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公開番号
2025040398
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2024113947
出願日
2024-07-17
発明の名称
速度抑制装置および車両
出願人
ナブテスコ株式会社
,
アクロナイネン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16D
59/00 20060101AFI20250314BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】制動力の調整幅を大きくすることができる速度抑制装置および車両を提供する。
【解決手段】速度抑制装置1は、ブレーキドラム11と、ブレーキドラム11の内周面との接触による制動力によって車輪の回転速度を低下させるブレーキシュー23と、ブレーキシュー23を付勢する弾性部材24と、当接部材25と、当接部材25が弾性部材24を押圧する力を増減させるシフトカム26と、シフトカム26の回転位置を定めることにより弾性部材24を押圧する力を調整する調整ギア27と、を備える。シフトカム26の径D1は、調整ギア27の径D2より大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を中心に回転する車輪に設けられて前記車輪の回転速度を抑制する速度抑制装置であって、
ブレーキドラムと、
前記ブレーキドラムの内周面との接触による制動力によって、前記車輪の回転速度を低下させるブレーキシューと、
一端部及び他端部を有し、前記一端部を介して前記ブレーキシューを付勢する弾性部材と、
前記弾性部材の前記他端部に設けられた当接部材と、
前記回転軸を中心に回転可能に配置され、回転位置に応じて前記当接部材が前記弾性部材を押圧する力を増減させるシフトカムと、
外部入力により作動することで前記シフトカムを回転させ、前記シフトカムの回転位置を定めることにより前記弾性部材を押圧する力を調整する調整ギアと、を備え、
前記シフトカムの径は、前記調整ギアの径より大きい、速度抑制装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
少なくとも前記シフトカムを覆うカバー板をさらに備え、
前記カバー板には、前記シフトカムの回転位置を表示する窓部が少なくとも1つ以上形成されている、請求項1に記載の速度抑制装置。
【請求項3】
前記窓部は、複数形成され、
複数の前記窓部は、前記シフトカムの回転方向に沿って異なる位置に配置されるように形成され、
前記シフトカムの回転位置に応じて、前記シフトカムに重なる前記窓部の数が変化する、請求項2に記載の速度抑制装置。
【請求項4】
前記シフトカムには、前記シフトカムの回転位置を示す位置表示が形成され、
前記窓部は、前記位置表示を視認可能に形成されている、請求項2に記載の速度抑制装置。
【請求項5】
請求項1~4のうちいずれか1項に記載の速度抑制装置と、
前記速度抑制装置が設けられた車輪と、を備える、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、速度抑制装置および車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、ユーザの歩行を補助するために用いられる歩行車などの車両には、車輪の回転速度を抑制する速度抑制装置が設けられることがある(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
速度抑制装置は、車輪に設けられる。速度抑制装置は、例えば、ブレーキドラムと、ブレーキシューと、弾性部材と、当り部材と、カムと、調整ギアと、を備える。ブレーキシューはブレーキドラムの内周面に接触する。弾性部材は、ブレーキシューを付勢する。カムは、当り部材を介して弾性部材に圧縮方向の力を加える。調整ギアは、カムの回転方向の位置を定めることにより、当り部材が弾性部材を押圧する力を調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-59838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
速度抑制装置では、制動力の調整幅を大きくすることが検討されている。制動力の調整幅を大きくできれば、例えば、高速走行時に制動力を働かせる設定が可能となる。
しかし、従来の速度抑制装置では、構造上、制動力の調整幅を大きくするのは難しかった。
【0006】
本発明の一態様は、制動力の調整幅を大きくすることができる速度抑制装置および車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る速度抑制装置は、回転軸を中心に回転する車輪に設けられて前記車輪の回転速度を抑制する速度抑制装置であって、ブレーキドラムと、前記ブレーキドラムの内周面との接触による制動力によって前記車輪の回転速度を低下させるブレーキシューと、一端部及び他端部を有し、前記一端部を介して前記ブレーキシューを付勢する弾性部材と、前記弾性部材の前記他端部に設けられた当接部材と、前記回転軸を中心に回転可能に配置され、回転位置に応じて前記当接部材が前記弾性部材を押圧する力を増減させるシフトカムと、外部入力により作動することで前記シフトカムを回転させ、前記シフトカムの回転位置を定めることにより前記弾性部材を押圧する力を調整する調整ギアと、を備える。前記シフトカムの径は、前記調整ギアの径より大きい。
【0008】
速度抑制装置では、シフトカムの外径が調整ギアの外径より大きいため、制動力(ブレーキ力)の調整幅を大きくできる。また、制動力の設定の自由度を高めることができる。よって、例えば、これまでよりも高速での走行時に制動力を働かせるような設定が可能となる。
【0009】
前記速度抑制装置において、少なくとも前記シフトカムを覆うカバー板をさらに備えても良い。前記カバー板には、前記シフトカムの回転位置を表示する窓部が少なくとも1つ以上形成されても良い。
この場合には、窓部によって遠心ブレーキの制動力をわかりやすく表示することができる。よって、遠心ブレーキが作動する車輪の回転速度の設定などの作業は容易となる。
【0010】
前記速度抑制装置において、窓部が複数形成されても良い。複数の前記窓部は、前記シフトカムの回転方向に沿って異なる位置に配置されるように形成され、前記シフトカムの回転位置に応じて、前記シフトカムに重なる前記窓部の数が変化しても良い。
この場合には、遠心ブレーキの制動力をさらにわかりやすく表示することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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