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公開番号
2025070892
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181496
出願日
2023-10-20
発明の名称
光コネクタプラグ
出願人
二幸電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
6/38 20060101AFI20250424BHJP(光学)
要約
【課題】光コネクタプラグの小型化を実現しつつ、安全性を担保することを目的とする。
【解決手段】少なくとも、光ファイバを保持するフェルール、前記フェルールを保持するプラグフレーム、前記プラグフレームを収容し、前記プラグフレームに対して摺動可能なアダプタ接続部材、及び、前記アダプタ接続部材が軸方向後方に摺動する際に前記アダプタ接続部材を収容するつまみ部材とを備える光コネクタプラグであって、前記アダプタ接続部材は、前記アダプタ接続部材の内周側に遮蔽板を備え、前記遮蔽板の一部は、前記アダプタ接続部材の摺動に応じて、前記フェルールの先端面を遮蔽する位置と、前記フェルールの先端面を遮蔽しない位置とに変位することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも、光ファイバを保持するフェルール、前記フェルールを保持するプラグフレーム、前記プラグフレームを収容し、前記プラグフレームに対して摺動可能なアダプタ接続部材、及び、前記アダプタ接続部材が軸方向後方に摺動する際に前記アダプタ接続部材を収容するつまみ部材とを備える光コネクタプラグであって、
前記アダプタ接続部材の内周側であって、前記プラグフレームの外周側に備えられ、遮蔽板保持部材によって保持される遮蔽板を備え、
前記遮蔽板の一部は、前記アダプタ接続部材及び前記遮蔽板保持部材の摺動に応じて、前記フェルールの先端面を遮蔽する位置と、前記フェルールの先端面を遮蔽しない位置とに変位することを特徴とし、前記遮蔽板保持部材は、前記アダプタ接続部材の内周面であって、前記プラグフレームの外周側に沿って、前記遮蔽板と対向するように第二の遮蔽板を備えることを特徴とする、光コネクタプラグ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記光コネクタプラグは、SC型光コネクタプラグであることを特徴とする、光コネクタプラグ。
【請求項3】
請求項1に記載の光コネクタプラグであって、
前記アダプタ接続部材の軸方向後方にねじりコイルばねまたはコイルばねのいずれかで構成される弾性部材を備え、前記アダプタ接続部材と前記弾性部材とが連動して摺動することを特徴とする、光コネクタプラグ。
【請求項4】
請求項1に記載の光コネクタプラグであって、前記遮蔽板の一部及び前記第二の遮蔽板の一部が、前記フェルールの先端面を遮蔽するよう位置するときに、前記遮蔽板の一部が、前記第二の遮蔽板の一部より、前記フェルールの先端面に近接することを特徴とする、光コネクタプラグ。
【請求項5】
請求項1に記載の光コネクタプラグであって、前記遮蔽板は板状の金属で構成されることを特徴とする、光コネクタプラグ。
【請求項6】
請求項1に記載の光コネクタプラグであって、前記遮蔽板保持部材は、前記アダプタ接続部材が軸方向後方に摺動することに伴い、軸方向後方に変位し、前記つまみ部材に設けられた結合凹部と嵌合することを特徴とする、光コネクタプラグ。
【請求項7】
請求項6に記載の光コネクタプラグであって、前記嵌合状態のときに、前記結合凹部を介して、前記遮蔽板保持部材の一部を視認することが可能である、光コネクタプラグ。
【請求項8】
請求項1に記載の光コネクタプラグであって、前記遮蔽板の一部が前記フェルールを遮蔽した状態において、前記アダプタ接続部材2の一部に設けられたスリットを介して、前記遮蔽状態を視認可能であることを特徴とする、光コネクタプラグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光ファイバ先端のフェルールから照射される光を遮蔽する遮蔽板を備えた光コネクタプラグに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
光ファイバの端部から照射される光信号は人体の目に影響を与える。このような影響を防ぐため、遮蔽板(「シャッター」ともいう)を、光ファイバを収納するフェルールの先端側に備えた光コネクタプラグが開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-188927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されるような光コネクタプラグの場合、ハウジング部材の内側に固定されたシャッター部材が光コネクタの軸方向に開閉することから、光コネクタプラグとして部品の小型化を実現することが難しくなる。
本開示は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の遮蔽板を備える光コネクタプラグであって、光ファイバから照射される光信号による人体への影響を軽減することで安全性を担保しつつ、かつ、小型化を実現可能な光コネクタプラグを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本開示の一態様では、少なくとも、光ファイバを保持するフェルール、前記フェルールを保持するプラグフレーム、前記プラグフレームを収容し、前記プラグフレームに対して摺動可能なアダプタ接続部材、及び、前記アダプタ接続部材が軸方向後方に摺動する際に前記アダプタ接続部材を収容するつまみ部材とを備える光コネクタプラグであって、前記アダプタ接続部材は、前記アダプタ接続部材の内周側に遮蔽板を備え、前記遮蔽板の一部は、前記アダプタ接続部材の摺動に応じて、前記フェルールの先端面を遮蔽する位置と、前記フェルールの先端面を遮蔽しない位置とに変位することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、遮蔽板を備える光コネクタプラグであって、光ファイバから照射される光信号による人体への影響を軽減することで安全性を担保しつつ、小型化を実現可能な光コネクタプラグを実現することができる。さらに、複数の遮蔽板を具備し、フェルールの先端面を二重に保護することで、フェルールから照射される光の遮断機能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る光コネクタプラグの外観図である。
本発明の実施形態に係る光コネクタプラグ及び光コネクタアダプタの外観図である。
本発明の実施形態に係る光コネクタプラグの上面図及び断面図の一例である。
本発明の実施形態に係る光コネクタプラグの上面図及び断面図の他の一例である。
本発明の実施形態に係る光コネクタプラグの上面図及び断面図のさらに他の一例である。
本発明の実施形態に係る光コネクタプラグの分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る光コネクタプラグの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る光コネクタプラグの外観図である。本実施形態の光コネクタプラグ1は、プッシュプル方式のSC型光コネクタプラグで、図1(a)に示すように、SC型光コネクタアダプタに結合できる形状を有している。光コネクタプラグ1は、ハウジングを構成する、後述するプラグフレームを収容するアダプタ接続部材2と、プラグフレームに対して(光ファイバの)軸方向(軸方向前方及び後方)に摺動可能なアダプタ接続部材2を収容可能なつまみ部材3とを備える。また、光コネクタプラグ1は、光ファイバーコード5を挿通するブーツ4に接続される。ここで、光ファイバーコード5は、樹脂層、クラッド層、光ファイバ心線の多層構造からなる。また、アダプタ接続部材2の先端部において、後述する遮蔽板10がフェルール6を遮蔽していることを確認するためのスリット25が設けられている。また、スリット20は、アダプタ接続部材2が、色付けされた(後述する)遮蔽板保持部材30を介してつまみ部材3と嵌合している状態を確認するために設けられている。
【0010】
また、本実施形態の光コネクタプラグは、図1(b)に示すように、上述のアダプタ接続部材2が、軸方向後方に摺動し、つまみ部材3に収容された状態において、(図示しない)光ファイバを収容するフェルール6の先端面が外部に露出し、フェルール6を収容するプラグフレーム17の先端部もまた外部に露出する。ここで、後述する遮蔽板保持部材30が、アダプタ接続部材2に押される形で、軸方向後方に摺動し、スリット(または結合凹部)20に対応する位置まで変位(し、嵌合する)することで、操作者は、遮蔽保持部材30(若しくは、後述する凸部31)に塗布された、若しくは、シール等によりマーキングされた色表示を、スリット20を通じて視認することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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