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公開番号
2025091853
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207367
出願日
2023-12-08
発明の名称
ズームレンズおよび撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
15/20 20060101AFI20250612BHJP(光学)
要約
【課題】広画角、高ズーム比および高い光学性能を有するズームレンズを提供する。
【解決手段】ズームレンズは、ズーミングに際して移動しない正の第1レンズ群と、ズーミングに際して移動する少なくとも3つのレンズ群を含む中間群と、ズーミングに際して移動しない正の最終レンズ群とを有する。中間群は、少なくとも1つの負のレンズ群を含み、該少なくとも1つの負のレンズ群のうち最も物体側の負の屈折力のレンズ群は少なくとも1つの負レンズを含む。該少なくとも1つの負レンズのうち最も物体側の負レンズの屈折率nn、該最も物体側の負レンズのアッベ数νn、第1レンズ群の焦点距離f1、ズームレンズの広角端での焦点距離fwは、2.02≦nn≦2.30、20.0≦νn≦40.0および1.5≦f1/fw≦7.7を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、ズーミングに際して移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、それぞれズーミングに際して移動する少なくとも3つのレンズ群を含む中間群と、ズーミングに際して移動しない正の屈折力の最終レンズ群とを有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
前記中間群は、少なくとも1つの負の屈折力のレンズ群を含み、
前記少なくとも1つの負の屈折力のレンズ群のうち最も物体側の負の屈折力のレンズ群は、少なくとも1つの負レンズを含み、
該少なくとも1つの負レンズのうち最も物体側の負レンズのd線における屈折率をnn、該最も物体側の負レンズのd線を基準とするアッベ数をνn、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記ズームレンズの広角端での焦点距離をfwとするとき、
2.02≦nn≦2.30
20.0≦νn≦40.0
1.5≦f1/fw≦7.7
なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記最も物体側の負レンズの焦点距離をfn、前記最も物体側の負の屈折力のレンズ群の焦点距離をfVとするとき、
0.7≦fn/fV≦2.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
前記最も物体側の負レンズのg線とF線における部分分散比をθnとするとき、
0.63≦θn+0.00162×νn≦0.70
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記最も物体側の負レンズは、非球面レンズであることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記最も物体側の負の屈折力のレンズ群は、少なくとも4つのレンズを有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記少なくとも1つの負レンズは、d線を基準とするアッベ数をνとするとき、
60≦ν≦100
なる条件を満足する負レンズを含むことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記最も物体側の負の屈折力のレンズ群に含まれる少なくとも1つの正レンズのd線を基準とするアッベ数の平均値をνp
ave
、該少なくとも1つの正レンズのg線とF線における部分分散比の平均値をθp
ave
、前記少なくとも1つの負レンズのd線を基準とするアッベ数の平均値をνn
ave
、該少なくとも1つの負レンズのg線とF線における部分分散比の平均値をθn
ave
とするとき、
-0.0040≦(θp
ave
-θn
ave
)/(νp
ave
-νn
ave
)<0.0000
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
前記最も物体側の負の屈折力のレンズ群の焦点距離をfVとするとき、
-5.5≦fV/fw≦-0.3
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記第1レンズ群の一部がフォーカシングのために移動することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
請求項1に記載のズームレンズと、
該ズームレンズを通して被写体を撮像する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像に用いられるズームレンズに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
最も物体側に正の屈折力のレンズ群を配置したポジティブリード型ズームレンズとして、特許文献1、2には5つ以上のレンズ群により構成されたズームレンズが開示されている。特許文献1には、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群および正の屈折力の第5レンズ群を有し、ズーム比が23倍程度のズームレンズが開示されている。特許文献2には、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群および正の屈折力の第5レンズ群を有し、ズーム比が10倍程度のズームレンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-039945号公報
特開2021-032925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1、2に開示されたズームレンズでは、レンズ群ごとの屈折力配置や硝材配置が適切ではなく、広画角、高ズーム比および高い光学性能のすべてを満足することが難しい。
【0005】
本発明は、広画角、高ズーム比および全ズーム範囲にわたる高い光学性能を有するズームレンズを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、ズーミングに際して移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、それぞれズーミングに際して移動する少なくとも3つのレンズ群を含む中間群と、ズーミングに際して移動しない正の屈折力の最終レンズ群とを有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。中間群は、少なくとも1つの負の屈折力のレンズ群を含み、該少なくとも1つの負の屈折力のレンズ群のうち最も物体側の負の屈折力のレンズ群は、少なくとも1つの負レンズを含む。。該少なくとも1つの負レンズのうち最も物体側の負レンズのd線における屈折率をnn、該最も物体側の負レンズのd線を基準とするアッベ数をνn、第1レンズ群の焦点距離をf1、ズームレンズの広角端での焦点距離をfwとするとき、
2.02≦nn≦2.30
20.0≦νn≦40.0
1.5≦f1/fw≦7.7
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記ズームレンズを備えた撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、広画角、高ズーム比および全ズーム範囲にわたる高い光学性能を有するズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態での(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態での(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態での(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態での(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態での(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態かつ広角端での断面図。
実施例1のズームレンズの無限遠合焦状態での(A)広角端および(B)望遠端での収差図。
実施例1~6のズームレンズを備えた撮像装置を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。まず実施例1~6の具体的な説明に先立って、各実施例に共通する事項について説明する。
【0010】
ズームレンズにおいて、レンズ群は、広角端と望遠端との間での変倍(ズーミング)に際して一体で移動する1または複数のレンズのまとまりである。すなわち、ズーミングに際して隣り合うレンズ群間の間隔が変化する。レンズ群は、開口絞りを含んでもよい。また、広角端と望遠端はそれぞれ、ズーミングに際して移動するレンズ群が光軸上を機構上または制御上、移動可能な範囲の両端に位置したときの最大画角(最短焦点距離)と最小画角(最大焦点距離)のズーム状態を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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