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公開番号
2025050510
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159345
出願日
2023-09-25
発明の名称
射出成形機
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
45/06 20060101AFI20250328BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】非成形位置に金型取付部を安定して停止することができる、技術を提供する。
【解決手段】射出成形機は、金型装置を構成する金型が取付けられる金型取付部と、前記金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われる第1成形位置と、前記金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われない非成形位置との間で、前記金型取付部を回転または移動させる駆動部と、前記非成形位置からの前記金型取付部の変位を制限する制限部と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
金型装置を構成する金型が取付けられる金型取付部と、
前記金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われる第1成形位置と、前記金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われない非成形位置との間で、前記金型取付部を回転または移動させる駆動部と、
前記非成形位置からの前記金型取付部の変位を制限する制限部と、
を備える、射出成形機。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記射出成形機のユーザの操作を受け付ける操作ボタンと、
前記操作ボタンが操作されたときに、前記第1成形位置から前記非成形位置に前記金型取付部を回転または移動させる第1制御と、前記非成形位置から前記第1成形位置に前記金型取付部を回転または移動させる第2制御との少なくとも1つを行なう、制御装置と、
を備える、請求項1に記載の射出成形機。
【請求項3】
前記駆動部は、前記第1成形位置とは別に前記金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われる第2成形位置と、前記非成形位置との間で、前記金型取付部を回転または移動させ、
前記制御装置は、前記操作ボタンが操作されたときに、前記第1成形位置または前記第2成形位置から前記非成形位置に前記金型取付部を回転または移動させる第1制御と、前記非成形位置から前記第1成形位置または前記第2成形位置に前記金型取付部を回転または移動させる第2制御との少なくとも1つを行なう、請求項2に記載の射出成形機。
【請求項4】
前記制御装置は、前記金型取付部が前記第1成形位置または前記第2成形位置にあるときに前記操作ボタンが操作されると、前記金型取付部の位置を記憶し、その後に前記操作ボタンが操作されたときに、前記金型取付部を予め記憶した位置に回転または移動させる制御を行なう、請求項3に記載の射出成形機。
【請求項5】
前記非成形位置は、前記非成形位置で行われる作業内容ごとに設定される、請求項1~4のいずれか1項に記載の射出成形機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
射出成形機は、金型装置を構成する金型が取付けられる金型取付部と、金型取付部を回転または移動させる駆動部と、を備えることがある。例えば、特許文献1に記載の射出成形機は、可動金型が取付けられる回転盤と、回転盤を回転させる回転機構と、を備える。回転盤の回転角が0°と180°であるときに、金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われ、射出装置が金型装置の内部に成形材料を充填し、金型装置が成形材料を成形する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-82402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われる、金型取付部の位置を成形位置と称する。また、金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われない、金型取付部の位置を非成形位置と称する。金型取付部が成形位置にあるときに所定の作業を行うと、作業性が悪いことがある。そこで、非成形位置に金型取付部を回転または移動させ、所定の作業を行うことがある。従来、非成形位置に金型取付部を安定して停止することができず、作業性が悪かった。
【0005】
本発明の一態様は、非成形位置に金型取付部を安定して停止することができる、技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る射出成形機は、金型装置を構成する金型が取付けられる金型取付部と、前記金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われる第1成形位置と、前記金型装置の型閉、昇圧、型締、脱圧および型開が行われない非成形位置との間で、前記金型取付部を回転または移動させる駆動部と、前記非成形位置からの前記金型取付部の変位を制限する制限部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、非成形位置に金型取付部を安定して停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。
図2は、一実施形態に係る射出成形機の型締時の状態を示す図である。
図3は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す水平断面図である。
図4は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型開完了時の金型装置の状態を示す水平断面図である。
図5は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す水平断面図である。
図6は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角の時であって型開完了時の金型装置の状態を示す水平断面図である。
図7は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す鉛直断面図である。
図8は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角である時の回転コネクタの位置を示す図である。
図9は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角である時の回転コネクタの位置を示す図である。
図10は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第3回転角である時の回転コネクタの位置を示す図である。
図11は、一実施形態に係る操作ボタンを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略することがある。
【0010】
図1は、一実施形態に係る射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。図2は、一実施形態に係る射出成形機の型締時の状態を示す図である。図3は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す水平断面図である。図4は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型開完了時の金型装置の状態を示す水平断面図である。図5は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す水平断面図である。図6は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第2回転角の時であって型開完了時の金型装置の状態を示す水平断面図である。図7は、一実施形態に係る回転盤の回転角が第1回転角の時であって型締時の金型装置の状態を示す鉛直断面図である。尚、図1および図2は、図3のI-I線に沿った鉛直断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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