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公開番号
2025041209
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148361
出願日
2023-09-13
発明の名称
情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06F
3/038 20130101AFI20250318BHJP(計算;計数)
要約
【課題】表示アイテムによって指定される位置(指定位置)の揺れの低減と、操作体の動きに対する指定位置の高い追従性とを両立させることのできる技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、操作体の位置および姿勢に応じて表示アイテムによる指定位置を決定する決定手段と、前記操作体から前記指定位置までの距離の情報を取得する第1取得手段と、前記指定位置の移動量の情報を取得する第2取得手段と、前記距離と前記移動量に基づく強度で前記指定位置の平均化処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
操作体の位置および姿勢に応じて表示アイテムによる指定位置を決定する決定手段と、
前記操作体から前記指定位置までの距離の情報を取得する第1取得手段と、
前記指定位置の移動量の情報を取得する第2取得手段と、
前記距離と前記移動量に基づく強度で前記指定位置の平均化処理を行う処理手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記表示アイテムは、前記操作体から前記指定位置に伸びるレイである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示アイテムは、前記指定位置に配置されるポインタである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理手段は、前記平均化処理を行うか否かを前記移動量に基づいて決定し、前記平均化処理の強度を前記距離に応じて決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理手段は、
前記移動量が閾値よりも大きい場合には前記平均化処理を行わず、
前記移動量が前記閾値よりも小さい場合に、前記距離に応じた強度で前記平均化処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記指定位置の移動方向の情報を取得する第3取得手段をさらに有し、
前記処理手段は、前記距離、前記移動量、および前記移動方向に基づく強度で前記平均化処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記処理手段は、前記平均化処理を行うか否かを前記移動量と前記移動方向に基づいて決定し、前記平均化処理の強度を前記距離に応じて決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記処理手段は、
前記移動量が閾値よりも大きい場合と、前記移動方向が一定である場合とのそれぞれにおいて前記平均化処理を行わず、
前記移動量が前記閾値よりも小さく且つ前記移動方向が一定でない場合に、前記距離に応じた強度で前記平均化処理を行う
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記操作体から前記指定位置までの方向の変化量の情報を取得する第4取得手段をさらに有し、
前記処理手段は、前記距離、前記移動量、前記移動方向、および前記変化量に基づく強度で前記平均化処理を行う
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記処理手段は、前記平均化処理を行うか否かを前記移動量、前記移動方向、および前記変化量に基づいて決定し、前記平均化処理の強度を前記距離に応じて決定する
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、特に表示アイテムを用いて位置を指定する操作の操作性を向上させる技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コンピュータによって作られた仮想世界(仮想空間)をあたかも現実世界(現実空間)ようにユーザーに体験させる技術が知られており、この技術は仮想現実(Virtual
Reality:VR)技術と呼ばれている。仮想オブジェクト(Computer Graphic:CG)によって現実世界を拡張する技術も知られており、この技術は拡張現実(Augmented Reality:AR)技術と呼ばれている。VR技術とAR技術は、例えば、様々なゲームおよびシミュレーションに利用されている。
【0003】
VR技術およびAR技術では、ユーザーが体験する3次元空間(仮想空間、または拡張(複合)現実空間)内の位置を指定するために、レイと呼ばれる表示アイテム(仮想オブジェクト)が使用されることがある。レイは操作体から3次元空間内のオブジェクトに伸びる光線のような仮想オブジェクトであり、操作体の動き(位置と姿勢の少なくとも一方)の変化によってレイの始点と方向の少なくとも一方が変わる。レイの始点と方向の少なくとも一方が変わることによって、レイの終点(レイによる指定位置)も変わる。
【0004】
特許文献1には、ディスプレイにカーソルを表示し、ディスプレイから離れた入力ペンの動きに合わせてカーソルを移動させ、入力ペンがディスプレイから遠いほど高い強度でカーソルの位置の平均化処理を行う技術が開示されている。入力ペンがディスプレイから遠いほど高い強度でカーソルの位置の平均化処理を行うことによって、手ぶれによるカーソルの揺れを低減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-133566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、ユーザーがカーソルを大きく移動させたい場合に、平均化処理によって入力ペンの動きに対してカーソルの移動が遅れ(入力ペンの動きに対するカーソルの追従性の低下)、ユーザーがもたつきを感じてしまう。
【0007】
本発明は、表示アイテムによって指定される位置(指定位置)の揺れの低減と、操作体の動きに対する指定位置の高い追従性とを両立させることのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、操作体の位置および姿勢に応じて表示アイテムによる指定位置を決定する決定手段と、前記操作体から前記指定位置までの距離の情報を取得する第1取得手段と、前記指定位置の移動量の情報を取得する第2取得手段と、前記距離と前記移動量に基づく強度で前記指定位置の平均化処理を行う処理手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第2の態様は、操作体の位置および姿勢に応じて表示アイテムによる指定位置
を決定するステップと、前記操作体から前記指定位置までの距離の情報を取得するステップと、前記指定位置の移動量の情報を取得するステップと、前記距離と前記移動量に基づく強度で前記指定位置の平均化処理を行うステップとを有することを特徴とする情報処理方法である。
【0010】
本発明の第3の態様は、コンピュータを、上記情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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