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公開番号2025050353
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159100
出願日2023-09-22
発明の名称供試魚経口投与具、供試魚への経口投与方法、及び供試魚経口投与具の製造方法
出願人株式会社神鋼環境ソリューション
代理人個人
主分類A01K 61/80 20170101AFI20250327BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】シリンジに接続された剛性材料からなる針状部材の先端側に弾性材料からなるチューブ部材を連接させた供試魚経口投与具において、針状部材に対して強固且つ安定してチューブ部材を連接させ、それらの連接部分における被験物質の漏洩を抑制する技術を提供する。
【解決手段】チューブ部材20の基端部分21が、他の部分よりも厚肉で外周面が外方に張り出された張出基端部分21として形成されており、チューブ部材20の張出基端部分21に対して針状部材10の先端部分11が挿し込まれて、当該張出基端部分21により針状部材10の先端部分11が内嵌されている。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
被験物質を封入するシリンジと、
前記シリンジに接続された剛性材料からなる針状部材と、
前記針状部材の先端側に連接された弾性材料からなるチューブ部材と、を備え、
前記チューブ部材を供試魚の口腔内に挿入した挿管状態において前記シリンジに封入された被験物質を前記チューブ部材の先端から流出させて前記供試魚に直接経口投与するための供試魚経口投与具であって、
前記チューブ部材の基端部分が、他の部分よりも厚肉で外周面が外方に張り出された張出基端部分として形成されており、
前記チューブ部材の張出基端部分に対して前記針状部材の先端部分が挿し込まれて、当該張出基端部分により前記針状部材の先端部分が内嵌されている供試魚経口投与具。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記張出基端部分の外周先端側段部が、前記挿管状態において前記供試魚の口先付近に位置決めされる挿管深さ指標に設定されている請求項1に記載の供試魚経口投与具。
【請求項3】
上記請求項2に記載の供試魚経口投与具を使用して、前記チューブ部材を前記供試魚の口腔内に挿入した挿管状態において前記シリンジに封入された被験物質を前記チューブ部材の先端から流出させて前記供試魚に直接経口投与する供試魚への経口投与方法であって、
前記挿管状態において、前記張出基端部分の外周先端側段部を前記挿管深さ指標として前記供試魚の口先付近に位置決めする供試魚への経口投与方法。
【請求項4】
被験物質を封入するシリンジと、
前記シリンジに接続された剛性材料からなる針状部材と、
前記針状部材の先端側に連接された弾性材料からなるチューブ部材と、を備え、
前記チューブ部材を供試魚の口腔内に挿入した挿管状態において前記シリンジに封入された被験物質を前記チューブ部材の先端から流出させて前記供試魚に直接経口投与するための供試魚経口投与具の製造方法であって、
前記チューブ部材の基端部分を、他の部分よりも厚肉で外周面が外方に張り出された張出基端部分として形成し、
前記チューブ部材の張出基端部分に対して前記針状部材の先端部分を挿し込んで、当該張出基端部分により前記針状部材の先端部分を内嵌させる供試魚経口投与具の製造方法。
【請求項5】
円管状に形成されたチューブ部分と、前記チューブ部分の基端部を外囲する外囲部分とを、弾性材料により一体成型して、前記チューブ部材を製作する請求項4に記載の供試魚経口投与具の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シリンジに接続された剛性材料からなる針状部材の先端側に弾性材料からなるチューブ部材を連接させて、チューブ部材を供試魚の口腔内に挿入した挿管状態においてシリンジに封入された被験物質をチューブ部材の先端から流出させて供試魚に直接経口投与するための供試魚経口投与具に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ゼブラフィッシュが実験対象動物として非常に注目されている。ゼブラフィッシュは体長40mmほどの小型の魚である。ゼブラフィッシュのような小型の供試魚に対して被験物質を直接経口投与するために用いられる供試魚経口投与具としては一般的にシリンジが用いられている。このような供試魚経口投与具としては、被験物質を封入するシリンジと、シリンジに接続された剛性材料からなる針状部材と、針状部材の先端側に連接された弾性材料からなるチューブ部材と、を備えるものが知られている(例えば特許文献1を参照。)そして、チューブ部材を供試魚の口腔内に挿入した挿管状態において、チューブ部材の先端から流出させた被験物質を供試魚に直接経口投与することができる。尚、本願において、チューブ部材を供試魚の口腔内に挿入することを単に「挿管」と呼ぶ場合がある。
【0003】
