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公開番号
2025070492
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180852
出願日
2023-10-20
発明の名称
レンズ鏡筒
出願人
株式会社シグマ
代理人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20250424BHJP(光学)
要約
【課題】フレアやゴースト耐性を保ちながらも撮影者の要望に沿って出現の切り替えも含むフレアやゴーストの出方を調整することが可能であるレンズ鏡筒を提供すること
【解決手段】複数のレンズと、入射光の光量を調整する絞りと、を有するレンズ鏡筒において、前記レンズ鏡筒内を合焦及び変倍動作とは独立して移動可能な光学部材と、前記光学部材を移動させる操作部材と、を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のレンズと、
入射光の光量を調整する絞りと、
を有するレンズ鏡筒において、
前記レンズ鏡筒内を合焦及び変倍動作とは独立して移動可能な光学部材と、
前記光学部材を移動させる操作部材と、
を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記操作部材を操作することによる前記光学部材の移動方向は、前記光軸に沿った方向であり、
前記光学部材が移動することで迷光の発生有無を切り換え可能とすることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】
前記操作部材を操作することによる前記光学部材が移動方向は、前記光軸と垂直な方向であり、
前記光学部材が移動することで迷光の発生有無を切り換え可能とすることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒
【請求項4】
前記光学部材は、遮光部材と光沢部材からなり、
物体側から順に前記絞りと前記遮光部材と前記光沢部材とを有し、
前記操作部の操作によって、前記遮光部材が光軸に沿って移動することで迷光の発生有無を切り換え可能とすることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒
【請求項5】
前記光学部材は、前記絞りの像面側に位置することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】
前記光学部材の可動範囲は、前記入射光と接しない状態から前記入射光の像高7割に入射する上光線に接する状態までであることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】
前記光学部材の光軸方向の幅dは以下の条件式満たすことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のレンズ鏡筒である。
(条件式) 0.1≦d≦4.0(mm)
【請求項8】
前記光学部材は、反射率2%以上であることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のレンズ鏡筒
【請求項9】
前記絞りと前記光学部材の間に前記複数のレンズの一部が配置されることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のレンズ鏡筒
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に着脱されるレンズ鏡筒に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
撮影の際、入射光がレンズ鏡筒内部で意図しない反射や散乱することで撮影画像にフレアやゴーストとして現れることが知られている。
【0003】
従来は、フレアやゴーストが撮影画像に現れることは好ましくないものされていたので、レンズ鏡筒の設計時には、レンズ鏡筒内部にてフレアやゴーストの発生原因となる反射や散乱といった迷光が生じないよう対策を行っていた。
【0004】
しかし、近年は撮像装置で動画も撮影するに際し、フレアやゴーストをクラシカルな映像表現の一つとして意図的に撮影の際に発生させたいという要望がある。
【0005】
特許文献1は、撮像レンズ先端部の遮光部材の位置を光軸方向に移動させ、光学的な収差であるフレアの発生状況を変化させることが可能な撮像レンズを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-114327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の撮像レンズは、フレアの発生状況を変化させることでソフトフォーカスレンズのような効果を得ることが可能である一方で、合焦面での解像感が損なわれるという課題を有する。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、フレアやゴースト耐性を保ちながらも撮影者の要望に沿って出現の切り替えも含めたフレアやゴーストの出方を調整することが可能であるレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための手段である第1の発明は、複数のレンズと、入射光の光量を調整する絞りと、を有するレンズ鏡筒において、前記レンズ鏡筒内を合焦及び変倍動作とは独立して移動可能な光学部材と、前記光学部材を移動させる操作部材と、を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、フレアやゴースト耐性を保ちながらも撮影者の要望に沿って出現の切り替えも含めたフレアやゴーストの出方を調整することが可能であるレンズ鏡筒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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