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公開番号
2025071356
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025029922,2021064238
出願日
2025-02-27,2021-04-05
発明の名称
撮像装置、及び、情報処理方法
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/63 20230101AFI20250424BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮影に関して好適な処理を行うことが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、撮像部と、撮像範囲の第1位置までの第1距離と、撮像範囲の第2位置までの第2距離とを検出する距離検出部と、第1位置と第2位置との第3距離、撮像部の撮像面における第1位置と第2位置との第4距離、及び、第1位置と第2位置とを結ぶ線の撮像面と平行な面に対する第1角度を算出する算出部と、光学系の画角に関する第1情報と、仮想被写体の大きさに関する第2情報と、仮想被写体を配置する位置までの距離に関する第3情報とを取得する取得部と、仮想被写体が撮像部により撮像された場合の像のサイズを示す第4情報を生成するとともに、第1角度に基づいて仮想被写体の回転角を示す情報を生成する第1の生成部と、第4情報の画像を、仮想被写体の回転角を示す角度だけ回転させて表示するための画像データを生成する第2の生成部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光学系により形成される像を撮像する撮像部と、
仮想被写体の近傍の位置までの距離であって、前記撮像部の撮像範囲のうちの第1位置までの第1距離と、前記撮像範囲のうちの第2位置までの第2距離とを検出する距離検出部と、
前記第1距離と前記第2距離とから前記第1位置と前記第2位置との第3距離、前記撮像部の撮像面における前記第1位置と前記第2位置との第4距離、及び、前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ線の前記撮像面と平行な面に対する第1角度を算出する算出部と、
前記光学系の画角に関する第1情報と、前記仮想被写体の大きさに関する第2情報と、前記仮想被写体を配置する位置までの距離に関する第3情報とを取得する取得部と、
前記第1情報と前記第2情報と前記第3情報とに基づいて、前記仮想被写体が前記撮像部により撮像された場合の像のサイズを示す第4情報を生成するとともに、前記第1角度に基づいて前記仮想被写体の回転角を示す情報を生成する第1の生成部と、
前記第4情報の画像を、前記仮想被写体の前記回転角を示す角度だけ回転させて表示するための画像データを生成する第2の生成部と、
を備える撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の撮像装置において、
画像を表示する表示部を有し、
前記表示部は、前記第4情報に基づいて前記仮想被写体の画像を表示する撮像装置。
【請求項3】
請求項2に記載の撮像装置において、
前記表示部は、前記撮像部から出力される信号に基づく画像と、前記第4情報に基づく前記仮想被写体の画像とを重畳して表示する撮像装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の撮像装置において、
前記表示部は、前記仮想被写体の画像として、アバターの画像又は前記アバターの領域の大きさに対応するオブジェクトを表示する撮像装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記第1の生成部及び前記第2の生成部を有する生成部を備え、
前記取得部は、前記光学系の絞りの絞り値に関する第5情報を取得し、
前記生成部は、前記第5情報と前記光学系の合焦情報に基づいて前記仮想被写体の画像に適用するボケ量を算出する、撮像装置。
【請求項6】
光学系により形成される像を撮像部により撮像することと、
仮想被写体の近傍の位置までの距離であって、前記撮像部の撮像範囲のうちの第1位置までの第1距離と、前記撮像範囲のうちの第2位置までの第2距離とを検出することと、
前記第1距離と前記第2距離とから前記第1位置と前記第2位置との第3距離、前記撮像部の撮像面における前記第1位置と前記第2位置との第4距離、及び、前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ線の前記撮像面と平行な面に対する第1角度を算出する算出部と、
前記光学系の画角に関する第1情報と、前記仮想被写体の大きさに関する第2情報と、前記仮想被写体を配置する位置までの距離に関する第3情報とを取得することと、
前記第1情報と前記第2情報と前記第3情報とに基づいて、前記仮想被写体が撮像された場合の像のサイズを示す第4情報を生成するとともに、前記第1角度に基づいて前記仮想被写体の回転角を示す情報を生成することと、
前記第4情報の画像を、前記仮想被写体の前記回転角を示す角度だけ回転させて表示するための画像データを生成することと、
を含む情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、及び、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
