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公開番号
2025081733
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025032938,2023075671
出願日
2025-03-03,2018-06-15
発明の名称
画像処理装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06T
5/00 20240101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約
【課題】3以上の空間周波数帯域ごとに輪郭強調処理やノイズ低減処理に関する補正情報の各々を独立して設定可能にすること。
【解決手段】画像処理装置は、第1空間周波数帯域の輪郭成分、前記第1空間周波数帯域内の第1空間周波数よりも低い第2空間周波数を含み、かつ、前記第1空間周波数帯域と一部重複する第2空間周波数帯域の輪郭成分、および前記第2空間周波数よりも低い第3空間周波数を含み、かつ、前記第2空間周波数帯域と一部重複する第3空間周波数帯域の輪郭成分の各々についての各補正情報を独立に設定可能であり、表示する画像の表示倍率に基づいて、前記各補正情報を設定する設定部と、前記設定部によって設定された各補正情報に基づいて、画像データを補正する補正部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1空間周波数帯域の輪郭成分、前記第1空間周波数帯域内の第1空間周波数よりも低い第2空間周波数を含み、かつ、前記第1空間周波数帯域と一部重複する第2空間周波数帯域の輪郭成分、および前記第2空間周波数よりも低い第3空間周波数を含み、かつ、前記第2空間周波数帯域と一部重複する第3空間周波数帯域の輪郭成分の各々についての各補正情報を独立に設定可能であり、表示する画像の表示倍率に基づいて、前記各補正情報を設定する設定部と、
前記設定部によって設定された各補正情報に基づいて、画像データを補正する補正部と、
を有する画像処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像データに含まれる高周波成分および低周波成分により、輪郭強調やノイズ低減をおこなう撮像装置が開示されている(たとえば、下記特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-21862号公報
【発明の概要】
【0004】
本願において開示される発明の一側面となる画像処理装置は、第1空間周波数帯域の輪郭成分、前記第1空間周波数帯域内の第1空間周波数よりも低い第2空間周波数を含む第2空間周波数帯域の輪郭成分、および前記第2空間周波数よりも低い第3空間周波数を含む第3空間周波数帯域の輪郭成分の各々についての各補正情報を独立に設定可能な設定部と、前記設定部によって設定された各補正情報に基づいて、画像データを補正する補正部と、を有する。
【0005】
本願において開示される発明の一側面となる情報処理装置は、送信先を選択する選択部と、第1空間周波数帯域の輪郭成分、前記第1空間周波数帯域内の第1空間周波数よりも低い第2空間周波数を含む第2空間周波数帯域の輪郭成分、および前記第2空間周波数よりも低い第3空間周波数を含む第3空間周波数帯域の輪郭成分の各々についての各補正情報を、前記選択部によって選択された送信先に基づいて、独立に設定する設定部と、前記設定部によって設定された各補正情報と、前記各補正情報を用いる補正対象の画像データとを、前記送信先に送信する送信部と、を有する。
【0006】
本願において開示される発明の一側面となる撮像装置は、被写体を撮像する撮像部と、第1空間周波数帯域の輪郭成分、前記第1空間周波数帯域内の第1空間周波数よりも低い第2空間周波数を含む第2空間周波数帯域の輪郭成分、および前記第2空間周波数よりも低い第3空間周波数を含む第3空間周波数帯域の輪郭成分の各々についての各補正情報を独立に設定可能な設定部と、前記設定部によって設定された各補正情報に基づいて、前記撮像部から出力される画像データを補正する補正部と、を有する。
【0007】
本願において開示される発明の一側面となる画像処理プログラムは、第1空間周波数帯域の輪郭成分、前記第1空間周波数帯域内の第1空間周波数よりも低い第2空間周波数を含む第2空間周波数帯域の輪郭成分、および前記第2空間周波数よりも低い第3空間周波数を含む第3空間周波数帯域の輪郭成分の各々についての各補正情報を独立に設定する設定処理と、前記設定処理によって設定された各補正情報に基づいて、画像データを補正する補正処理と、をプロセッサに実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、画像の輪郭強調例を示すグラフである。
図2は、画像の各輪郭強調の設定情報の一例を示す説明図である。
図3は、画像の輪郭強調設定の設定画面例を示す説明図である。
図4は、表示倍率ごとのクイック輪郭強調例1を示す説明図である。
図5は、表示倍率ごとのクイック輪郭強調例2を示す説明図である。
図6は、表示倍率ごとのクイック輪郭強調例3を示す説明図である。
図7は、撮像装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図8は、実施例1にかかる撮像装置の機能的構成例を示すブロック図である。
図9は、実施例1にかかる輪郭強調処理手順例を示すフローチャートである。
図10は、実施例2にかかる輪郭強調処理手順例を示すフローチャートである。
図11は、撮像装置と送信先とが通信可能に接続された通信システムの一例を示す説明図である。
図12は、設定情報を示す説明図である。
図13は、実施例3にかかる撮像装置の機能的構成例を示すブロック図である。
図14は、送信先選択画面の一例を示す説明図である。
図15は、実施例3にかかる輪郭強調処理手順例1を示すフローチャートである。
図16は、実施例3にかかる輪郭強調処理手順例2を示すフローチャートである。
図17は、実施例4にかかる撮像装置の機能的構成例を示すブロック図である。
図18は、実施例4にかかる情報処理手順例1を示すフローチャートである。
図19は、実施例4にかかる情報処理手順例2を示すフローチャートである。
図20は、分割領域の輪郭強調例を示す説明図である。
図21は、実施例5にかかる撮像装置の機能的構成例を示すブロック図である。
図22は、実施例5にかかる輪郭強調処理手順例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
<画像の輪郭強調例>
図1は、画像の輪郭強調例を示すグラフである。グラフ101~104は、画像の輪郭成分の強調度と空間周波数との関係を示す。グラフ101~104の縦軸111が輪郭成分の強調度を示し、横軸112が空間周波数を示す。第1グラフ101は、空間周波数の高周波数帯域における輪郭成分を強調(第1輪郭強調)するためのグラフである。第1輪郭強調は、いわゆる一般的な輪郭強調処理であり、50%以上、特に100%程度の表示倍率などで好適な解像感が得られる。なお、輪郭強調とは、輪郭成分を強調する処理のほか、輪郭成分を弱める処理も含む。
【0010】
第2グラフ102は、空間周波数の中周波数帯域における輪郭成分を強調(第2輪郭強調)するためのグラフである。第2輪郭強調は、特に25~50%程度の表示倍率などで好適な解像感が得られる。第3グラフ103は、空間周波数の低周波数帯域における輪郭成分を強調(第3輪郭強調)するためのグラフである。第3輪郭強調は、いわゆる一般的な明瞭度調整処理であり、特に25%以下の表示倍率などで好適な解像感が得られる。第4グラフ104は、空間周波数の低周波数帯域~高周波数帯域における輪郭成分、すなわち、画像のコントラストを調整するためのグラフである。
(【0011】以降は省略されています)
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