そして、このような供試魚経口投与具の従来の製造方法では、チューブ部材の基端部分に対して針状部材の先端部分を挿し込んで、当該基端部分により針状部材の先端部分を内嵌させる形態で、針状部材の先端側にチューブ部材を連接させることができる。
更に、上記特許文献1記載の供試魚経口投与具では、チューブ部材の例えば基端部分の外周面に、挿管深さの指標となる印を、外方に張り出された状態で設けることができる。このような印となる張出部分をチューブ部材の基端部分の外周面に設ける場合には、チューブ部材とは別体の筒状又は環状部材を、針状部材の先端部分が内嵌されたチューブ部材の基端部分の外周面に嵌め込んで、上記張出部分として利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/210397号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1記載の供試魚経口投与具を製造するにあたり、上述したように、針状部材の先端部分が内嵌されたチューブ部材の基端部分の外周面に筒状又は環状部材を嵌め込んで挿管深さの指標となる張出部分として利用する場合には、筒状又は環状部材の嵌め込み作業によりチューブ部材が針状部材からずれてしまう場合がある。すると、針状部材に対するチューブ部材の嵌合が不十分となって、それらの連接部分に隙間が生じ、その隙間を介して被験物質が漏洩しやすくなるという問題がある。
また、挿管時における供試魚の口腔や食道の損傷を抑制するためにチューブ部材は比較的柔らかい素材で構成されているので、例えば、この供試魚経口投与具を使用した供試魚への経口投与方法において、チューブ部材が針状部材から脱落しやすくなるという問題もあった。
【0006】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、シリンジに接続された剛性材料からなる針状部材の先端側に弾性材料からなるチューブ部材を連接させた供試魚経口投与具において、針状部材に対して強固且つ安定してチューブ部材を連接させ、それらの連接部分における被験物質の漏洩を抑制する技術を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1特徴構成は、被験物質を封入するシリンジと、
前記シリンジに接続された剛性材料からなる針状部材と、
前記針状部材の先端側に連接された弾性材料からなるチューブ部材と、を備え、
前記チューブ部材を供試魚の口腔内に挿入した挿管状態において前記シリンジに封入された被験物質を前記チューブ部材の先端から流出させて前記供試魚に直接経口投与するための供試魚経口投与具であって、
前記チューブ部材の基端部分が、他の部分よりも厚肉で外周面が外方に張り出された張出基端部分として形成されており、
前記チューブ部材の張出基端部分に対して前記針状部材の先端部分が挿し込まれて、当該張出基端部分により前記針状部材の先端部分が内嵌されている点にある。
【0008】
本構成によれば、チューブ部材の基端部分が上記張出基端部分として当該チューブ部材に一体的に形成されており、その張出基端部分に対して針状部材の先端部分が挿し込まれている。よって、針状部材の先端部分が内嵌されたチューブ部材の基端部分の外周面にチューブ部材とは別体の筒状又は環状部材を嵌め込んで張出部分として利用する場合と比較して、針状部材の先端側に連接された弾性材料からなるチューブ部材の外周面に対する別部材の嵌め込み作業が省略されているので、針状部材に対するチューブ部材のずれを抑制しながら、チューブ部材と針状部材とを被験物質の漏洩の要因となる隙間を発生させることなく良好に連接させることができる。
更に、チューブ部材において張出基端部分が他の部分よりも肉厚とされているので、張出基端部分を拡径させながら挿し込まれた針状部材の先端部分を、張出基端部分の比較的強い弾性復元力により強固にチューブ部材に保持させることができる。
従って、本発明により、シリンジに接続された剛性材料からなる針状部材の先端側に弾性材料からなるチューブ部材を連接させた供試魚経口投与具において、針状部材の先端側に強固且つ安定してチューブ部材を連接させ、それらの連接部分における被験物質の漏洩を抑制する技術を提供することができる。
【0009】
本発明の第2特徴構成は、前記張出基端部分の外周先端側段部が、前記挿管状態において前記供試魚の口先付近に位置決めされる挿管深さ指標に設定されている点にある。
【0010】
本構成によれば、チューブ部材を供試魚の口腔内に挿入した挿管状態においてシリンジに封入された被験物質をチューブ部材の先端から流出させて供試魚に直接経口投与する供試魚への経口投与方法を行う利用者は、挿管深さ指標となる張出基端部分の外周先端側段部を視認しながら、それが供試魚の口先付近に位置決めされるように、供試魚の口腔内に対して針状部材の先端側に連接された弾性材料からなるチューブ部材を簡単且つ正確に挿管することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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