TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025051158
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023160117
出願日2023-09-25
発明の名称システム、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 36/00 20090101AFI20250328BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 アプリケーションプログラムに位置情報サービスの利用を許可することが可能な形態の利便性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 前記所定のアプリケーションプログラムに対して位置情報サービスの利用を許可するための設定である所定の設定が前記第1の情報処理装置において有効に設定されていない場合、前記所定の設定を有効に設定するための第1の処理を、前記第1の情報処理装置のOSが前記第1のバージョンであること及び前記所定の設定が前記第1の情報処理装置において有効に設定されていないことに基づいて実行する第1実行ステップを実行させるプログラムを提供することによって課題を解決する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定のアプリケーションプログラムであって、
第1のバージョンのオペレーティングシステム(OS)を有する第1の情報処理装置のコンピュータに、
前記所定のアプリケーションプログラムに対して位置情報サービスの利用を許可するための設定である所定の設定が前記第1の情報処理装置において有効に設定されていない場合、前記所定の設定を有効に設定するための第1の処理を、前記第1の情報処理装置のOSが前記第1のバージョンであること及び前記所定の設定が前記第1の情報処理装置において有効に設定されていないことに基づいて実行する第1実行ステップと、
前記第1の処理が実行された後、アクセスポイントを検索する所定の検索処理のための第2の処理を実行する第2実行ステップと、
前記第2の処理が実行されたことに基づいて実行される前記所定の検索処理によって発見されたアクセスポイントを有効化している通信装置に対し、前記通信装置が有効化しているアクセスポイントと異なる他のアクセスポイントに関する情報を送信するための第3の処理を実行する第3実行ステップと、
を実行させ、
前記第1のバージョンより古い第2のバージョンのOSを有する第2の情報処理装置のコンピュータに、
前記所定の設定が前記第2の情報処理装置において有効に設定されていないとしても前記第1の処理が実行されないように、前記第2の情報処理装置のOSが前記第2のバージョンであることに基づいて制御する制御ステップと、
前記第2の処理を実行する第4実行ステップと、
前記第3の処理を実行する第5実行ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記所定の設定が前記第1の情報処理装置において有効にも無効にも設定されていない初期状態である場合、前記第1の処理が、前記初期状態であることに基づいて実行されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記所定の設定が前記第1の情報処理装置において無効に設定されている場合、前記第1の処理が実行されないように、前記所定の設定が前記第1の情報処理装置において無効に設定されていることに基づいて制御されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記第1の処理は、前記所定の設定を有効に設定するためのダイアログを表示するためのOS標準のApplication Programming Interface(API)を実行する処理であることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記第1の処理が実行されたにもかかわらず、前記所定の設定が有効に設定されなかった場合、前記所定の検索処理が実行されず、前記所定の検索処理と異なる検索処理であり、アクセスポイントが形成しているネットワーク上の装置を検索する他の検索処理が実行されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記第1の処理が実行され、且つ前記所定の設定が有効に設定された場合、前記所定の検索処理及び前記他の検索処理が前記第1の情報処理装置において実行され、
前記所定の設定が前記第2の情報処理装置において有効に設定されていないとしても、前記所定の検索処理及び前記他の検索処理が前記第2の情報処理装置において実行されることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置において、前記所定の設定と異なる設定であり、且つアプリケーションプログラムに対して位置情報サービスの利用を許可するための設定である特定の設定が有効又は無効に設定されることが可能であり、
前記所定の設定は、位置情報サービスの利用が前記特定の設定により許可されるアプリケーションプログラムとして前記所定のアプリケーションプログラムを選択するための設定であることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記特定の設定が有効に設定されており且つ前記所定の設定が有効に設定されている場合、前記第2の処理が実行されたことに基づいて前記所定の検索処理が実行され、
前記特定の設定が有効に設定されていない場合、及び、前記特定の設定が有効に設定されているが前記所定の設定が有効に設定されていない場合、前記第2の処理が実行されたとしても前記所定の検索処理が実行されないことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記第1の情報処理装置のコンピュータに、
