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公開番号
2025058893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024110662
出願日
2024-07-10
発明の名称
コンタクトレンズ
出願人
視陽光學股ふん有限公司
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
G02C
7/04 20060101AFI20250402BHJP(光学)
要約
【課題】既存技術の不足を補う新たなコンタクトレンズを提供することであり、レンズの厚さの差を減少させ、装着時の快適さと良好な回転位置決め性能を両立させるコンタクトレンズを提供すること。
【解決手段】コンタクトレンズは、トーリックレンズ体を含む。トーリックレンズ体は、中心から径方向外側に向かって延びる半径を有し、その半径はトーリックレンズ体の厚さ方向に沿って断面を形成し、断面の面積AはA=P-f(θ)の式(I)に従う。ただし、θは方位角であり、0°≦θ≦360°であり、f(θ)は多項式であり、0.5≦P≦7である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トーリックレンズ体を含むコンタクトレンズであって、
前記トーリックレンズ体は、中心から径方向に向かって外側に延びる半径を有し、前記トーリックレンズ体は、前記半径に沿った厚さ方向の断面の面積AがA=P-f(θ)の式(I)を満たすように構成され、
ただし、θは方位角で、0°≦θ≦360°、0.5≦P≦7、f(θ)は多項式である、
ことを特徴とするコンタクトレンズ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記f(θ)は(aθ
4
+bθ
3
+cθ
2
+dθ)として表され、ただし、θは方位角で、0°≦θ≦360°、0°≦θ≦360°、-10
-8
≦a≦-10
-10
、10
-8
≦b≦10
-5
、-10
-1
≦c≦-10
-5
、10
-5
≦d≦10
-1
である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
【請求項3】
10
-8
≦a≦-10
-9
、10
-6
≦b≦10
-5
、-10
-1
≦c≦-10
-4
、10
-4
≦d≦10
-1
である、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
【請求項4】
前記f(θ)は三角多項式であり、[k1sin(θ/2)+k2cos
2
(θ/2)]として表され、ただし、θは方位角で、0°≦θ≦360°、-0.2≦k1≦0.5、0≦k2≦6、且つk2<Pである、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
【請求項5】
前記トーリックレンズ体の径方向上の最大厚さの変化率は100%未満である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
【請求項6】
前記トーリックレンズ体の径方向上の最大厚さの変化率は55%未満である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
【請求項7】
前記トーリックレンズ体の方位角が180°である前記断面の面積と前記トーリックレンズ体の方位角が0°である前記断面の面積との比率は1.0から7.5である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
【請求項8】
前記トーリックレンズ体の方位角が90°である前記断面の面積と前記トーリックレンズ体の方位角が0°である前記断面の面積との比率は1.0から4.5である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
【請求項9】
前記トーリックレンズ体の方位角が180°である前記断面の面積と前記レンズ体の方位角が90°である前記断面の面積との比率は1.0から1.8である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
【請求項10】
前記トーリックレンズの断面は光学エリア断面と環状エリア断面を含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンタクトレンズに関し、特に、乱視コンタクトレンズに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
乱視度数を有するコンタクトレンズにおいては、コンタクトレンズの位置決めが非常に重要である。コンタクトレンズの位置決めが不良の場合、コンタクトレンズは装着時に回転しやすく、理想的な矯正効果を達成することができない。
【0003】
位置決めの方式に応じて、現在市場に出回っているコンタクトレンズは、大別してバラスト設計および上下薄化設計の2つの類型に区分される。これら2つの構造設計方法は、コンタクトレンズの厚さを変更することによって、位置決めの効果を達成するものである。
【0004】
バラスト設計のコンタクトレンズは、重力の作用を利用し、コンタクトレンズを装着する際に、コンタクトレンズの重い一端が下方に回転する傾向にあることで、位置決めの効果を達成する。上下薄化設計のコンタクトレンズは、まぶたの瞬きの瞬間に、コンタクトレンズの薄い両端がまぶたと重なる位置に回転できるようにすることで、位置決めの効果を達成する。
【0005】
コンタクトレンズは、中心の光学エリアと外周の環状エリアに分けられる。光学エリアの厚さは乱視度数に応じて変化し、乱視度数が増加すると、光学エリアの厚さも増加する。環状エリアの厚さは、異なる位置決め機構(例:バラスト設計や上下薄化設計)に基づいて設計される。外周の環状エリアは、主に位置決め効果を達成する部分である。
【0006】
上述の位置決め効果を達成するために、設計の過程で通常、外周の環状エリアを複数のサブエリアに分け、それぞれのサブエリアの厚さを個別に設計する。しかし、この種の厚さの設計過程では、コンタクトレンズの位置決め性能のみを考慮しており、光学エリアの度数矯正問題は同時に考慮されていない。
【0007】
そのため、外周の環状エリアと中心の光学エリアの境界部では、大きな厚さの差が生じやすい。曲率の調整を通じても、この厚さの差は使用者に異物感を感じさせ、快適ではない使用体験をもたらすことになる。
【0008】
具体的には、既存のコンタクトレンズにおいて、乱視度数が0°の場合、レンズの厚さの差は15%から200%の範囲にある。乱視度数が高い(例えば:700°)場合、レンズの厚さの差は20%から110%の範囲にある。
【0009】
したがって、構造設計の改善を通じてコンタクトレンズの厚さの差を低減する方法は、この製品が解決しようとしている重要な課題の一つとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明が解決しようとしている技術的課題は、既存技術の不足を補う新たなコンタクトレンズを提供することであり、レンズの厚さの差を減少させ、装着時の快適さと良好な回転位置決め性能を両立させるコンタクトレンズである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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