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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025041719
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2024221155,2023127925
出願日
2024-12-17,2018-05-30
発明の名称
前立腺がんの内部放射線治療法のための前立腺特異的膜抗原をターゲットとした高親和性薬剤
出願人
ザ・ジョンズ・ホプキンス・ユニバーシティ
代理人
個人
,
個人
主分類
C07D
257/02 20060101AFI20250318BHJP(有機化学)
要約
【課題】前立腺がんの内部放射線療法のための前立腺特異的膜抗原をターゲットとした高親和性薬剤を提供する。
【解決手段】式(I)の化合物:
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025041719000089.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">40</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">119</com:WidthMeasure> </com:Image>
(式中、Zはテトラゾール又はCO
2
Q;QはH又は保護基;Lは、C
1
-C
6
アルキレン及びC
3
-C
6
シクロアルキレン並びにアリーレンからなる群から選択されるリンカー;Wは-NR
2
-(C=O)-,-NR
2
-(C=S)-等;Chは、金属又は放射性金属を含むことができるキレート剤)並びにその薬学的に許容される塩が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
式(I)の化合物:
JPEG
2025041719000060.jpg
40
119
ここで、
Z はテトラゾール又は CO
2
Q であり;
Q は H 又は保護基であり;
mは、1, 2, 3, 4 及び 5 からなる群から選択される整数であり;
Rは、独立して、H 又は -CH
2
-R
1
であり;
R
1
は、置換アリール、置換ピリジン、及び非置換イソキノリンからなる群から選択
され;
Lは、C
1
-C
6
アルキレン及び C
3
-C
6
シクロアルキレン並びにアリーレンからなる群か
ら選択されるリンカーであり;
Wは -NR
2
-(C=O)-, -NR
2
-(C=S)-, -(C=O)-NR
2
-, 及び -(C=S)-NR
2
- からなる群から選
択され;ここで、L 及び W の各出現は同じであっても異なっていても良く;
R
2
は H 又は C
1
-C
4
アルキルであり;
nは、1, 2 及び 3 からなる群から選択される整数であり;
Ch は、金属又は放射性金属を含むことができるキレート剤である;
並びにその薬学的に許容される塩。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
R
1
が、以下:
JPEG
2025041719000061.jpg
29
103
ここで、 X は独立して Br 又は I である、
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記キレート剤が、以下:
JPEG
2025041719000062.jpg
105
166
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
前記金属キレート剤が、以下:Y, Lu, Tc, Zr, In, Sm, Re, Cu, Pb, Ac, Bi, Al, Ga,
Re, Ho 及び Sc からなる群から選択される金属を含む、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
前記金属が放射性金属であり、以下:
68
Ga,
64
Cu,
86
Y,
90
Y,
89
Zr,
111
In,
99m
Tc,
17
7
Lu,
153
Sm,
186
Re,
188
Re,
67
Cu,
212
Pb,
225
Ac,
213
Bi,
212
Bi,
212
Pb,
67
Ga,
203
Pb,
47
Sc 及び
166
Ho からなる群から選択される、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
式(I)の化合物が、以下:
JPEG
2025041719000063.jpg
59
131
JPEG
2025041719000064.jpg
189
166
JPEG
2025041719000065.jpg
242
141
JPEG
2025041719000066.jpg
242
131
JPEG
2025041719000067.jpg
197
166
JPEG
2025041719000068.jpg
221
166
JPEG
2025041719000069.jpg
242
149
JPEG
2025041719000070.jpg
242
139
JPEG
2025041719000071.jpg
242
150
JPEG
2025041719000072.jpg
227
166
JPEG
2025041719000073.jpg
100
166
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
1 つ以上の PSMA を発現する腫瘍又は細胞を、有効量の式(I)の化合物に接触させる
ことを含む方法であって、前記式(I)の化合物が、以下:
JPEG
2025041719000074.jpg
38
103
ここで、
Z はテトラゾール又は CO
2
Q であり;
Q は H 又は保護基であり;
mは、1, 2, 3, 4 及び 5 からなる群から選択される整数であり;
Rは、独立して、H 又は -CH
2
-R
1
であり;
R
1
は、置換アリール、置換ピリジン、及び非置換イソキノリンからなる群から選択
され;
Lは、C
1
-C
6
アルキレン及び C
3
-C
6
シクロアルキレン並びにアリーレンからなる群か
ら選択されるリンカーであり;
Wは -NR
2
-(C=O)-, -NR
2
-(C=S)-, -(C=O)-NR
2
-, 及び -(C=S)-NR
