記第1の物体の形状の計測結果の少なくとも一つに基づいて、前記第1の物体を加工するように前記加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第1の物体と前記複数の物体のうちの前記第1の物体とは異なる第2の物体とを補修加工する加工システムが提供される。
【0006】
第3の態様によれば、物体の複数の箇所の補修加工が可能な加工装置と、前記加工装置を制御可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、前記複数の箇所のうちの第1の箇所の補修後の形状に関する形状情報、および、前記第1の箇所の形状の計測結果の少なくとも一つに基づいて、前記第1の箇所を加工するように前記加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第1の箇所と前記複数の箇所のうちの前記第1の箇所とは異なる第2の箇所とを補修加工する加工システムが提供される。
【0007】
第4の態様によれば、複数のワークに対して付加加工が可能な加工装置と、前記加工装置を制御可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、前記複数のワーク上に形成される第1の物体のモデルの形状に関する形状情報、及び、前記複数のワークのうちの第1のワークの形状の計測結果の少なくとも一方に基づいて、前記第1のワークを加工するように前記加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第1のワークと前記複数の物体のうちの前記第1のワークとは異なる第2のワークとを補修加工する加工システムが提供される。
【0008】
第5の態様によれば、複数の物体に対する加工が可能な加工装置と、前記加工装置を制御可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、前記複数の物体のうちの第1の物体の形状を計測するための第1の計測動作の結果に基づいて、前記第1の物体に対する加工を行うように前記加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第1の物体に対する加工と前記複数の物体のうちの前記第1の物体とは異なる第2の物体に対する加工を行う加工システムが提供される。
【0009】
第6の態様によれば、複数の物体に対して付加加工が可能な加工装置と、前記加工装置を制御可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、前記複数の物体のうちの第1の物体の形状を計測するための第1の計測動作の結果に基づいて、前記第1の物体に対する付加加工を行うように前記加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第1の物体に対する付加加工と前記複数の物体のうちの前記第1の物体とは異なる第2の物体に対する付加加工とを行う加工システムが提供される。
【0010】
第7の態様によれば、複数の物体の補修加工が可能な加工装置と、前記加工装置を制御可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、前記複数の物体のうちの第1の物体の補修後の形状に関する形状情報、及び、前記第1の物体の形状の計測結果の少なくとも一つに基づいて、前記第1の物体を加工するように前記加工装置を制御するための第1の加工制御情報を生成し、前記加工装置は、前記第1の加工制御情報に基づいて、前記第1の物体と前記複数の物体のうちの前記第1の物体とは異なる第2の物体とを補修加工する加工システムが提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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