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公開番号
2025051932
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023160691
出願日
2023-09-25
発明の名称
射出成形機
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
45/03 20060101AFI20250328BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】フレキシブル保持具の意図しない変形を抑制する、技術を提供する。
【解決手段】射出成形機は、線状体を保持するフレキシブル保持具と、第1方向の回転によって前記フレキシブル保持具を巻き取り、前記第1方向とは反対方向である第2方向の回転によって前記フレキシブル保持具を巻き出す回転盤と、前記回転盤から離隔した前記フレキシブル保持具を前記回転盤に接近するように押し戻す第1ガイドと、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
線状体を保持するフレキシブル保持具と、
第1方向の回転によって前記フレキシブル保持具を巻き取り、前記第1方向とは反対方向である第2方向の回転によって前記フレキシブル保持具を巻き出す回転盤と、
前記回転盤から離隔した前記フレキシブル保持具を前記回転盤に接近するように押し戻す第1ガイドと、
を備える、射出成形機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
線状体を保持するフレキシブル保持具と、
第1方向の回転によって前記フレキシブル保持具を巻き取り、前記第1方向とは反対方向である第2方向の回転によって前記フレキシブル保持具を巻き出す回転盤と、
前記回転盤の前記第1方向の回転時に前記フレキシブル保持具に接触することなく、前記回転盤の前記第2方向の回転時に前記フレキシブル保持具に接触する第1ガイドと、
を備える、射出成形機。
【請求項3】
前記フレキシブル保持具に接触する第2ガイドを備え、
前記第1ガイドは、前記第2ガイドよりも、前記回転盤の近くに設けられる、請求項1又は2に記載の射出成形機。
【請求項4】
線状体を保持するフレキシブル保持具と、
第1方向に回転することで前記フレキシブル保持具を巻き取り、前記第1方向とは反対方向である第2方向に回転することで前記フレキシブル保持具を巻き出す回転盤と、
前記フレキシブル保持具に接触する第1ガイドと、
前記フレキシブル保持具に接触する第2ガイドと、
を備え、
前記第1ガイドは、前記第2ガイドよりも、前記回転盤の近くに設けられる、射出成形機。
【請求項5】
前記第1ガイドは、前記回転盤に沿って湾曲する湾曲部と、前記湾曲部の少なくとも一端に設けられるテーパー部と、を有し、
前記テーパー部は、前記湾曲部から離れるほど、前記回転盤から離れる、請求項1、2及び4のいずれか1項に記載の射出成形機。
【請求項6】
線状体を保持するフレキシブル保持具と、
第1方向に回転することで前記フレキシブル保持具を巻き取り、前記第1方向とは反対方向である第2方向に回転することで前記フレキシブル保持具を巻き出す回転盤と、
前記フレキシブル保持具に接触する第1ガイドと、
を備え、
前記第1ガイドは、前記回転盤に沿って湾曲する湾曲部と、前記湾曲部の少なくとも一端に設けられるテーパー部と、を有し、
前記テーパー部は、前記湾曲部から離れるほど、前記回転盤から離れる、射出成形機。
【請求項7】
前記フレキシブル保持具の外部から内部に向けて前記線状体を導く第3ガイドを備える、請求項1、2、4及び6のいずれか1項に記載の射出成形機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の射出成形機は、線状体を保持するフレキシブル保持具と、第1方向の回転によってフレキシブル保持具を巻き取り、第1方向とは反対方向である第2方向の回転によってフレキシブル保持具を巻き出す回転盤と、を備える。線状体は、例えば配線または配管である。フレキシブル保持具は、例えばケーブルベア(登録商標)である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-82402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転盤は、第2方向の回転によって、フレキシブル保持具を巻き出す。巻き出し時には、巻き取り時とは異なり、張力がフレキシブル保持具に作用しない。それゆえ、フレキシブル保持具500が弛むことがある。フレキシブル保持具の意図しない変形が大き過ぎると、線状体が折れ曲がるなどの不具合が生じ、線状体の破損につながる恐れがある。
【0005】
本発明の一態様は、フレキシブル保持具の意図しない変形を抑制する、技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る射出成形機は、線状体を保持するフレキシブル保持具と、第1方向の回転によって前記フレキシブル保持具を巻き取り、前記第1方向とは反対方向である第2方向の回転によって前記フレキシブル保持具を巻き出す回転盤と、前記回転盤から離隔した前記フレキシブル保持具を前記回転盤に接近するように押し戻す第1ガイドと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、フレキシブル保持具の意図しない変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。
図2は、一実施形態に係る射出成形機の型締時の状態を示す図である。
図3は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す水平断面図である。
図4は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型開完了時の金型装置の状態を示す水平断面図である。
図5は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す水平断面図である。
図6は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角の時であって型開完了時の金型装置の状態を示す水平断面図である。
図7は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す鉛直断面図である。
図8は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角である時のフレキシブル保持具の状態を示す図である。
図9は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角である時のフレキシブル保持具の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略することがある。
【0010】
図1は、一実施形態に係る射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。図2は、一実施形態に係る射出成形機の型締時の状態を示す図である。図3は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す水平断面図である。図4は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型開完了時の金型装置の状態を示す水平断面図である。図5は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す水平断面図である。図6は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角の時であって型開完了時の金型装置の状態を示す水平断面図である。図7は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す鉛直断面図である。尚、図1および図2は、図3のI-I線に沿った鉛直断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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