2
- からなる群から選
択され;ここで、L 及び W の各出現は同じであっても異なっていても良く;
R
2
は H 又は C
1
-C
4
アルキルであり;
nは、1, 2 及び 3 からなる群から選択される整数であり;
Ch は、放射線治療法に適した放射性金属を含むキレート剤である;
並びにその薬学的に許容される塩、
を含む、1 つ以上の PSMA を発現する腫瘍又は細胞を治療するための方法。
【請求項8】
R
1
が、以下:
JPEG
2025041719000075.jpg
28
101
ここで、 X は独立して Br 又は I である、
からなる群から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記キレート剤が、以下:
JPEG
2025041719000076.jpg
115
166
からなる群から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記放射性金属が、以下:
90
Y,
177
Lu,
211
At,
111
In,
153
Sm,
186
Re,
188
Re,
67
Cu,
2
12
Pb,
225
Ac,
213
Bi,
212
Bi,
212
Pb 及び
67
Ga からなる群から選択される、請求項7に
記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2017 年 5 月 30 日に出願された米国仮出願第 62/512,515 号の利益を主張
し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,500 文字)
【0002】
[連邦政府の資金支援を受けた研究又は開発]
本発明は、米国国立衛生研究所(NIH)によって供与された K25CA148901-01A1 及び U5
4CA1346751 に基づく政府の支援によってなされた。米国政府は本発明に一定の権利を有
する。
【0003】
前立腺がんは、米国の人々における主要ながんであり、男性におけるがん死亡の第 2
の原因である。局所進行性疾患の治療については依然として議論があり、ますます多くの
異なる選択肢が利用可能となってきている。前立腺がんのための新しい、高親和性、放射
線治療法の薬剤が、前立腺特異的膜抗原(PSMA)をターゲットとして用いて開発された。
PSMAはアンドロゲン非依存性疾患のマーカーであり、これは固形(非前立腺)腫瘍の新生
血管系でも発現している。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
[要約]
ある態様では、本発明の対象は、式(I)の化合物:
JPEG
2025041719000002.jpg
34
95
ここで、Z はテトラゾール又は CO
2
Q であり;Q は H 又は保護基であり;m は 1, 2,
3, 4 及び 5 からなる群から選択される整数であり;R は独立して、H 又は -CH
2
-R
1
であ
り;R
1
は置換アリール、置換ピリジン、及び非置換イソキノリンからなる群から選択さ
れ;L は C
1
-C
6
アルキレン及び C
3
-C
6
シクロアルキレン並びにアリーレンからなる群か
ら選択されるリンカーであり;W は -NR
2
-(C=O)-, -NR
2
-(C=S)-, -(C=O)-NR
2
- 及び -(C=
S)-NR
2
- からなる群から選択され;ここで、L 及び W の各出現は同じであっても異なっ
ていても良く;R
2
は H 又は C
1
-C
4
アルキルであり;n は 1, 2 及び 3 からなる群から
選択される整数であり;Ch は金属又は放射性金属を含むことができるキレート剤であり
;並びにその薬学的に許容される塩、を提供する。
【0005】
式(I)の化合物の具体的態様において、R
1
は、以下:
JPEG
2025041719000003.jpg
26
94
ここで、X は独立して Br 又は I である、
からなる群から選択される。
【0006】
式(I)の化合物の更に具体的態様において、前記キレート剤は、以下:
JPEG
2025041719000004.jpg
116
166
からなる群から選択される。
【0007】
他の態様では、本発明の対象は、1 つ以上の PSMA を発現する腫瘍又は細胞を、有効量
の式(I)の化合物に接触させることを含む方法であって、前記式(I)の化合物が、以下
:
JPEG
2025041719000005.jpg
34
95
ここで、Z はテトラゾール又は CO
2
Q であり;Q は H 又は保護基であり;m は 1, 2,
3, 4 及び 5 からなる群から選択される整数であり;R は、独立して、H 又は -CH
2
-R
1
であり;R
1
は置換アリール、置換ピリジン、及び非置換イソキノリンであり;L は C
1
-C
6
アルキレン及び C
3
-C
6
シクロアルキレン並びにアリーレンからなる群から選択されるリ
ンカーであり;W は -NR
2
-(C=O)-, -NR
2
-(C=S)-, -(C=O)-NR
2
- 及び -(C=S)-NR
2
- からな
る群から選択され;ここで、L 及び W の各出現は同じであっても異なっていても良く;R
2
は H 又は C
1
-C
4
アルキルであり;n は 1, 2 及び 3 からなる群から選択される整数
であり;Ch は放射線治療法に適した放射性金属を含むキレート剤であり;並びにその薬
学的に許容される塩、
を含む、1 つ以上の PSMA を発現する腫瘍又は細胞を治療する方法を提供する。
【0008】
他の態様では、本発明の対象は、1 つ以上の前立腺特異的膜抗原(PSMA)腫瘍又は細胞
をイメージングする方法を提供し、前記方法は、1 つ以上の腫瘍又は細胞を、有効量の式
(I)の化合物に接触させること、及びイメージングすることを含む。
【0009】
更に他の態様において、本発明の対象は、式(I)の化合物を含むキットを提供する。
【0010】
本明細書で前述した本発明の対象のある態様は、全体的に又は部分的に本発明の対象に
よって記載され、他の態様は、以下に最もよく説明されるように、添付の実施例及び図面
と関連付けて記載されながら明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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