前記特定の設定が有効に設定されていない場合、前記特定の設定を有効に設定するための第4の処理を、前記第1の情報処理装置のOSが前記第1のバージョンであること及び前記特定の設定が前記第1の情報処理装置において有効に設定されていないことに基づいて実行する第6実行ステップをさらに実行させ、
前記第2の情報処理装置のコンピュータに、
前記特定の設定が前記第2の情報処理装置において有効に設定されていないとしても前記第4の処理が実行されないように、前記第2の情報処理装置のOSが前記第2のバージョンであることに基づいて制御する第2制御ステップをさらに実行させることを特徴する請求項7に記載のプログラム。
【請求項10】
前記第4の処理は、前記特定の設定を有効に設定するための画面であり、OS標準の設定アプリケーションプログラムにより表示される画面を表示するための処理であることを特徴する請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、位置情報サービスの利用の許可に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-30782
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、アプリケーションプログラムに位置情報サービスの利用を許可することが可能な形態が普及するにつれ、当該形態の利便性を向上させることが要望されている。
【0005】
そこで本発明は、アプリケーションプログラムに位置情報サービスの利用を許可することが可能な形態の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、所定のアプリケーションプログラムであって、第1のバージョンのオペレーティングシステム(OS)を有する第1の情報処理装置のコンピュータに、前記所定のアプリケーションプログラムに対して位置情報サービスの利用を許可するための設定である所定の設定が前記第1の情報処理装置において有効に設定されていない場合、前記所定の設定を有効に設定するための第1の処理を、前記第1の情報処理装置のOSが前記第1のバージョンであること及び前記所定の設定が前記第1の情報処理装置において有効に設定されていないことに基づいて実行する第1実行ステップと、前記第1の処理が実行された後、アクセスポイントを検索する所定の検索処理のための第2の処理を実行する第2実行ステップと、前記第2の処理が実行されたことに基づいて実行される前記所定の検索処理によって発見されたアクセスポイントを有効化している通信装置に対し、前記通信装置が有効化しているアクセスポイントと異なる他のアクセスポイントに関する情報を送信するための第3の処理を実行する第3実行ステップと、を実行させ、前記第1のバージョンより古い第2のバージョンのOSを有する第2の情報処理装置のコンピュータに、前記所定の設定が前記第2の情報処理装置において有効に設定されていないとしても前記第1の処理が実行されないように、前記第2の情報処理装置のOSが前記第2のバージョンであることに基づいて制御する制御ステップと、前記第2の処理を実行する第4実行ステップと、前記第3の処理を実行する第5実行ステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、アプリケーションプログラムに位置情報サービスの利用を許可することが可能な形態の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態における通信システムの一例を示す図である。
本発明の第1実施形態における端末装置及び通信装置の構成図の一例である。
本発明の第1実施形態において表示される設定画面の一例である。
本発明の第1実施形態における、端末装置がセットアップ用アプリにより実行する処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態における、位置情報サービスに関する処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態において表示されるダイアログの一例である。
本発明の第1実施形態において表示される一覧画面の一例である。
本発明の第1実施形態において表示されるIF選択画面の一例である。
本発明の第1実施形態における、接続設定処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態における、第1接続設定処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態における、第2接続設定処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態において表示される誘導画面の一例である。
本発明の第2実施形態における、位置情報サービスに関する処理を示すフローチャートである。
本発明の第2実施形態において表示される誘導画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
本実施形態の通信システムに含まれる情報処理装置及び通信装置について説明する。情報処理装置として、本実施形態ではスマートフォンを例示しているが、これに限定されず、端末装置、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等、種々のものを適用可能である。また、通信装置として、本実施形態ではプリンタを例示しているが、これに限定されず、情報処理装置と無線通信を行うことが可能な装置であれば、種々のものを適用可能である。例えば、プリンタであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等に適用することができる。また、プリンタのみならず複写機やファクシミリ装置、端末装置、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、テレビ、スマートスピーカ等にも適用可能である。その他、複写機能、FAX機能、印刷機能等の複数の機能を備える複合機にも適用可能である。
【0010】
まず、本実施形態を実現するためのシステム構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許