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公開番号2025054840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164011
出願日2023-09-26
発明の名称眼鏡レンズ加工用治具
出願人株式会社ニデック
代理人
主分類G02C 13/00 20060101AFI20250331BHJP(光学)
要約【課題】 カップに粘着テープを貼り付ける作業の作業効率を向上させることができる眼鏡レンズ加工用治具を提供する。
【解決手段】 眼鏡レンズの屈折面に対してカップを取り付けるために用いられる粘着テープを、カップに貼り付けるための眼鏡レンズ加工用治具であって、カップと粘着テープの位置合わせをするために、複数の粘着テープが配列された基体に取り付けられる位置合わせ部材を備え、位置合わせ部材は、複数のカップが挿入される貫通孔であって、少なくとも粘着テープおよびカップの径よりも大きく、且つ、カップの挿入方向が制限される貫通孔を有し、貫通孔は、基体に位置合わせ部材を取り付ける際に、貫通孔に複数の粘着テープが入り込む位置に設けられ、複数のカップを貫通孔に挿入した際に、複数のカップが複数の粘着テープに位置合わせされ、カップに粘着テープが貼り付けられる。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
眼鏡レンズの屈折面に対してカップを取り付けるために用いられる粘着テープを、前記カップに貼り付けるための眼鏡レンズ加工用治具であって、
前記カップと前記粘着テープの位置合わせをするために、複数の前記粘着テープが配列された基体に取り付けられる位置合わせ部材を備え、
前記位置合わせ部材は、複数の前記カップが挿入される貫通孔であって、少なくとも前記粘着テープおよび前記カップの径よりも大きく、且つ、前記カップの挿入方向が制限される貫通孔を有し、
前記貫通孔は、前記基体に前記位置合わせ部材を取り付ける際に、前記貫通孔に前記複数の粘着テープが入り込む位置に設けられ、
前記複数のカップを前記貫通孔に挿入した際に、前記複数のカップが前記複数の粘着テープに位置合わせされ、前記カップに前記粘着テープが貼り付けられることを特徴とする眼鏡レンズ加工用治具。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
請求項1の眼鏡レンズ加工用治具において、
前記位置合わせ部材が有する前記貫通孔は、複数の貫通孔であって、
前記複数の貫通孔は、互いに同一形状、且つ、互いに同一サイズで形成されることを特徴とする眼鏡レンズ加工用治具。
【請求項3】
請求項1または請求項2の眼鏡レンズ加工用治具において、
前記位置合わせ部材が有する前記貫通孔は、前記カップの径と同一形状で形成されることを特徴とする眼鏡レンズ加工用治具。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかの眼鏡レンズ加工用治具において、
前記複数の粘着テープが配列された前記基体に、前記位置合わせ部材を取り付けるための土台部材を備え、
前記土台部材は、前記位置合わせ部材に対する前記基体の配置位置を定めるための位置決め機構と、前記位置合わせ部材と連結するための連結部と、を有し、
前記連結部に前記位置合わせ部材を連結した際に、前記複数のカップが前記複数の粘着テープに位置合わせされることを特徴とする眼鏡レンズ加工用治具。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかの眼鏡レンズ加工用治具において、
前記複数のカップを前記貫通孔に挿入させた状態で、前記複数のカップを一度に押さえるための押さえ部材を備え、
前記押さえ部材は、前記位置合わせ部材および前記土台部材と連結するための連結部を有し、前記連結部に前記押さえ部材を連結した際に、カップに粘着テープが一度に貼り付けられることを特徴とする眼鏡レンズ加工用治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、眼鏡レンズの屈折面に対してカップを取り付けるために用いられる粘着テープを、カップに貼り付けるための眼鏡レンズ加工用治具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
眼鏡レンズの周縁加工においては、眼鏡レンズをレンズチャック軸に保持させ、眼鏡レンズの周縁を砥石等で加工する。例えば、眼鏡レンズのレンズチャック軸による保持は、眼鏡レンズの屈折面に加工治具であるカップを取り付けた状態で行われる。一例として、特許文献1では、カップ取付装置を使用して眼鏡レンズにカップを固定した後、一方のレンズチャック軸が持つカップホルダーにカップの基部を装着し、もう一方のレンズチャック軸が持つレンズ押さえをレンズ側に移動させることにより、眼鏡レンズが保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-198359号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、眼鏡レンズにカップを取り付ける場合には、カップに粘着テープ(リープテープ)を貼り付ける作業が必要とされる。例えば、カップに粘着テープを貼り付ける作業は使用者の手作業によって行われるが、カップと粘着テープの位置合わせには時間を要しており手間であった。特に、複数のカップのそれぞれに粘着テープを貼り付ける場合は、作業効率が悪くなりやすかった。
【0005】
本開示は、上記の問題点を鑑み、カップに粘着テープを貼り付ける作業効率を向上させることができる眼鏡レンズ加工用治具を提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0007】
本開示の第1態様に係る眼鏡レンズ加工用治具は、眼鏡レンズの屈折面に対してカップを取り付けるために用いられる粘着テープを、前記カップに貼り付けるための眼鏡レンズ加工用治具であって、前記カップと前記粘着テープの位置合わせをするために、複数の前記粘着テープが配列された基体に取り付けられる位置合わせ部材を備え、前記位置合わせ部材は、複数の前記カップが挿入される貫通孔であって、少なくとも前記粘着テープおよび前記カップの径よりも大きく、且つ、前記カップの挿入方向が制限される貫通孔を有し、前記貫通孔は、前記基体に前記位置合わせ部材を取り付ける際に、前記貫通孔に前記複数の粘着テープが入り込む位置に設けられ、前記複数のカップを前記貫通孔に挿入した際に、前記複数のカップが前記複数の粘着テープに位置合わせされ、前記カップに前記粘着テープが貼り付けられることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
カップおよび粘着テープを説明する図である。
複数の粘着テープが配列された基体を説明する図である。
眼鏡レンズ加工用治具の外観構成を示す図である。
位置合わせ部材を説明する図である。
土台部材を説明する図である。
押さえ部材を説明する図である。
位置合わせ部材の変容例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<概要>
本開示の実施形態に係る眼鏡レンズ加工用治具の概要について説明する。以下の<>にて分類された項目は、独立または関連して利用され得る。なお、本実施形態における「一致」とは、必ずしも完全一致に限定されるものではなく、略一致を含むものとする。また、本実施例における「同一」は、必ずしも完全な同一に限定されるものではなく、略同一を含むものとする。
【0010】
本実施形態の眼鏡レンズ加工用治具は、眼鏡レンズの屈折面に対してカップを取り付けるために用いられる粘着テープを、カップに貼り付けるための治具である。
(【0011】以降は省略されています)

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