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公開番号2025068126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025027281,2023074614
出願日2025-02-21,2013-10-09
発明の名称光学機器
出願人株式会社ニコン
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G02B 7/04 20210101AFI20250417BHJP(光学)
要約【課題】駆動力の大きい駆動機構を備える。
【解決手段】光学系の光軸と略平行な移動方向に移動して光学系の特性を変化させる移動レンズと、移動レンズを保持する移動レンズ保持枠と、移動レンズ保持枠に対して固定されたボイスコイルと、移動レンズの周方向に沿って互いに離れて3個以上配置され、移動方向と略平行にそれぞれが延在して、ボイスコイルが通電された場合に駆動力を生じさせる永久磁石とを備える。上記光学機器において、ボイスコイルは、光軸の回りを周回して移動レンズを包囲する電流路を有し、永久磁石に対して共通に作用する磁界を発生する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
光学系の光軸と略平行な移動方向に移動して前記光学系の特性を変化させる移動レンズと、
前記移動レンズを保持する移動レンズ保持枠と、
移動レンズ保持枠に対して固定されたボイスコイルと、
前記移動レンズの周方向に沿って互いに離れて3個以上配置され、前記移動方向と略平行にそれぞれが延在して、前記ボイスコイルが通電された場合に駆動力を生じさせる永久磁石と
を備える光学機器。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記ボイスコイルは、前記光軸の回りを周回して前記移動レンズを包囲する電流路を有し、前記永久磁石に対して共通に作用する磁界を発生する請求項1に記載の光学機器。
【請求項3】
前記電流路は、前記移動レンズの周方向について、前記永久磁石のひとつと隣り合う他の永久磁石との間で直線をなす請求項2に記載の光学機器。
【請求項4】
前記移動レンズの周方向について、前記永久磁石の相互の間隔の少なくともひとつが、他のひとつと異なる請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の光学機器。
【請求項5】
前記移動レンズの周方向について、前記永久磁石のいずれからも離れた位置に配され、前記移動レンズ保持枠の前記光軸方向の位置を検出する位置センサを更に備える請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の光学機器。
【請求項6】
前記移動レンズの周方向について、前記永久磁石のいずれからも離れた位置に、前記光軸と略平行な方向に延在し、前記移動レンズ保持枠と嵌合して、前記移動方向に前記移動レンズ保持枠を案内する主案内軸を更に備える請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の光学機器。
【請求項7】
前記移動レンズの周方向について、前記永久磁石のひとつと隣り合う他の永久磁石との間に形成される空間のうち前記主案内軸が配された空間と同じ空間に配され、前記移動レンズ保持枠の前記光軸方向の位置を検出する位置センサを更に備える請求項6に記載の光学機器。
【請求項8】
前記移動レンズの周方向について、前記永久磁石のひとつと隣り合う他の永久磁石との間に形成される空間のうち前記主案内軸が配された空間とは別の空間に配され、前記光軸と略平行な方向に延在して前記移動レンズ保持枠と係合し、前記移動レンズ保持枠の前記案内軸に対する回転を規制する副案内軸を更に備える請求項6または請求項7に記載の光学機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ボイスコイルモータにより直進駆動する光学部材を備えた光学機器がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2006-146133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
鏡筒の寸法を拡大することなく、ボイスコイルモータの駆動力を大きくすることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一態様によると、光学系の光軸と略平行な移動方向に移動して光学系の特性を変化させる移動レンズと、移動レンズを保持する移動レンズ保持枠と、移動レンズ保持枠に対して固定されたボイスコイルと、移動レンズの周方向に沿って互いに離れて3個以上配置され、移動方向と略平行にそれぞれが延在して、ボイスコイルが通電された場合に駆動力を生じさせる永久磁石とを備える光学機器が提供される。
【0005】
なお、上記の発明の概要は、この発明の特徴の全てを列挙したものではない。これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
レンズユニット100の模式的断面図である。
移動筒200の斜視図である。
移動筒200の部分切欠き断面図である。
移動筒200の断面図である。
ボイスコイルモータ300の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、下記の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
図1は、光学機器の一例であるレンズユニット100の模式的断面図である。レンズユニット100は、鏡筒150に収容された複数のレンズ群により形成された光学系を備える。なお、以降の説明においては、図中左側を前側、図中右側を後側と記載する。また、図中の一点鎖線は、光学系の光軸Xを示す。
【0009】
レンズユニット100の光学系は、図中左側の前側端から順に、光軸Xに沿って配置された第一レンズ群110、第二レンズ群120、第三レンズ群130および第四レンズ群140を備える。また、レンズユニット100の光学系は、絞りユニット160および振動補正ユニット400も備える。
【0010】
第一レンズ群110は、保持枠112に保持される。第二レンズ群120は、保持枠122に保持される。これら第一レンズ群110および第二レンズ群120は、鏡筒150の一部をなす先筒158の先端近傍に配されて、先筒158と共に鏡筒150に対して光軸X方向に移動する。
(【0011】以降は省略されています)

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