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公開番号2025047293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023155712
出願日2023-09-21
発明の名称サドルベース及び配管保持部材
出願人株式会社オンダ製作所
代理人
主分類F16L 3/10 20060101AFI20250326BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】配管の軸線方向と直交する方向における配管保持部材の大型化を抑制しつつ、大径の配管の保持を可能とするサドルベース及び配管保持部材を提供する。
【解決手段】ブラケット10は、天井91と壁92とが交わる入ズミ93に取り付けられ、並行する三本の配管95~97を保持する。ブラケット10は、サドルベース20及び第1、第2サドル60,70を備える。サドルベース20は、第1サドル取付部24を有する第1ベース部21と、第2サドル取付部38を有する第2ベース22と、連結部23とを有する。第1配管95を保持する第1サドル60が第1サドル取付部24に取り付けられる。第2配管96を保持する第2サドル70が第2サドル取付部38に取り付けられる。第1ベース部21と第2ベース部22とは配管95~97の軸線方向Lへと相互にずれるように配置されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1施工面と第2施工面とが交わる入ズミに取り付けられ、並行する複数の配管を保持するために複数のサドルが取り付けられるサドルベースであって、
前記第1施工面に沿って延在するとともに、前記第1施工面とは反対側に、第1サドル取付部を有する第1ベース部と、
前記第2施工面に沿って延在するとともに、前記第2施工面とは反対側に、第2サドル取付部を有する第2ベース部とを備え、
前記第1ベース部と前記第2ベース部とは前記配管の軸線方向へと相互にずれるように配置されているサドルベース。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記第1ベース部と前記第2ベース部とを連結する連結部を備え、
前記第1ベース部と前記第2ベース部と前記連結部とは、前記配管の軸線方向へと相互にずれるようにして配置されており、前記連結部には、第3配管を保持するための結束バンドが挿通可能な結束バンド通路が形成されている請求項1に記載のサドルベース。
【請求項3】
前記結束バンド通路において、結束バンドが挿通可能な二つの挿通口の間に中間孔が形成されている請求項2に記載のサドルベース。
【請求項4】
第1施工面と第2施工面とが交わる入ズミに取り付けられ、並行する複数の配管を保持するための配管保持部材であって、
前記第1施工面に配置され、第1配管を保持するための第1サドル部と、
前記第2施工面に配置され、第2配管を保持するための第2サドル部とを備え、
前記第1サドル部と前記第2サドル部とは前記配管の軸線方向へと相互にずれるように配置されている配管保持部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配管を保持するために使用されるサドルベース及び配管保持部材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
天井と壁とが交わる部分(入ズミ)に並行して延びる複数の配管を保持するためのブラケット(配管保持部材)が存在する(例えば、特許文献1)。特許文献1のブラケットのサドルベースには、天井に固定された固定プレート及び壁に固定された固定プレートが設けられている。それら二つの固定プレートの各々に、配管を保持するためのサドルが取り付けられ、それらサドルにより、複数の配管を保持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-172820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
天井と壁とが交わる入ズミに、より大径の配管を設置する場合がある。そして、大径の配管を保持するためには、サドルも大型のものが必要となる。ここで、特許文献1のブラケットのサドルベースにおいて、入ズミから部屋の内側に向かう方向にブラケットが大型化しないように、すなわち、配管の軸線方向と直交する方向においてブラケットが大型化しないようにしつつ、サドルを大型化しようとしても、天井側に取り付けられたサドルと、壁側に取り付けられたサドルとが干渉してしまうため、大径の配管を保持する構成にすることができなかった。
【0005】
本発明の目的は、配管の軸線方向と直交する方向における配管保持部材の大型化を抑制しつつ、大径の配管の保持を可能とするサドルベース及び配管保持部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために請求項1の発明のサドルベースは、第1施工面と第2施工面とが交わる入ズミに取り付けられ、並行する複数の配管を保持するために複数のサドルが取り付けられるサドルベースであって、前記第1施工面に沿って延在するとともに、前記第1施工面とは反対側に、第1サドル取付部を有する第1ベース部と、前記第2施工面に沿って延在するとともに、前記第2施工面とは反対側に、第2サドル取付部を有する第2ベース部とを備え、前記第1ベース部と前記第2ベース部とは前記配管の軸線方向へと相互にずれるように配置されている。
【0007】
請求項2の発明は請求項1において、前記第1ベース部と前記第2ベース部とを連結する連結部を備え、前記第1ベース部と前記第2ベース部と前記連結部とは、前記配管の軸線方向へと相互にずれるようにして配置されており、前記連結部には、第3配管を保持するための結束バンドが挿通可能な結束バンド通路が形成されている。
【0008】
請求項3の発明は請求項2において、前記結束バンド通路において、結束バンドが挿通可能な二つの挿通口の間に中間孔が形成されている。
【0009】
請求項4の発明の配管保持部材は、第1施工面と第2施工面とが交わる入ズミに取り付けられ、並行する複数の配管を保持するための配管保持部材であって、前記第1施工面に配置され、第1配管を保持するための第1サドル部と、前記第2施工面に配置され、第2配管を保持するための第2サドル部とを備え、前記第1サドル部と前記第2サドル部とは前記配管の軸線方向へと相互にずれるように配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
配管カバーの内部を示す斜視図。
配管カバーの内部を示す断面図。
サドルベースを示す斜視図。
サドルの取り付け方法を示す説明図。
結束バンドによる別の配管保持方法を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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