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公開番号2025041641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2024208167,2022080749
出願日2024-11-29,2020-01-16
発明の名称PCSK9阻害剤及びその使用方法
出願人アストラゼネカ・アクチエボラーグ,ASTRAZENECA AKTIEBOLAG
代理人個人,個人
主分類C07D 417/12 20060101AFI20250318BHJP(有機化学)
要約【課題】心血管疾患を治療するか又は予防する化合物を提供する。
【解決手段】下式(I)の化合物が提供される。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025041641000216.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">51</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">160</com:WidthMeasure> </com:Image>
式中、Aは、H、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、チオアルキル、アルケニル、アルコキシ、アシルオキシ、シアノ、シクロアルキル、-C(O)OR6、及び-C(O)NR6R7から選択され、Xは、NR5又はOであり、Yは、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルから選択される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式(I)の化合物
JPEG
2025041641000194.jpg
51
160
(式中、
Aは、H、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、チオアルキル、アルケニル、アルコキシ、アシルオキシ、シアノ、シクロアルキル、-C(O)OR

、及び-C(O)NR



から選択され;
Bは、H、アルキル、及びハロから選択されるか、又は
A及びBは、それらが結合される炭素原子と合わせて、5又は6員ヘテロアリールを形成し;
Xは、NR

又はOであり;


及びR
1’
は、それぞれ独立して、H及びアルキルから選択されるか;又は
nが0である場合、R

及びR
1’
は、それらが結合される原子と合わせて、4~8員シクロアルキル又はシクロアルケニル環を形成し;


は、H、ハロ、アルキル、アルコキシ、アミドアルキル、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノ、シアノ、及びヒドロキシから選択されるか;又は


及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、3~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成するか;又は

1’
及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、3~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成し;

2’
は、H、ハロ、アルキル、アルコキシ、アミドアルキル、アミノアルキル、及びシアノから選択されるか;又は


及びR
2’
は、それらが結合される炭素原子と合わせて、3~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成し;
各R

及びR

は、独立して、H又はアルキルであるか;又は


及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、3~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成し;且つ


は、H又はアルキルであるか;又は


及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、6~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成するか;又は


及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、5~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成し;
各R

及びR

は、独立して、H又はアルキルであり;
Yは、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルから選択され;
且つ
nは、0又は1である)。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
Aが、H、ヒドロキシ、チオアルキル、アルキル、アルコキシ、アシルオキシ、シアノ、シクロアルキル、-C(O)OR

、及び-C(O)NR



から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Aが、Hである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Aが、アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Aが、チオアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
Aが、アルコキシである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
Aが、シクロアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
Aが、-SCH

