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公開番号2025071578
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181862
出願日2023-10-23
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20250428BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】本開示は、ポンプユニットの動作を停止させている状態に温度が上昇した場合にも、ポンプ吐出部から液剤が吐出されることを抑制できる洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示における洗濯機は、液剤を貯留するタンクと、タンク内の液剤を吸引し、吐出経路に吐出するポンプユニットと、ポンプユニットの動作を制御する制御部と、を備え、ポンプユニットは、タンク内の液剤が流入するポンプ室と、制御部により動作を制御され、ポンプ室の容積を変化させる可動部と、ポンプ室に流入する液剤が通過するポンプ吸入部と、ポンプ室から流出する液剤が通過するポンプ吐出部と、ポンプ吸入部における連通を開閉する第1の弁と、ポンプ吐出部における連通を開閉する第2の弁と、を有し、第1の弁は、制御部が可動部の動作を停止させている状態で、タンクとポンプ室との間を連通させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
液剤を貯留するタンクと、
前記タンク内の液剤を吸引し、吐出経路に吐出するポンプユニットと、
前記ポンプユニットの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記ポンプユニットは、
前記タンク内の液剤が流入するポンプ室と、
前記制御部により動作を制御され、前記ポンプ室の容積を変化させる可動部と、
前記ポンプ室に流入する液剤が通過するポンプ吸入部と、
前記ポンプ室から流出する液剤が通過するポンプ吐出部と、
前記ポンプ吸入部における連通を開閉する第1の弁と、
前記ポンプ吐出部における連通を開閉する第2の弁と、
を有し、
前記第1の弁は、前記制御部が前記可動部の動作を停止させている状態で、前記タンクと前記ポンプ室との間を連通させる、
洗濯機。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記第1の弁は、中空の筒状に形成されており、
前記第1の弁は、
前記第1の弁の先端に位置し、開閉可能に設けられた開閉部と、
前記開閉部に向かって近接するように設けられた一対の傾斜部と、
を有し、
前記開閉部は、前記制御部が前記可動部の動作を停止させている状態で開口している、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記開閉部は、前記制御部が前記ポンプ室の容積が小さくなるように前記可動部を動作させると閉口する、
請求項2に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記ポンプ吸入部は、前記タンクと前記ポンプ室とを水平方向に接続している、
請求項1~3のいずれか1項に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、洗濯処理液供給手段を開示する。この洗濯処理液供給手段は洗濯処理液の流路及び加圧空間を形成し、加圧空間の吸入口を開閉する吸入弁及び加圧空間の吐出口を開閉する吐出弁を備えた流路形成部材と、流路形成部材の一側に加圧空間に連通して配置されるシリンダと、シリンダの内部に往復可能に配置されるピストンと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-501722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ポンプユニットの動作を停止させている状態において温度が上昇した場合にも、ポンプ吐出部から液剤が吐出されることを抑制できる洗濯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における洗濯機は、液剤を貯留するタンクと、タンク内の液剤を吸引し、吐出経路に吐出するポンプユニットと、ポンプユニットの動作を制御する制御部と、を備え、ポンプユニットは、タンク内の液剤が流入するポンプ室と、制御部により動作を制御され、ポンプ室の容積を変化させる可動部と、ポンプ室に流入する液剤が通過するポンプ吸入部と、ポンプ室から流出する液剤が通過するポンプ吐出部と、ポンプ吸入部における連通を開閉する第1の弁と、ポンプ吐出部における連通を開閉する第2の弁と、を有し、第1の弁は、制御部が可動部の動作を停止させている状態で、タンクとポンプ室との間を連通させる。
【発明の効果】
【0006】
本開示における洗濯機は、ポンプユニットの動作を停止させている状態において温度が上昇した場合にも、ポンプ吐出部から液剤が吐出されることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における洗濯機の斜視図
実施の形態1における洗濯機の縦断面図
実施の形態1における洗濯機のブロック図
実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの斜視図
実施の形態1における洗濯機のポンプユニットの縦断面図
実施の形態1における洗濯機の第1の弁の閉状態の斜視図
実施の形態1における洗濯機の第1の弁の開状態の斜視図
実施の形態1における洗濯機の第2の弁の閉状態の縦断面図
実施の形態1における洗濯機の第2の弁の開状態の縦断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、タンクに貯蔵された洗剤などの液剤を、ポンプユニットによって吸引および吐出することで水槽に投入する技術があった。ポンプユ
ニットとして容積ポンプが用いられている場合、容積ポンプが駆動されることにより、容積ポンプの上流側に設けられた吸入側逆止弁および容積ポンプの下流側に設けられた吐出側逆止弁が動き、液剤が吸入および吐出される。
【0009】
しかしながら、洗濯機において、ポンプユニットの近傍に乾燥装置などの発熱体が設けられている場合には、発熱体の発熱によりポンプユニットの周囲の温度が上昇することでポンプユニットの内圧が上昇し、吐出側逆止弁が開状態となることで、吐出側逆止弁から下流側に液剤が漏れてしまう虞があった。そのため、洗濯機内部において、容積ポンプは発熱体から離れた位置に配設されることが望ましいが、容積ポンプを発熱体から離れた位置に配設する場合、洗濯機の省スペース化が困難になるという問題があった。そこで発明者らは、洗濯機内部における発熱体の配設箇所に関わらずに容積ポンプを配置するという課題を発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
【0010】
そこで本開示は、ポンプユニットの動作を停止させている状態に温度が上昇した場合にも、ポンプ吐出部から液剤が吐出されることを抑制できる洗濯機を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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