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公開番号2025050505
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159337
出願日2023-09-25
発明の名称ズームレンズおよび撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 15/167 20060101AFI20250328BHJP(光学)
要約【課題】小型軽量かつ広画角で高い光学性能を有するズームレンズを提供する。
【解決手段】ズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群により構成される。ズーミングに際して第1レンズ群と第4レンズ群が移動せず、第2レンズ群と第3レンズ群が移動することで隣り合うレンズ群の間隔が変化する。第3レンズ群L3は、負レンズと、該負レンズよりも像側に配置された正レンズとを有する。第4レンズ群は、像側に向かって凸形状の1つの正メニスカスレンズにより構成されている。第1レンズ群の焦点距離をf1、第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、0.5≦f3/f1≦2.0なる条件を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
4つのレンズ群により構成されるズームレンズであって、
前記4つのレンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群であり、
ズーミングに際して前記第1レンズ群と前記第4レンズ群が移動せず、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が移動することで隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
前記第3レンズ群L3は、負レンズと、該負レンズよりも像側に配置された正レンズとを有し、
前記第4レンズ群は、像側に向かって凸形状の1つの正メニスカスレンズにより構成されており、
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
0.5≦f3/f1≦2.0
なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
0.70≦f2/(-f1)≦1.40
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
前記第4レンズ群の焦点距離をf4とするとき、
1.90≦f4/(-f1)≦3.50
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
0.20≦f2/(-f3)≦0.90
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記第4レンズ群の焦点距離をf4とするとき、
0.30≦(-f3)/f4≦0.80
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記ズームレンズにおける最も像側のレンズの像側の面から像面までの光軸上の距離をBFw、前記ズームレンズにおける最も物体側のレンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離をLDwとするとき、
0.10≦BFw/LDw≦0.30
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記正メニスカスレンズのシェイプファクタをSF_G41、前記正メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径をrG41a、前記正メニスカスレンズの像側の面の曲率半径をrG41bとし、
SF_G41=(rG41b+rG41a)/(rG41b-rG41a)
とするとき、
-3.00≦SF_G41≦-1.01
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
無限遠物体に合焦した状態における望遠端および広角端での前記第2レンズ群の横倍率をそれぞれβ2t、β2wとするとき、
1.35≦β2t/β2w≦2.00
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項9】
無限遠物体に合焦した状態における望遠端および広角端での前記第3レンズ群の横倍率をそれぞれβ3t、β3wとするとき、
0.05≦β3t/β3w≦1.45
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
前記第1レンズ群は、屈折力を有するレンズのみから構成されていることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に好適なズームレンズに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置に用いられるズームレンズには、広画角で全ズーム域にわたって高い光学性能を有し、かつ小型であることが望まれている。特許文献1には、小型かつ広画角化が容易なズームレンズとして、物体側に負の屈折力のレンズ群が配置されたネガティブリード型の広角ズームレンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-059597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1にて開示されたズームレンズは、広角端側において像面湾曲の補正が不十分であり、像面の周辺部での性能が低い。
【0005】
本発明は、小型軽量かつ広画角で全ズーム域にわたって高い光学性能を有するネガティブリード型のズームレンズを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのズームレンズは、4つのレンズ群により構成される。該4つのレンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群である。ズーミングに際して第1レンズ群と第4レンズ群が移動せず、第2レンズ群と第3レンズ群が移動することで隣り合うレンズ群の間隔が変化する。第3レンズ群L3は、負レンズと、該負レンズよりも像側に配置された正レンズとを有する。第4レンズ群は、像側に向かって凸形状の1つの正メニスカスレンズにより構成されている。第1レンズ群の焦点距離をf1、第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
0.5≦f3/f1≦2.0
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記ズームレンズを備えた撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型軽量かつ広画角で全ズーム域にわたって高い光学性能を有するネガティブリード型のズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1のズームレンズの広角端と望遠端における無限遠合焦状態での断面図、
実施例1のズームレンズの(a)広角端および(b)望遠端における無限遠合焦状態での縦収差図。
実施例2のズームレンズの広角端と望遠端における無限遠合焦状態での断面図、
実施例2のズームレンズの(a)広角端および(b)望遠端における無限遠合焦状態での縦収差図。
実施例3のズームレンズの広角端と望遠端における無限遠合焦状態での断面図、
実施例3のズームレンズの(a)広角端および(b)望遠端における無限遠合焦状態での縦収差図。
実施例4のズームレンズの広角端と望遠端における無限遠合焦状態での断面図、
実施例4のズームレンズの(a)広角端および(b)望遠端における無限遠合焦状態での縦収差図。
実施例5のズームレンズの広角端と望遠端における無限遠合焦状態での断面図、
実施例5のズームレンズの(a)広角端および(b)望遠端における無限遠合焦状態での縦収差図。
各実施例のズームレンズを備えた撮像装置の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0010】
実施例1~5の具体的な説明に先立って、各実施例に共通する事項について、図1を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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