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公開番号2025075313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186377
出願日2023-10-31
発明の名称光導波路装置
出願人新光電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 6/122 20060101AFI20250508BHJP(光学)
要約【課題】複数のコア層が3次元的に配置された光導波路を有する光導波路装置を提供する。
【解決手段】本光導波路装置は、基板と、前記基板の上面に積層された光導波路と、を有し、前記光導波路は、第1コア層と、前記第1コア層と離隔し、平面視で前記第1コア層と交差する第2コア層と、前記第1コア層及び第2コア層を被覆するクラッド層と、を備え、前記第1コア層は、前記上面から第1高さに位置する部分と、前記上面から前記第1高さより低い第2高さに位置する部分と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の上面に積層された光導波路と、を有し、
前記光導波路は、
第1コア層と、
前記第1コア層と離隔し、平面視で前記第1コア層と交差する第2コア層と、
前記第1コア層及び第2コア層を被覆するクラッド層と、を備え、
前記第1コア層は、
前記上面から第1高さに位置する部分と、前記上面から前記第1高さより低い第2高さに位置する部分と、を含む、光導波路装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記第2コア層は、前記上面から前記第1高さにおいて前記上面と平行に伸びる、請求項1に記載の光導波路装置。
【請求項3】
前記第1高さと前記第2高さとの差は、50μm以上である、請求項1に記載の光導波路装置。
【請求項4】
前記第1コア層は、
前記上面から前記第1高さにおいて前記上面と平行に伸び、互いに離隔する第1部分及び第2部分と、
前記上面から前記第2高さにおいて前記上面と平行に伸びる第3部分と、
前記第1部分と前記第3部分とを接続し、前記上面と非平行に伸びる第4部分と、
前記第2部分と前記第3部分とを接続し、前記上面と非平行に伸びる第5部分と、を含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光導波路装置。
光導波路装置。
【請求項5】
前記第2コア層は、平面視で前記第3部分と交差する、請求項4に記載の光導波路装置。
【請求項6】
前記第1部分と前記第4部分との接続部、前記第4部分と前記第3部分との接続部、前記第3部分と前記第5部分との接続部、及び前記第5部分と前記第2部分との接続部は、湾曲部である、請求項4に記載の光導波路装置。
【請求項7】
断面視で、各々の前記湾曲部の外側の曲率半径は、5mm以上である、請求項6に記載の光導波路装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光導波路装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
各種のコンピュータやデータ通信などの装置が設置されたデータセンター等において、光導波路を有する光導波路装置を用いて光信号の送受信が行われている。光導波路は、例えば、基板と、基板の上に形成された第1クラッド層と、第1クラッド層の上に形成されたコア層と、第1クラッド層及びコア層の上に形成された第2クラッド層とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6909637号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような光導波路装置において、光導波路に複数のコア層を3次元的に配置することは困難であった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数のコア層が3次元的に配置された光導波路を有する光導波路装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本光導波路装置は、基板と、前記基板の上面に積層された光導波路と、を有し、前記光導波路は、第1コア層と、前記第1コア層と離隔し、平面視で前記第1コア層と交差する第2コア層と、前記第1コア層及び第2コア層を被覆するクラッド層と、を備え、前記第1コア層は、前記上面から第1高さに位置する部分と、前記上面から前記第1高さより低い第2高さに位置する部分と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、複数のコア層が3次元的に配置された光導波路を有する光導波路装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る光導波路装置を例示する平面図である。
第1実施形態に係る光導波路装置を例示する断面図である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造工程を例示する図(その1)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造工程を例示する図(その2)である。
第2実施形態に係る光導波路装置を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0010】
〈第1実施形態〉
[光導波路装置]
図1は、第1実施形態に係る光導波路装置を例示する平面図である。図2は、第1実施形態に係る光導波路装置を例示する断面図である。図2(a)は、図1のA-A線に沿う断面の全体を示す図、図2(b)は図2(a)の第1コア層21Aのみを示す図、図2(c)は図2(a)のC部の拡大図である。
(【0011】以降は省略されています)

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