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公開番号2025067578
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177670
出願日2023-10-13
発明の名称洗濯機
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類D06F 37/30 20200101AFI20250417BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】騒音および振動が増大することを抑制できる洗濯機を提供することである。
【解決手段】実施形態の洗濯機は、モータを持つ。モータは、モータ軸線を中心として回転可能なロータ、およびロータの径方向外側に配置されるステータを持つリラクタンスモータである。ステータは、モータ軸線を中心とする環状のステータ環状部、およびステータ環状部の内周面から径方向内側に突出する複数のステータ突極を有するステータヨークと、複数のステータ突極のそれぞれに設けられる複数のコイル部と、を持つ。ロータは、モータ軸線を中心とする環状のロータコアを持つ。ロータコアは、径方向に突出し、且つ、周方向に間隔をあけて配置される複数のロータ突極と、周方向に隣り合って配置されるロータ突極を繋ぐ複数のブリッジ部を持つ。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
モータを備え、
前記モータは、モータ軸線を中心として回転可能なロータ、および前記ロータの径方向外側に配置されるステータを有するリラクタンスモータであって、
前記ステータは、
前記モータ軸線を中心とする環状のステータ環状部、および前記ステータ環状部の内周面から径方向内側に突出する複数のステータ突極を有するステータヨークと、
複数の前記ステータ突極のそれぞれに設けられる複数のコイル部と、
を有し、
前記ロータは、前記モータ軸線を中心とする環状のロータコアを有し、
前記ロータコアは、
径方向に突出し、且つ、周方向に間隔をあけて配置される複数のロータ突極と、
周方向に隣り合って配置される前記ロータ突極を繋ぐ複数のブリッジ部を有する、洗濯機。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
複数の前記ブリッジ部のそれぞれは、周方向に隣り合って配置される前記ロータ突極それぞれの軸方向の一部を繋ぐ、請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
複数の前記ロータ突極のそれぞれには、第1マグネットが取り付けられている、請求項1に記載の洗濯機。
【請求項4】
複数のロータ突極のそれぞれには、少なくとも1個以上の第2マグネットが取り付けられ、
前記第2マグネットの磁力は変更可能である、請求項3に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記第2マグネットは、前記第1マグネットよりも径方向外側に配置される、請求項4に記載の洗濯機。
【請求項6】
複数の前記ロータ突極のそれぞれには、前記ロータ突極を軸方向に貫通する複数の突極穴部が設けられ、
径方向から見て、複数の前記突極穴部のそれぞれは、前記第2マグネットからずれた位置に配置される、請求項4または5に記載の洗濯機。
【請求項7】
前記モータは、軸方向に延び、且つ、前記ロータコアに固定されるモータシャフト、前記モータシャフトに取り付けられるプーリ、および磁気センサを有し、
前記プーリには、センサマグネットが取り付けられ、
前記磁気センサは、前記センサマグネットの磁界を検出可能である、請求項4または5に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ステータにおいて発生した磁力をロータ内で還流することによってロータに磁極を形成するリラクタンスモータが提案されている。リラクタンスモータは、ロータがマグネットを備えないため、ロータとステータとの間に磁気反力が発生しない。したがって、リラクタンスモータは、高速駆動に適したモータである。そのため、洗濯物の脱水時に洗濯槽を高速回転させる洗濯機の駆動源としてリラクタンスモータを用いられている。しかしながら、従来のリラクタンスモータでは、モータの駆動時において、径方向に突出する形状のロータ突極が振動し易いため、洗濯機の騒音および振動が増大する虞があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-199674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、騒音および振動が増大することを抑制できる洗濯機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の洗濯機は、モータを持つ。モータは、モータ軸線を中心として回転可能なロータ、およびロータの径方向外側に配置されるステータを持つリラクタンスモータである。ステータは、モータ軸線を中心とする環状のステータ環状部、およびステータ環状部の内周面から径方向内側に突出する複数のステータ突極を有するステータヨークと、複数のステータ突極のそれぞれに設けられる複数のコイル部と、を持つ。ロータは、モータ軸線を中心とする環状のロータコアを持つ。ロータコアは、径方向に突出し、且つ、周方向に間隔をあけて配置される複数のロータ突極と、周方向に隣り合って配置されるロータ突極を繋ぐ複数のブリッジ部を持つ。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態の洗濯機を示す模式断面図。
第1の実施形態のモータを示す断面図。
第1の実施形態のロータを示す断面図。
第1の実施形態のロータを示す側面図。
第2の実施形態のロータを示す断面図。
第2の実施形態のモータの出力トルクを示す図。
第3の実施形態のロータを示す断面図。
第3の実施形態のモータの出力トルクを示す図。
第4の実施形態のロータを示す断面図。
第5の実施形態の洗濯機を示す模式断面図。
第5の実施形態のロータを示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の洗濯機を、図面を参照して説明する。
【0008】
各図面に示すZ軸方向は、モータ軸線J1が延びる方向である。モータ軸線J1は、仮想軸線である。以下の説明では、Z軸方向を、「軸方向」と呼ぶ。また、Z軸方向の矢印が向く側(+Z側)を、「軸方向一方側」と呼び、Z軸方向の矢印が向く側と反対側(-Z側)を、「軸方向他方側」と呼ぶ。また、以下の説明では、モータ軸線J1を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、モータ軸線J1を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。周方向は、各図において矢印θで示される。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の洗濯機2を示す模式断面図である。本実施形態の洗濯機2は、水平方向に対して傾斜した回転槽12を備える斜めドラム式の洗濯機である。洗濯機2の型式は特に限定されず、洗濯機2は、例えば、回転槽12の内部で回転するパルセータを有する縦型の洗濯機であってもよい。また、洗濯機2は、洗濯物を乾燥させる乾燥運転を実行可能な洗濯乾燥機であってもよい。洗濯機2は、筐体4と、水槽10と、回転槽12と、モータ20と、ベルト17と、給水経路60と、排水経路64と、を備える。
【0010】
筐体4は、水槽10、回転槽12、およびモータ20等の洗濯機2を構成する各要素を内部に収容する。筐体4は、回動可能な扉6を有する。扉6を回動することにより、水槽10の開口部102おおび回転槽12の開口部122が開閉される。筐体4の上部には操作パネル40が設けられる。操作パネル40は、例えば、タッチパネルである。操作パネル40は、洗濯機2に関する情報を表示可能である。また、操作パネル40は、洗濯機2に関するユーザ操作を受け付け可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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