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公開番号2025047651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156269
出願日2023-09-21
発明の名称折り畳み式作業台
出願人アルインコ株式会社
代理人個人,個人
主分類B66F 9/12 20060101AFI20250326BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】折り畳んだ状態でフォークリフトにより持ち上げることができるように構成した折り畳み式作業台を提供する。
【解決手段】一対の柱脚(7)を横桟(8)で連結することにより構成された第1脚体(2A)と第2脚体(2B)を開脚姿勢としたとき天板を展開状態として支持すると共に、閉脚姿勢としたとき天板を折り畳み状態として保持するように構成された折り畳み式作業台において、閉脚姿勢とした作業台を貫通してフォークリフトの2本のフォークを挿通自在とする挿通路(12)を形成する通路装置(11)を設け、前記フォークを上昇させることにより作業台を持ち上げるように構成され、前記通路装置(11)は、第1脚(2A)体と第2脚体(2B)のそれぞれの横桟(8)に設けられており、一対の柱脚(7)(7)の間で前記フォークの両側縁に臨む案内壁(13)を形成している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
平面上で直交するX方向とY方向に関して、相互にX方向に離間させられた開脚姿勢と近接させられた閉脚姿勢の間で移動される第1脚体(2A)及び第2脚体(2B)と、両脚体に搭載される天板(3)を備えており、
第1脚体(2A)と第2脚体(2B)は、それぞれY方向に間隔をあけて配置された一対の柱脚(7)を横桟(8)で連結することにより構成され、開脚姿勢により天板を展開状態として支持すると共に、閉脚姿勢により天板を折り畳み状態として保持するように構成された折り畳み式作業台において、
第1脚体(2A)と第2脚体(2B)を閉脚姿勢とした作業台をX方向に貫通してフォークリフトの2本のフォークを挿通自在とする挿通路(12)を形成する通路装置(11)が設けられており、前記挿通路(12)に挿通したフォークを上昇させることにより作業台を持ち上げるように構成され、
前記通路装置(11)は、第1脚(2A)体と第2脚体(2B)のそれぞれの横桟(8)に設けられており、一対の柱脚(7)(7)の間で前記フォークのY方向の両側縁に臨む案内壁(13)を形成して成ることを特徴とする折り畳み式作業台。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記案内壁(13)は、フォークを挿通路(12)に挿通するとき、Y方向に関して、作業台の中央部にフォークの中央部を臨ませる位置決め手段を構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式作業台。
【請求項3】
第1脚体(2A)及び第2脚体(2B)のX方向に対面する側の反対側を外側としたとき、
前記挿通路(12)は、横桟(8)から外側に突出する筒口部(14)により構成されており、該筒口部の上壁によりフォークの上面に臨まされる支持壁(15)を形成し、該筒口部の側壁により前記案内壁(13)を形成して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の折り畳み式作業台。
【請求項4】
前記支持壁(15)は、横桟(8)の下面を被う保護壁(16)を延設して成ることを特徴とする請求項3に記載の折り畳み式作業台。
【請求項5】
前記通路装置(11)は、横桟(8)に取付けられる固定金具(17)と、該固定金具に固設される口部金具(18)により構成されており、
前記固定金具(17)は、横桟(8)の下面を被う保護壁(16)と、該保護壁から横桟(8)の外側(3x)に突設された庇部(17b)を備え、
前記口部金具(18)は、前記庇部(17b)に固設されると共に、下向きに延びる両側壁(18L,18R)により形成された案内壁(13)と、両側壁(18L,18R)の下端を連結する下壁(18a)を備えており、
前記固定金具(18)の庇部(17b)により前記支持壁(15)を構成すると共に、該支持壁(15)と前記口部金具(18)の側壁(18L,18R)及び下壁(18a)により、前記挿通路(12)を形成する筒口部(14)を構成して成ることを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式作業台。
【請求項6】
前記通路装置(11)は、上壁(19a)と両側壁(19L,19R)と下壁(19d)により前記挿通路(12)を形成する矩形の短筒金具(19)により構成され、筒軸方向をX方向として、横桟(8)の下面に取付け固定される基部(20)と、該基部から横桟(8)の外側に突出する延長部(21)を有し、
前記短筒金具(19)の基部(20)における上壁(19a)により前記保護壁(16)を構成すると共に、延長部(21)における上壁(19a)により支持壁(15)を構成し、
前記短筒金具(19)の側壁(19L.19R)により前記案内壁(13)を構成し、
前記延長部(21)により前記筒口部(14)を構成して成ることを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式作業台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、折り畳み式作業台に関し、特に、折り畳んだ状態でフォークリフトにより持ち上げることができるように構成した折り畳み式作業台に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、折り畳み式作業台は、平面上で直交するX方向とY方向に関して、相互にX方向に離間させられた開脚姿勢と近接させられた閉脚姿勢の間で移動される第1脚体及び第2脚体と、両脚体に搭載される天板を備えたものが公知である。
【0003】
このような形式の作業台は、第1脚体及び第2脚体を開脚姿勢としたとき、天板が展開状態で支持される。これにより、作業者は、天板の上に搭乗し、高所作業を行うことができる。
【0004】
その一方において、第1脚体及び第2脚体を閉脚姿勢としたとき、天板が折り畳み状態として保持される。これにより、作業台の全体がコンパクトに折り畳まれるので、運搬や保管が容易となる。
【0005】
天板の折り畳み方式に関して、第1脚体及び第2脚体を開脚姿勢から閉脚姿勢に向けて移動したとき、両脚体に枢結された天板をリンクアームにより連動させることにより自動的に折り畳む連動方式や、両脚体に枢結された天板を作業者が手作業で折り畳む手動方式がある。
【0006】
更に、連動方式は、天板の折り畳みの形式に関して、第1脚体と第2脚体の間において、天板の中央を山折れ方向に屈折させる山折り形式(特許文献1)や、天板の中央を谷折れ方向に屈折させる谷折り形式(特許文献2)や、谷折れ形式において天板の両端部を山折れ方向に屈折させる複合形式(特許文献3)が提案されている。
【0007】
因みに、手動方式は、天板を第1脚体と第2脚体に対応して分割し、分割された天板をそれぞれ第1脚体と第2脚体の外側に向けて回動させることに折り畳むもの(特許文献4)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2018-154977号公報
特開2004-190354号公報
特開2009-518563号公報
特開2015-105544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、折り畳み式作業台は、上述のようにコンパクトに折り畳むことにより、運搬や保管に便利としているが、例えば、運搬のためにトラックの荷台に積み込む際、作業者に重労働を強いることになる。反対に、荷台から積み下ろすときも同様である。このような積み込み又は積み下ろしは、特に作業台が大型となればなるほど大重量となるため、作業が過酷になるという問題がある。
【0010】
そこで、折り畳み状態とされた作業台の積み込み又は積み下ろしをフォークリフトで行うことができるように構成すれば、前記問題を解決することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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