TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025040112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146826
出願日
2023-09-11
発明の名称
ハンドル
出願人
日本プラスト株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62D
1/06 20060101AFI20250314BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】外観が良好なステアリングホイールを提供する。
【解決手段】ステアリングホイール1は、基材10と基材10を覆う表皮材11とを有して円弧状または円環状に形成されたリム部5を備える。表皮材11は、片部25を複数備え、これら複数の片部25同士が端縁部の位置で互いに接合されて構成される。少なくともいずれかの片部25は、両端縁部36がそれぞれ裏側に折り返されて重ねられ、両端縁部36間に位置する一般部37と基材10との間に、片部25との接触により少なくとも一部が変形可能で一般部37を両端縁部36よりも基材10から離れる側へと突出した位置に規制する介在部品40が介在されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材とこの基材を覆う表皮材とを有して円弧状または円環状に形成されたリム部を備えるハンドルであって、
前記表皮材は、片部を複数備え、これら複数の片部同士が端縁部の位置で互いに接合されて構成され、
少なくともいずれかの前記片部は、両端縁部がそれぞれ裏側に折り返されて重ねられ、これら両端縁部間に位置する一般部と前記基材との間に、前記片部との接触により少なくとも一部が変形可能で前記一般部を前記両端縁部よりも前記基材から離れる側へと突出した位置に規制する介在部品が介在されている
ことを特徴とするハンドル。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
少なくともいずれかの片部は、残りの他の前記片部よりもリム部の周方向の寸法が短い幅狭片部であり、
介在部品は、前記幅狭片部の一般部と基材との間に介在されている
ことを特徴とする請求項1記載のハンドル。
【請求項3】
幅狭片部は、直進状態におけるリム部の上部または下部に位置するセンターマークをなす
ことを特徴とする請求項2記載のハンドル。
【請求項4】
表皮材は、革材である
ことを特徴とする請求項3記載のハンドル。
【請求項5】
基材は、所定の機能を有する機能部品を有し、
介在部品は、片部の一般部と前記機能部品との間に介在されている
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載のハンドル。
【請求項6】
介在部品は、折り返された両端縁部間に対してリム部の周方向に略隙間なく配置されている
ことを特徴とする請求項5記載のハンドル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、円弧状または円環状に形成されたリム部を備えるハンドルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車のハンドルであるステアリングホイールにおいて、ニュートラルの状態(車両操作状態では直進)であることを視覚的に認識できるよう、リム部の上側中央の本革などの被覆材の色などを、当該箇所以外より明るいものとすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような、いわゆるセンターマーク(トップマーク)は、上記箇所の限られた範囲、例えば10~20mmの短い範囲に設定されることが多い。
【0003】
ステアリングホイールの被覆材として革材を選択する場合、複数の革片をつなぎ合わせて環状のステアリングホイールに合わせた形状を構成することが一般的である。革片同士の縫製による接合においては、単に端縁部同士を縫合するのではなく、革片の端縁部を表面とは反対側へ僅かに折り返し、その折り返し頂部同士が突き合わされた状態で接合した造形となるようにしたものがある。
【0004】
このような構成においては、革片の端縁部は、革材が折り返され重ねられているため、この革片端縁部において革材の裏側を漉いていたとしても、革材が折り重ねられていない一般部より厚みを有することとなる。そのような仕様で、例えば接合される革片の一つを寸法が短いセンターマーク形成片として両端縁部を折り返して接合しステアリングホイール基材へ巻き付けると、当該センターマーク形成片では、両端縁部間の一般部がステアリングホイール基材のリム部表面の円弧形状に沿った形状を充分に表出させる前に、両側の端縁部で折り重ねたことによる厚み分の高さが生じ、全体として当該箇所が直線状に見えてしまい、外観に影響が出るおそれがある。
【0005】
また近年、乗員の把持を検知するためのセンサマットを革片の下側に設定したステアリングホイールがある。革片が上記のような状態になっていることで、両端縁間で一般部が吊り橋のようになり、革片裏側とセンサマット表面との間に隙間が発生することも考えられるため、当該箇所では把持の検知が妨げられるおそれもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-157506号公報 (第5-6頁、図1-10)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、センターマークの設置によってステアリングホイールの外観が損なわれないようにすることが求められる。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、外観が良好なハンドルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載のハンドルは、基材とこの基材を覆う表皮材とを有して円弧状または円環状に形成されたリム部を備えるハンドルであって、前記表皮材は、片部を複数備え、これら複数の片部同士が端縁部の位置で互いに接合されて構成され、少なくともいずれかの前記片部は、両端縁部がそれぞれ裏側に折り返されて重ねられ、これら両端縁部間に位置する一般部と前記基材との間に、前記片部との接触により少なくとも一部が変形可能で前記一般部を前記両端縁部よりも前記基材から離れる側へと突出した位置に規制する介在部品が介在されているものである。
【0010】
請求項2記載のハンドルは、請求項1記載のハンドルにおいて、少なくともいずれかの片部は、残りの他の前記片部よりもリム部の周方向の寸法が短い幅狭片部であり、介在部品は、前記幅狭片部の一般部と基材との間に介在されているものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
重量物移動台車
11か月前
個人
発音装置
25日前
個人
折り畳み自転車
3か月前
個人
電動モビリティ
29日前
個人
自転車用傘捕捉具
5か月前
個人
体重掛けリフト台車
4か月前
個人
自由方向乗車自転車
29日前
個人
自転車用荷台
8か月前
個人
自転車用荷物台
4か月前
個人
アタッチメント
5か月前
個人
クリアレインシェード
11か月前
個人
キャンピングトライク
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
9か月前
株式会社クラベ
面状ユニット
10か月前
個人
ステアリングの操向部材
7か月前
個人
スライドレインプルーフ
10か月前
個人
ステアリングの操向部材
2か月前
株式会社ホシプラ
台車
11か月前
株式会社CPM
駐輪機
5か月前
三甲株式会社
台車
7か月前
株式会社三五
リアサブフレーム
3か月前
帝人株式会社
車両構造体
10か月前
祖峰企画株式会社
平台車
9か月前
三甲株式会社
台車
7か月前
個人
足踏みペダル式自転車
10か月前
学校法人千葉工業大学
車両
3か月前
学校法人千葉工業大学
車両
3か月前
学校法人千葉工業大学
車両
3か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
11か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
5か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
6か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
5か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
5か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
5か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
5か月前
株式会社クボタ
作業車
8か月前
続きを見る
他の特許を見る