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公開番号
2025077582
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189881
出願日
2023-11-07
発明の名称
ズームレンズ及び撮像装置
出願人
株式会社タムロン
代理人
主分類
G02B
15/20 20060101AFI20250512BHJP(光学)
要約
【課題】小型かつ高性能なズームレンズ及び撮像装置を提供する。
【解決手段】物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を有する後群とで構成され、変倍時に隣り合うレンズ群の間隔が変化し、後群の最も像側に負の屈折力を有するレンズAを有し、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
1.83<Nd2<2.50・・・(1)
0.20<TLt/ft<0.96・・・(2)
1.16<βLt・・・(3)
但し、
Nd2:前記後群の最も物体側のレンズのd線における屈折率
TLt:当該ズームレンズの望遠端における最も物体側面から像面までの距離
ft:当該ズームレンズの望遠端における焦点距離
βLt:前記後群の最も像側のレンズ群の望遠端における横倍率
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を有する後群とで構成され、変倍時に隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記後群の最も像側に負の屈折力を有するレンズAを有し、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
1.83 < Nd2 < 2.50 ・・・(1)
0.20 < TLt/ft < 0.96 ・・・(2)
1.16 < βLt ・・・(3)
但し、
Nd2:前記後群の最も物体側のレンズのd線における屈折率
TLt:当該ズームレンズの望遠端における最も物体側面から像面までの距離
ft:当該ズームレンズの望遠端における焦点距離
βLt:前記後群の最も像側のレンズ群の望遠端における横倍率
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を有する後群とで構成され、変倍時に隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記後群の最も像側に負の屈折力を有するレンズAを有し、前記後群は合焦時に光軸方向に移動するフォーカス群を有し、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
1.83 < Nd2 < 2.50 ・・・(1)
0.20 < TLt/ft < 0.96 ・・・(2)
7.1 < |(1-βFt
2
)×βrt
2
| < 20.0 ・・・(14)
但し、
Nd2:前記後群の最も物体側のレンズのd線における屈折率
TLt:当該ズームレンズの望遠端における最も物体側面から像面までの距離
ft:当該ズームレンズの望遠端における焦点距離
βFt:前記フォーカス群の望遠端における横倍率
βrt:前記フォーカス群より像側の全てのレンズ群の望遠端における合成横倍率
【請求項3】
物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を有する後群で構成され、変倍時に隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記後群中の最も物体側の負の屈折力を有するレンズ群Nを含む群をFR群とし、前記レンズ群Nより像側かつ最も物体側の正の屈折力を有するレンズ群Pから最も像側のレンズ群をRR群とし、前記後群が前記FR群と前記RR群で構成され、前記後群の最も像側に負の屈折力を有するレンズAを有し、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
1.83 < Nd2 < 2.50 ・・・(1)
0.20 < TLt/ft < 0.96 ・・・(2)
2.70 < βCt ・・・(4)
但し、
Nd2:前記後群の最も物体側のレンズのd線における屈折率
TLt:当該ズームレンズの望遠端における最も物体側面から像面までの距離
ft:当該ズームレンズの望遠端における焦点距離
βCt:前記RR群の中で最も物体側の負レンズ群から最も像側のレンズ群の望遠端における合成横倍率
【請求項4】
前記後群中の最も物体側の負の屈折力を有するレンズ群Nを含むFR群と、前記レンズ群Nより像側かつ最も物体側の正の屈折力を有するレンズ群Pから最も像側のレンズ群をRR群とし、前記後群が前記FR群と前記RR群で構成されることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記後群中の最も物体側の負の屈折力を有するレンズ群Nを含むFR群と、前記レンズ群Nより像側かつ最も物体側の正の屈折力を有するレンズ群Pから最も像側のレンズ群をRR群とし、前記後群が前記FR群と前記RR群で構成されることを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記FR群が全体で負の屈折力を有し、前記RR群が全体で正の屈折力を有することを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項7】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
1.73 < NdA < 2.50 ・・・(5)
但し、
NdA:前記レンズAのd線における屈折率
【請求項8】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