実被写体を撮影した撮影画像内から切り抜いた仮被写体像をライブビュー画面内に配置して合成表示するカメラが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-57247号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の態様によると、撮像装置は、光学系により形成される像を撮像する撮像部と、仮想被写体の近傍の位置までの距離であって、前記撮像部の撮像範囲のうちの第1位置までの第1距離と、前記撮像範囲のうちの第2位置までの第2距離とを検出する距離検出部と、前記第1距離と前記第2距離とから前記第1位置と前記第2位置との第3距離、前記撮像部の撮像面における前記第1位置と前記第2位置との第4距離、及び、前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ線の前記撮像面と平行な面に対する第1角度を算出する算出部と、前記光学系の画角に関する第1情報と、前記仮想被写体の大きさに関する第2情報と、前記仮想被写体を配置する位置までの距離に関する第3情報とを取得する取得部と、前記第1情報と前記第2情報と前記第3情報とに基づいて、前記仮想被写体が前記撮像部により撮像された場合の像のサイズを示す第4情報を生成するとともに、前記第1角度に基づいて前記仮想被写体の回転角を示す情報を生成する第1の生成部と、前記第4情報の画像を、前記仮想被写体の前記回転角を示す角度だけ回転させて表示するための画像データを生成する第2の生成部と、を備える。
第2の態様によると、情報処理方法は、光学系により形成される像を撮像部により撮像することと、仮想被写体の近傍の位置までの距離であって、前記撮像部の撮像範囲のうちの第1位置までの第1距離と、前記撮像範囲のうちの第2位置までの第2距離とを検出することと、前記第1距離と前記第2距離とから前記第1位置と前記第2位置との第3距離、前記撮像部の撮像面における前記第1位置と前記第2位置との第4距離、及び、前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ線の前記撮像面と平行な面に対する第1角度を算出する算出部と、前記光学系の画角に関する第1情報と、前記仮想被写体の大きさに関する第2情報と、前記仮想被写体を配置する位置までの距離に関する第3情報とを取得することと、前記第1情報と前記第2情報と前記第3情報とに基づいて、前記仮想被写体が撮像された場合の像のサイズを示す第4情報を生成するとともに、前記第1角度に基づいて前記仮想被写体の回転角を示す情報を生成することと、前記第4情報の画像を、前記仮想被写体の前記回転角を示す角度だけ回転させて表示するための画像データを生成することと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0005】
実施の形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。
実施の形態に係る撮像装置の動作例を示すフローチャートである。
実施の形態に係る撮像装置による処理の一例を説明するための図である。
実施の形態に係る撮像装置による処理の別の例を説明するための図である。
変形例に係る撮像装置による処理の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラ1の構成例を示す図である。カメラ1は、カメラボディ2と、カメラボディ2に取り付け可能なアクセサリであるレンズ部3とを有する。レンズ部3は、交換レンズである。なお、カメラ1は、カメラボディ2とレンズ部3とが一体的に構成されたカメラであってもよい。
【0007】
レンズ部(交換レンズ)3は、不図示のマウント部により、カメラボディ2に着脱可能に装着される。カメラボディ2に交換レンズ3が装着されると、ボディ側接続部202に設けられた複数の端子とレンズ側接続部302に設けられた複数の端子とが、それぞれ電気的に接続される。これにより、カメラボディ2から交換レンズ3への電力供給、カメラボディ2及び交換レンズ3間の通信が可能となる。
【0008】
本実施の形態に係るカメラ1は、構図の決定に利用可能な仮想の被写体に関する情報(以下、仮想被写体情報と称する)を生成する。仮想被写体には、撮影予定(候補)の被写体のアバター、被写体の領域の大きさを表すオブジェクト、その他被写体の代わりとなり得るオブジェクトが用いられる。カメラ1では、カメラボディ2と交換レンズ3とが通信を行って、仮想被写体情報の生成が行われる。カメラ1は、仮想被写体情報に基づく仮想被写体の画像を、撮影して得られる画像に重ねて表示し得る。
【0009】
交換レンズ3は、光学系31と、レンズ制御部32と、レンズメモリ33とを備える。光学系31は、フォーカスレンズ(焦点調節レンズ)を含む複数のレンズと絞り(開口絞り)とを有する撮影光学系(結像光学系)31であり、カメラボディ2の撮像部21に被写体像を結像する。
【0010】
レンズ制御部32は、プロセッサ及びメモリを有し、プログラムに基づいて交換レンズ3の各部の制御を行う。レンズ制御部32は、CPU、FPGA、ASIC等のデバイス、及びROM、RAM等のメモリを有する。レンズ制御部32は、プログラムに基づいて情報処理を行う処理部(情報処理部)ともいえる。レンズ制御部32は、カメラボディ2のボディ制御部25からフォーカスレンズの移動方向及び移動量に関する信号が入力されると、その信号に基づいてフォーカスレンズを光軸Lの方向に進退移動させて撮影光学系31の焦点位置を調節する。また、レンズ制御部32は、ボディ制御部25から出力される信号に基づき、絞りの開口径を制御する。
(【0011】以降は省略されています)
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