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公開番号2025044658
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152364
出願日2023-09-20
発明の名称光ファイバケーブル
出願人住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類G02B 6/44 20060101AFI20250326BHJP(光学)
要約【課題】堅牢性と解体性を両立した光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】
複数の光ファイバ心線を含むケーブルコアと、ケーブルコアの周囲に設けられている外被と、外被に埋め込まれた補強シートと、外被に埋め込まれた抗張力体と、を備え、補強シートは、ケーブルコアの周方向の一部に間隙が形成されるように配置されており、補強シートの周方向における第一端部と第二端部とを結ぶ線分に抗張力体の一部が重なるように、抗張力体が配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の光ファイバ心線を含むケーブルコアと、
前記ケーブルコアの周囲に設けられている外被と、
前記外被に埋め込まれた補強シートと、
前記外被に埋め込まれた抗張力体と、を備え、
前記補強シートは、前記ケーブルコアの周方向の一部に間隙が形成されるように配置されており、
前記補強シートの周方向における第一端部と第二端部とを結ぶ線分に前記抗張力体の一部が重なるように、前記抗張力体が配置されている、
光ファイバケーブル。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記抗張力体は、1本または複数本設けられており、前記抗張力体の直径の合計の長さは、前記第一端部と前記第二端部とを結ぶ前記線分の距離よりも大きい、
請求項1に記載の光ファイバケーブル。
【請求項3】
前記抗張力体は複数本設けられている、
請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。
【請求項4】
前記ケーブルコアと前記外被との間に、引き裂き紐が設けられている、
請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。
【請求項5】
前記抗張力体の直径は、1.2mm以上2.4mm以下である、
請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光ファイバケーブルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の光ファイバ心線が収容されているユニットと、ユニットを収容する内部シースと、内部シースの周囲に配置されている補強シートと、補強シートの周囲に配置されている外部シースと、を備えた光ファイバケーブルが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-106568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、内部シースの周囲に配置されている補強シートを備える光ファイバケーブルは、堅牢性に優れている。
【0005】
一方で、特許文献1のような光ファイバケーブルには、解体性を向上させる余地があった。
【0006】
本開示は、堅牢性と解体性を両立した光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る光ファイバケーブルは、
複数の光ファイバ心線を含むケーブルコアと、
前記ケーブルコアの周囲に設けられている外被と、
前記外被に埋め込まれた補強シートと、
前記外被に埋め込まれた抗張力体と、を備え、
前記補強シートは、前記ケーブルコアの周方向の一部に間隙が形成されるように配置されており、
前記補強シートの周方向における第一端部と第二端部とを結ぶ線分に前記抗張力体の一部が重なるように、前記抗張力体が配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、堅牢性と解体性を両立した光ファイバケーブルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る光ファイバケーブルの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(本開示の実施形態の説明)
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示の一態様に係る光ファイバケーブルは、
複数の光ファイバ心線を含むケーブルコアと、
前記ケーブルコアの周囲に設けられている外被と、
前記外被に埋め込まれた補強シートと、
前記外被に埋め込まれた抗張力体と、を備え、
前記補強シートは、前記ケーブルコアの周方向の一部に間隙が形成されるように配置されており、
前記補強シートの周方向における第一端部と第二端部とを結ぶ線分に前記抗張力体の一部が重なるように、前記抗張力体が配置されている。
上記の光ファイバケーブルによれば、抗張力体を除去することで、補強シートの隙間から光ファイバケーブルを解体しやすくなる。また、補強シートの周方向の間隙に抗張力体が設けられているので、光ファイバケーブルの周方向にわたって堅牢性が向上する。これにより、堅牢性と解体性を両立した光ファイバケーブルが提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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