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公開番号
2025042725
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149827
出願日
2023-09-15
発明の名称
電話装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
H04M
1/24 20060101AFI20250321BHJP(電気通信技術)
要約
【目的】製造上のバラツキに拘わらず、電話装置各々のスピーカモード時にスピーカから出力される音の出力レベルを一定にすることが可能な電話装置を提供することを目的とする。
【構成】本発明は、電話機本体に設置されており、電話機本体の周囲の音を収音して収音信号を得るマイクと、スピーカ出力信号を増幅したスピーカ駆動信号をスピーカに供給するスピーカアンプと、スピーカモード時には通話音声又は単一周波数のトーンを表す信号をスピーカ出力信号としてスピーカアンプに供給し、テストモード時には、テストトーン信号をスピーカ出力信号としてスピーカアンプに供給しつつ、収音信号の振幅及び所定の基準値に基づきスピーカアンプの利得を調整する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
スピーカを内蔵する電話機本体と、前記電話機本体に接続されているハンドセットと、を有する電話装置であって、
前記電話機本体に設置されており、前記電話機本体の周囲の音を収音して収音信号を得るマイクと、
スピーカ出力信号を受け、前記スピーカ出力信号を増幅したスピーカ駆動信号を前記スピーカに供給するスピーカアンプと、
スピーカモード時に通話音声又は単一周波数のトーンを表す信号を前記スピーカ出力信号として前記スピーカアンプに供給する制御部と、を含み、
前記制御部は、テストモード時に、テストトーン信号を前記スピーカ出力信号として前記スピーカアンプに供給しつつ、前記収音信号の振幅及び所定の基準値に基づき前記スピーカアンプの利得を調整することを特徴とする電話装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記収音信号の振幅が前記所定の基準値と等しくなるように前記スピーカアンプの利得を調整することを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記スピーカモード時において、前記単一周波数のトーンが前記スピーカから出力されている場合に、前記収音信号に基づき前記スピーカから出力された音にビリつき音が有るか否か判定し、ビリつき音が有ると判定した場合には前記スピーカアンプの利得を低下することを特徴とする請求項1又は2に記載の電話装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記収音信号の周波数分析を行って得られた周波数特性から、前記単一周波数のトーンにおける基本波及び前記基本波に対する複数の高調波以外で出力レベルにピークが生じている周波数成分をノイズ成分として検索し、前記ノイズ成分を挟む一対の高調波のうちの高い方の高調波よりも1段階高い高次側高調波のピークレベルと、前記ノイズ成分のピークレベルとに基づき、ビリつき音が有るか否かの判定を行うことを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記ノイズ成分のピークレベルが前記高次側高調波のピークレベルより高い場合にビリつき音が有ると判定することを特徴とする請求項4に記載の電話装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通話音声をスピーカから出力する機能を有する電話装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電話機では、通話音声時の音量や呼出音の音源を、使用者の変更操作によって変更可能な構成となっている。このような電話機として、例えば大音量を必要としないダイヤルトーンの音量と、大音量が必要となる通話時の音量と、を別々に設定することを可能な電話機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-9084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、通話音声をスピーカから出力する機能を有する電話機に搭載されるスピーカの出力レベルは製品毎にばらつきがある。
【0005】
よって、スピーカに入力する電気信号レベルのばらつきを抑えたとしてもスピーカから出力される音の出力レベルのばらつきを抑えることは困難であった。
【0006】
そこで、本発明は、製造上のバラツキに拘わらず、電話装置各々のスピーカモード時にスピーカから出力される音の出力レベルを一定にすることが可能な電話装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る電話装置は、スピーカを内蔵する電話機本体と、前記電話機本体に接続されているハンドセットと、を有する電話装置であって、前記電話機本体に設置されており、前記電話機本体の周囲の音を収音して収音信号を得るマイクと、スピーカ出力信号を受け、前記スピーカ出力信号を増幅したスピーカ駆動信号を前記スピーカに供給するスピーカアンプと、スピーカモード時に通話音声又は単一周波数のトーンを表す信号を前記スピーカ出力信号として前記スピーカアンプに供給する制御部と、を含み、前記制御部は、テストモード時に、テストトーン信号を前記スピーカ出力信号として前記スピーカアンプに供給しつつ、前記収音信号の振幅及び所定の基準値に基づき前記スピーカアンプの利得を調整する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る電話装置は、電話機本体に設置されているスピーカからテストトーンを出力させつつ、電話機本体に設置されているマイクで当該テストトーンを収音した収音信号の振幅が所定の基準値と等しくなるようにスピーカアンプの利得を調整する。
【0009】
これにより、製造上のバラツキに拘わらず、電話装置各々のスピーカモード時にスピーカから出力される音の出力レベルを一定にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る電話装置としての電話機100の構成を示すブロック図である。
スピーカバラツキ補正制御の手順を示すフローチャートである。
ビリつき音補正制御の手順を示すフローチャートである。
ビリつき音が生じている場合で周波数特性の一例を示す図である。
ビリつき音が生じていない場合での周波数特性の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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