(CrAf+CrAr)/(CrAf-CrAr)< 0.30 ・・・(6)
但し、
CrAf:前記レンズAの物体側面の曲率半径
CrAr:前記レンズAの像側面の曲率半径
【請求項9】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
0.02 < BFw/fw < 0.98 ・・・(7)
但し、
BFw:当該ズームレンズの広角端における最も像側面から像面までの距離
fw:当該ズームレンズの広角端における焦点距離
【請求項10】
前記後群の最も像側のレンズ群が、4枚以下のレンズ枚数で構成することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本件発明は、ズームレンズ及び撮像装置に関し、特に、固体撮像素子等を用いた小型で高性能な撮像装置に好適なズームレンズ及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の固体撮像素子を用いた撮影装置が普及している。これらの撮像装置に用いられる固体撮像素子の高画素化に伴い、光学系には小型軽量を維持しつつ、高い解像性能が求められるようになってきている。
【0003】
これらの要求を満足するために、例えば、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、第5レンズ群を備え、諸収差を抑えた小型のズームレンズが提案されている(「特許文献1」参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-126850
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ズームレンズの小型化には、物体側に正の屈折力、像側に負の屈折力を有する、テレフォト型のパワー配置を採用することが効果的である。しかしながら、そのパワー配置を強くすると、少ないレンズ枚数で諸収差を良好に補正することが困難となる。そのためズームレンズの小型化と高性能化の両立には、各レンズ群の屈折力やレンズ構成を最適化する必要がある。
【0006】
本件発明の課題は、小型かつ高性能なズームレンズ及び撮像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係るズームレンズは、物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を有する後群とで構成され、変倍時に隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記後群の最も像側に負の屈折力を有するレンズAを有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
1.83 < Nd2 < 2.50 ・・・(1)
0.20 < TLt/ft < 0.96 ・・・(2)
1.16 < βLt ・・・(3)
但し、
Nd2:前記後群の最も物体側のレンズのd線における屈折率
TLt:当該ズームレンズの望遠端における最も物体側面から像面までの距離
ft:当該ズームレンズの望遠端における焦点距離
βLt:前記後群の最も像側のレンズ群の望遠端における横倍率
【0008】
また、上記課題を解決するため、本発明に係るズームレンズは、物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を有する後群とで構成され、変倍時に隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記後群の最も像側に負の屈折力を有するレンズAを有し、後群中に合焦時に光軸方向に移動するフォーカス群を有し、以下の条件式を満足する。
1.83 < Nd2 < 2.50 ・・・(1)
0.20 < TLt/ft < 0.96 ・・・(2)
7.1 < |(1-βFt
2
)×βrt
2
| < 20.0 ・・・(14)
但し、
Nd2:前記後群の最も物体側のレンズのd線における屈折率
TLt:当該ズームレンズの望遠端における最も物体側面から像面までの距離
βFt:前記フォーカス群の望遠端における横倍率
βrt:前記フォーカス群より像側の全てのレンズ群の望遠端における合成横倍率
【0009】
また、上記課題を解決するため、本発明に係るズームレンズは、物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を有する後群で構成され、変倍時に隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記後群中の最も物体側の負の屈折力を有するレンズ群Nを含む群をFR群とし、前記レンズ群Nより像側かつ最も物体側の正の屈折力を有するレンズ群Pから最も像側のレンズ群をRR群とし、前記後群が前記FR群と前記RR群で構成され、前記後群の最も像側に負の屈折力を有するレンズAを有し、以下の条件式を満足する。
1.83 < Nd2 < 2.70 ・・・(1)
0.20 < TLt/ft < 0.96 ・・・(2)
2.70 < βCt ・・・(4)
但し、
Nd2:前記後群の最も物体側のレンズのd線における屈折率
TLt:当該ズームレンズの望遠端における最も物体側面から像面までの距離
ft:当該ズームレンズの望遠端における焦点距離
βCt:前記RR群の中で最も物体側の負レンズ群から最も像側のレンズ群の望遠端における合成横倍率
【0010】
また、上記課題を解決するため、本件発明に係る撮像装置は、上記記載の光学系と、当該光学系が形成する光学像を受光して電気的画像信号に変換する撮像素子とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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