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公開番号
2025042698
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149782
出願日
2023-09-15
発明の名称
衣類処理機
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
D06F
34/04 20200101AFI20250321BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】精度の高い発振子を使用せずに、精度の低いクロックで動作するマイクロコンピュータの制御対象を精度よく制御することのできる衣類処理機を提供することである。
【解決手段】実施形態の衣類処理機は、第1発振装置が出力する第1発振信号に基づいて動作する第1マイクロコンピュータと、前記第1発振信号に対して相対的に発振周波数の精度の低い第2発振装置が出力する第2発振信号に基づいて動作する第2マイクロコンピュータであって、前記第2発振信号の発振周波数の精度に関わらず、前記第1マイクロコンピュータと通信可能であり、前記第1発振信号の発振周波数を基準とした前記第1発振信号の発振周波数と前記第2発振信号の発振周波数との差異に基づいて、前記第2発振信号に基づく前記動作による制御対象の制御を補正する第2マイクロコンピュータと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1発振装置が出力する第1発振信号に基づいて動作する第1マイクロコンピュータと、
前記第1発振信号に対して相対的に発振周波数の精度の低い第2発振装置が出力する第2発振信号に基づいて動作する第2マイクロコンピュータであって、前記第2発振信号の発振周波数の精度に関わらず、前記第1マイクロコンピュータと通信可能であり、前記第1発振信号の発振周波数を基準とした前記第1発振信号の発振周波数と前記第2発振信号の発振周波数との差異に基づいて、前記第2発振信号に基づく前記動作による制御対象の制御を補正する第2マイクロコンピュータと、
を備える衣類処理機。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記第2マイクロコンピュータは、
前記第1発振信号に基づいて定めた期間における前記第2発振信号のカウント数に基づいて、前記制御対象の制御を補正する、
請求項1に記載の衣類処理機。
【請求項3】
前記第1マイクロコンピュータは、
前記第1発振信号に基づいて定めた期間を示す信号を、専用線を介して前記第2マイクロコンピュータに送信し、
前記第2マイクロコンピュータは、
受信した信号が示す前記第1発振信号に基づいて定めた期間における前記第2発振信号のカウント数に基づいて、前記制御対象の制御を補正する、
請求項1に記載の衣類処理機。
【請求項4】
前記第1発振信号に基づいて定めた期間は、複数あり、
前記第2マイクロコンピュータは、
前記第1発振信号に基づいて定めた複数の期間における前記第2発振信号のカウント数に基づいて、前記制御対象の制御を補正する、
請求項2または請求項3に記載の衣類処理機。
【請求項5】
前記第2マイクロコンピュータは、
前記第2発振信号のカウント数が所定の範囲外である場合、前記制御対象の制御を補正しない、
請求項1に記載の衣類処理機。
【請求項6】
前記第1マイクロコンピュータと前記第2マイクロコンピュータは、
同一基板上に構成される、
請求項1に記載の衣類処理機。
【請求項7】
前記第2発振装置は、
前記第2マイクロコンピュータ内に集積される、
請求項1に記載の衣類処理機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、衣類処理機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
洗濯機などの衣類処理機では、マイクロコンピュータが使用されている。ところでそのような衣類処理機では、使用する発振信号の精度によっては、マイクロコンピュータが行う制御対象の制御が所望の制御とならない場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平07-177578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、精度の高い発振子を使用せずに、精度の低いクロックで動作するマイクロコンピュータの制御対象を精度よく制御することのできる衣類処理機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の衣類処理機は、第1発振装置が出力する第1発振信号に基づいて動作する第1マイクロコンピュータと、前記第1発振信号に対して相対的に発振周波数の精度の低い第2発振装置が出力する第2発振信号に基づいて動作する第2マイクロコンピュータであって、前記第2発振信号の発振周波数の精度に関わらず、前記第1マイクロコンピュータと通信可能であり、前記第1発振信号の発振周波数を基準とした前記第1発振信号の発振周波数と前記第2発振信号の発振周波数との差異に基づいて、前記第2発振信号に基づく前記動作による制御対象の制御を補正する第2マイクロコンピュータと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
一実施形態の衣類処理機の全体構成を示す断面図。
一実施形態のドラムモータを駆動する電気回路の構成を示す図。
一実施形態の制御装置の機能構成を示すブロック図。
一実施形態のマイクロコンピュータ50aとマイクロコンピュータ50bとの通信時の構成の一例を示す図。
一実施形態の衣類処理機の処理フローの一例を示す図。
マイクロコンピュータ50aがマイクロコンピュータ50bに送信する情報の一例を示す図。
実施形態の第1変形例のマイクロコンピュータ50aが生成するクロック信号の一例を示す図。
マイクロコンピュータ50aとマイクロコンピュータ50bとの間の専用線Lの一例を示す図。
実施形態の第2変形例のマイクロコンピュータ50aとマイクロコンピュータ50bとの間の3線式シリアル通信の一例を示す図。
別の実施形態の衣類処理機の構成の一例を示す図。
一実施形態のマイクロコンピュータ50cとマイクロコンピュータ50dとの通信時の構成の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の衣類処理機を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含み得る。「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含み得る。「XXまたはYY」とは、XXとYYのうちいずれか一方の場合に限定されず、XXとYYの両方の場合も含み得る。これは選択的要素が3つ以上の場合も同様である。「XX」および「YY」は、任意の要素(例えば任意の情報)である。本出願で「洗濯機」とは、乾燥機能を有する洗濯乾燥機も含み得る。本出願で「取得」とは、送信要求を送信して能動的に取得する場合に限定されず、他の装置から送信される情報を受動的に受信することで取得する場合も含み得る。本出願で「回転数」とは、単位時間当たりの回転数を意味する。すなわち「回転数」とは「回転速度」に相当する意味で用いられる。
【0008】
<実施形態>
一実施形態の衣類処理機1は、主として家庭で使用される電気機器である。「衣類処理機」とは、衣類に対して何らかの処理(例えば、洗濯、乾燥、しわ取り、折り目の強化、脱臭、花粉除去、埃除去、または除菌などのうち1つ以上の処理)を行う装置を広く意味する。衣類処理機1は、例えば洗濯機であるが、クローゼット型クリーニング機なども該当する。衣類処理機1は、ユーザUの住居内に設置される。以下、衣類処理機1の一例として洗濯乾燥機1を例に挙げて、衣類処理機1について説明する。
【0009】
(洗濯乾燥機の全体構成)
図1は、一実施形態の衣類処理機1の全体構成を示す断面図である。洗濯乾燥機1は、「洗濯機」の一例である。洗濯乾燥機1は、例えば、回転軸が横方向あるいは斜め方向のドラム式の洗濯乾燥機である。洗濯乾燥機1は、例えば、筐体(外箱)11、扉12、操作部PU、水槽13、ドラム14、ベローズ15、ドラムモータ16、第1弾性支持部17、ダンパ装置18、給水弁21、注水ケース22、注水管23、排水管24、温風供給機構30、および制御装置50(図3参照)を備える。
【0010】
筐体11は、前板、後板、左側板、右側板、底板、および天板を有する全体として矩形状かつ、中空状に形成される。筐体11の前板には、貫通孔である出入口11aが設けられる。扉12は、筐体11の前板に装着される。扉12は、出入口11aを開閉可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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