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公開番号2025044071
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151766
出願日2023-09-19
発明の名称無段変速機
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類F16H 57/04 20100101AFI20250325BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】高負荷運転時の摩耗を低減すること。
【解決手段】無段変速機は、シャフトと、シャフトに固定される固定シーブと、シャフト上をシャフトの軸線に沿って移動可能な可動シーブと、シャフトの内部に形成される潤滑油流路と、シャフトの外面に開口し、潤滑油流路と流体連通する第1油孔と、を含む、プライマリプーリを備え、第1油孔は、シャフトの外面において、アンダードライブ時の可動シーブのコーン面に対向する位置に開口する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シャフトと、
前記シャフトに固定される固定シーブと、
前記シャフト上を前記シャフトの軸線に沿って移動可能な可動シーブと、
前記シャフトの内部に形成される潤滑油流路と、
前記シャフトの外面に開口し、前記潤滑油流路と流体連通する第1油孔と、
を含む、プライマリプーリを備え、
前記第1油孔は、前記シャフトの前記外面において、アンダードライブ時の前記可動シーブのコーン面に対向する位置に開口する、
無段変速機。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記第1油孔は、前記シャフトの前記軸線に沿う断面において、前記可動シーブの前記コーン面に沿う方向に延びる、請求項1に記載の無段変速機。
【請求項3】
前記プライマリプーリは、前記シャフトの外面に開口し、前記潤滑油流路と流体連通する第2油孔をさらに含み、
前記第2油孔は、前記シャフトの前記外面において、前記固定シーブのコーン面に対向する位置に開口する、請求項1または2に記載の無段変速機。
【請求項4】
前記第2油孔は、前記シャフトの前記軸線に沿う断面において、前記固定シーブの前記コーン面に沿う方向に延びる、請求項3に記載の無段変速機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無段変速機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両は、無段変速機(CVT)を備える場合がある。無段変速機には、潤滑および冷却のために、潤滑油が供給される。例えば、特許文献1は、プライマリプーリと、セカンダリプーリと、プライマリプーリおよびセカンダリプーリに巻き掛けられたチェーンと、チェーンガイドと、チェーンガイド支持部材と、を備える無段変速機を開示する。この無段変速機では、潤滑油は、チェーンガイド支持部材に形成された噴射孔から、プライマリプーリおよびセカンダリプーリに向けて噴射される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-19889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高負荷運転時には、チェーンの巻き掛け径は、プライマリプーリにおいてより小さい。したがって、高負荷運転時には、無段変速機は、プライマリプーリにおいて大きく摩耗する。
【0005】
本発明は、高負荷運転時の摩耗を低減することができる、無段変速機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る無段変速機は、
シャフトと、
前記シャフトに固定される固定シーブと、
前記シャフト上を前記シャフトの軸線に沿って移動可能な可動シーブと、
前記シャフトの内部に形成される潤滑油流路と、
前記シャフトの外面に開口し、前記潤滑油流路と流体連通する第1油孔と、
を含む、プライマリプーリを備え、
前記第1油孔は、前記シャフトの前記外面において、アンダードライブ時の前記可動シーブのコーン面に対向する位置に開口する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高負荷運転時の摩耗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る無段変速機を備える車両を示す概略図である。
図2は、プライマリプーリを示す概略的な断面図である。
図3は、図2中のIII-III線に沿って得られる概略的な断面図である。
図4は、図2中のIV-IV線に沿って得られる概略的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す具体的な寸法、材料および数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
図1は、実施形態に係る無段変速機1を備える車両100を示す概略図である。例えば、本実施形態では、車両100には、動力源としてエンジン2が設けられる。他の実施形態では、車両100には、エンジン2に加えて、動力源として不図示のモータが設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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