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公開番号2025057773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167510
出願日2023-09-28
発明の名称ポリゴンミラー
出願人ニデックコンポーネンツ株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G02B 26/12 20060101AFI20250402BHJP(光学)
要約【課題】 回転の基点を示すインデックスが適切に設けられたポリゴンミラーを提供することにある。
【解決手段】 レーザー光を反射するために、側面に設けられたミラー面2と、回転の基点を示すインデックスとして、側面と垂直である凸多角形の面11に設けられ、凹状に形成された凹部を含むインデックス部3とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レーザー光を反射するために、側面に設けられたミラー面と、
回転の基点を示すインデックスとして、前記側面と異なる凸多角形の面に設けられ、凹状に形成された凹部を含むインデックス部と
を備えることを特徴とするポリゴンミラー。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記インデックス部は、前記凹部の内部にインクが塗布されたこと
を特徴とする請求項1に記載のポリゴンミラー。
【請求項3】
前記インデックス部は、前記凹部の内部に凸状に形成された凸部を含むこと
を特徴とする請求項1に記載のポリゴンミラー。
【請求項4】
前記凸部の上面にインクが塗布されたこと
を特徴とする請求項3に記載のポリゴンミラー。
【請求項5】
前記凸部の高さは、前記凸多角形の面の高さ以下であること
を特徴とする請求項3に記載のポリゴンミラー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ポリゴンミラーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、レーザーを走査させるために、ポリゴンミラーを用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ポリゴンミラーをモータに取り付ける場合、部品の芯ズレなどによる振動を抑制するバランス修正を行うために、回転の基点を示すインデックスをモータに設けることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-170049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、回転の基点を示すインデックスは、モータに設けられ、ポリゴンミラーには設けられない。
本実施形態は、回転の基点を示すインデックスが適切に設けられたポリゴンミラーを提供することにある。
【発明の効果】
【0005】
実施形態によれば、回転の基点を示すインデックスが適切に設けられたポリゴンミラーを提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係るポリゴンミラーは、レーザー光を反射するために、側面に設けられたミラー面と、回転の基点を示すインデックスとして、前記側面と垂直である凸多角形の面に設けられ、凹状に形成された凹部を含むインデックス部とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1実施形態に係るポリゴンミラーの構成を示す斜視図。
第1実施形態に係るポリゴンミラーの面のインデックス部付近を拡大した拡大図。
第1実施形態に係るポリゴンミラーの図2に示す面のインデックス部付近をA-A線で切断した断面図。
本発明の第2実施形態に係るポリゴンミラーの構成を示す斜視図。
第2実施形態に係るポリゴンミラーの面のインデックス部付近を拡大した拡大図。
第2実施形態に係るポリゴンミラーの図5に示す面のインデックス部付近をB-B線で切断した断面図。
第2実施形態に係るポリゴンミラーの変形例の面のインデックス部付近を拡大した拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るポリゴンミラー1の構成を示す斜視図である。なお、図面において、同一部分には、同一符号を付している。
【0009】
ポリゴンミラー1は、回転させることで、レーザーを走査させる光学部品である。ポリゴンミラー1は、モータに取り付けられて、使用される。例えば、ポリゴンミラー1は、ライダー(LiDAR, light detection and ranging)に用いられる。ライダーは、レーザー光を走査しながら対象物を照射して、対象物までの距離及び位置を測定し、対象物の性質を特定する光センサ技術である。
【0010】
ポリゴンミラー1は、断面(又は、表面及び裏面)が凸多角形の柱状形状である。ポリゴンミラー1には、表面の中心から裏面に貫通する円形状の穴H1が設けられる。穴H1には、ポリゴンミラー1が取り付けられるモータの回転軸が挿入されて固定される。ここでは、ポリゴンミラー1は、断面が四角形の柱状形状(即ち、直方体)として主に説明するが、断面が任意の凸多角形の柱状形状であれば、どのような形状でもよい。さらに、ポリゴンミラー1は、チルトミラーのような形状でもよい。チルトミラーの形状は、表面及び裏面が平行な凸多角形であり、表面及び裏面に対する垂直面に対して傾斜した台形形状の側面(ミラー面2)を有している。 ポリゴンミラー1は、複数のミラー面2、及び、インデックス部3を備える。
ミラー面2は、ポリゴンミラー1の回転時に、光源から射出されたレーザー光を反射する。ミラー面2により反射されたレーザー光は、走査するように対象物に照射される。ミラー面2は、ポリゴンミラー1の側面に相当する。したがって、ミラー面2の数は、ポリゴンミラー1の側面の数である。ここでは、ポリゴンミラー1は、直方体として説明しているため、ミラー面2の数は、4つである。
(【0011】以降は省略されています)

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