、-SCHF

、及び-OCHF

から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
A及びBが、それらが結合される炭素原子と合わせて、ピロリル又はチエニル環を形成し、これが、置換されないか又は1つ以上のアルキルで置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
Bが、Hである、請求項1~9のいずれか一項に記載の化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、全体として参照により本明細書に組み込まれる2019年1月18日に出願された米国特許出願第62/794,234号明細書に対する優先権の利益を主張する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
「プロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9」とも呼ばれるPCSK9は、分泌性プロタンパク質転換酵素ファミリーのメンバーであり、コレステロール代謝において重要な役割を果たす。PCSK9は、LDL受容体の分解をその触媒活性に非依存的に増強することを介して循環LDLコレステロールのレベルを増大させる。分泌されたPCSK9は、細胞表面でLDL受容体(LDLR)の上皮増殖因子ドメインA(EGFA)に結合し、PCSK9/LDL受容体複合体は、エンドソーム/リソソーム区画に内部移行される。後期エンドソーム/リソソームの酸性pHでのLDL受容体に対するPCSK9の結合親和性の増強は、LDL受容体の再利用を減少させ、代わりにリソソーム分解のためにLDL受容体を標的化する。遺伝的相互作用の研究は、PCSK9の機能喪失変異が、低い血漿LDL-Cレベル及び有害な心血管イベントの発生頻度の減少と関連することを実証した。
【0003】
LDL受容体上でのPCSK9の作用を伴う別の生物学的経路は、敗血症性ショックの発生である。敗血症性ショックは、制御されない全身性の炎症反応及びそれに続く臓器不全を誘発する重篤な微生物感染(敗血症)の致命的な合併症である場合が多い。敗血症は、リポ多糖(LPS;グラム陰性細菌)などの病原性の脂質部分を含有する細菌細胞壁により生じる。LPSは、哺乳動物自然免疫受容体[トール様受容体(TLR)]のための強力なリガンドであり、したがって、敗血症性の炎症反応(敗血症性ショック、又は敗血症)において顕著に重要な地位を占める。
【0004】
PCSK9は、肝臓のLDL受容体によるLPSの取込みを減少させ、その結果、遊離LPSが病原体に対する身体の免疫応答を過剰に刺激して、敗血症を引き起こす。したがって、PCSK9の阻害は、全身性の病原体クリアランス及び敗血症に対する応答の解毒をもたらす肝臓LDL受容体の保持に有益である。しかしながら、現在、抗生物質療法以外に敗血症又は敗血症性ショックに有効な治療は存在しない。
【0005】
心血管疾患に関して、PCSK9を阻害するための選択肢はほとんど存在しない。スタチンは実際に、LDLR及びPCSK9遺伝子の両方を上方制御する転写因子であるSREBP-2の発現の増加を介してHepG2細胞及びヒト初代培養肝細胞においてPCSK9を上方制御する。PCSK9のレベルの上昇は、細胞表面上のLDL受容体の存在量を減少させるため、スタチンの用量の増加では、比例的なLDL-コレステロール低下効果を達成できなかった。
【0006】
細胞外PCSK9に選択的に結合し、且つそのLDL受容体との相互作用を妨げる2つのモノクローナル抗体(mAb)であるアリロクマブ及びエボロクマブは、近年、LDL-Cレベルの低下に関してFDAの承認を受けた。臨床試験において、アリロクマブは、プラセボと比較して約50%のLDLレベルの低下を示した。非特許文献1。エボロクマブを服用している患者は、約60~75%のLDLレベルの低下を示した。これらの薬物の効力は、高コレステロール血症及び他の心血管疾患を有する患者のための有効な治療となるPCSK9の阻害剤の潜在力を実証している。しかしながら、両方の抗体薬物は、静脈内投与を必要とし、体内でアレルギー反応又は他の有害な免疫応答を引き起こす可能性がある。
【0007】
心血管疾患は、感染症のように一時的なものではなく、人の生存期間にわたって管理を必要とする場合が多い。したがって、投薬及び投与の容易さは、維持薬物治療を伴う患者コンプライアンスに対して重要な要因となる。有効性が高く且つ投与がより容易なPCSK9阻害剤が必要とされており、これは小分子PCSK9阻害剤により達成され得る。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
Elbitar et al.,Expert Opin Therapeutic Patents 2016 26:1377-1392
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本明細書では、式(I)の化合物
JPEG
2025041641000001.jpg
50
160
(式中、
Aは、H、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、チオアルキル、アルケニル、アルコキシ、アシルオキシ、シアノ、シクロアルキル、-C(O)OR

、及び-C(O)NR



から選択され;
Bは、H、アルキル、及びハロから選択されるか、又は
A及びBは、それらが結合される炭素原子と合わせて、5又は6員ヘテロアリールを形成し;
Xは、NR

又はOであり;


及びR
1’
は、それぞれ独立して、H及びアルキルから選択されるか;又は
nが0である場合、R

及びR
1’
は、それらが結合される原子と合わせて、4~8員シクロアルキル又はシクロアルケニル環を形成し;


は、H、ハロ、アルキル、アルコキシ、アミドアルキル、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノ、シアノ、及びヒドロキシから選択されるか;又は


及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、3~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成するか;又は

1’
及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、3~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成し;

2’
は、H、ハロ、アルキル、アルコキシ、アミドアルキル、アミノアルキル、及びシアノから選択されるか;又は


及びR
2’
は、それらが結合される炭素原子と合わせて、3~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成し;
各R

及びR

は、独立して、H又はアルキルであるか;又は


及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、3~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成し;且つ


は、H又はアルキルであるか;又は


及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、6~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成するか;又は


及びR

は、それらが結合される原子と合わせて、5~8員シクロアルキル又はヘテロシクリル環を形成し;
各R

及びR

は、独立して、H又はアルキルであり;
Yは、アリール、ヘテロアリール及びヘテロシクリルから選択され;
且つ
nは、0又は1である)
が開示される。
【0010】
特定の実施形態では、本発明は、有効量の本明細書に記載される化合物のいずれか(例えば、式(I)の化合物などの本発明の化合物)、及び1つ以上の薬学的に許容される賦形剤を含む、心血管疾患の治療又は予防において対象における使用に好適な医薬組成物を提供する。特定の実施形態では、医薬品は、本明細書に記載される病態又は疾患を治療するか又は予防する際に使用するためのものであり得る。
(【0011】以降は省略されています)

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