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公開番号2025038472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2023145105
出願日2023-09-07
発明の名称鉄筋の組立方法
出願人清水建設株式会社,株式会社旭都鉄筋工業所
代理人個人,個人,個人
主分類E04G 21/12 20060101AFI20250312BHJP(建築物)
要約【課題】労力の軽減や工期の短縮を図ることができる鉄筋の組立方法を提供する。
【解決手段】円弧状鉄筋ユニット製作工程は、複数の円弧状枠部2を円弧の中心軸線が第1水平方向に延びる向きで同軸かつ外周側が上側となる同じ姿勢で前記第1水平方向に間隔をあけて仮固定する仮固定工程と、仮固定された円弧状枠部2の外周に複数の主筋3を第1水平方向に延びる向きで円弧の周方向に間隔をあけて固定する主筋設置工程と、円弧状枠部2に固定された複数の主筋3の外周に補強筋4を設置する補強筋設置工程と、補強筋設置工程の後に円弧状枠部2の仮固定を解除する仮固定解除工程と、を有する。主筋設置工程では、主筋3を円弧状枠部2の外周側または内周側に配置し、円弧状枠部2の孔部21にU字形ボルト5のネジ部を挿入して貫通させ、主筋3をU字形ボルト5と円弧状枠部2とで挟み、U字形ボルト5のネジ部にナットを固定する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
断面形状が円弧の柱状に鉄筋を組み立てて円弧状鉄筋ユニットを複数製作する円弧状鉄筋ユニット製作工程と、
複数の前記円弧状鉄筋ユニットを円弧の周方向に連結して円筒状の鉄筋ユニットを製作する連結工程と、を有し、
前記円弧状鉄筋ユニットは、
複数の円弧状の円弧状枠部と、
前記円弧状枠部に固定される複数の主筋と、
前記複数の主筋の外周側に設置される複数の補強筋と、を有し、
前記円弧状枠部には、前記主筋を固定するためのU字形ボルトのネジ部が挿入される孔部が周方向に間隔をあけて複数形成され、
前記円弧状鉄筋ユニット製作工程は、
複数の前記円弧状枠部を円弧の中心軸線が第1水平方向に延びる向きで同軸かつ外周側が上側となる同じ姿勢で前記第1水平方向に間隔をあけて仮固定する仮固定工程と、
仮固定された前記円弧状枠部の外周に前記複数の主筋を前記第1水平方向に延びる向きで円弧の周方向に間隔をあけて固定する主筋設置工程と、
前記円弧状枠部に固定された前記複数の主筋の外周側に前記補強筋を設置する補強筋設置工程と、
前記補強筋設置工程の後に前記円弧状枠部の仮固定を解除する仮固定解除工程と、を有し、
前記主筋設置工程では、
前記主筋を前記円弧状枠部の外周側または内周側に配置し、
前記円弧状枠部の前記孔部に前記U字形ボルトのネジ部を貫通させて、前記主筋を前記U字形ボルトと前記円弧状枠部とで挟み、
前記U字形ボルトのネジ部にナットを固定する鉄筋の組立方法。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記連結工程では、
複数の前記円弧状鉄筋ユニットのうちの1つの円弧状鉄筋ユニットを円弧の中心軸線が前記第1水平方向に延び内周側が上方を向く姿勢で床面に設置し、
床面に設置された前記円弧状鉄筋ユニットの上に、他の円弧状鉄筋ユニットを円弧の中心軸線が前記第1水平方向に延び内周側が下方を向く姿勢で配置し、
上下に配置された前記円弧状鉄筋ユニットそれぞれの前記円弧状枠部の端部どうしを連結して、複数の前記円弧状鉄筋ユニットを円筒状に連結する請求項1に記載の鉄筋の組立方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄筋の組立方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、陸上風車の基礎などの大型の構造物の配筋工事では、多数の柱主筋を一本ずつクレーンで吊り上げて配筋し、配筋された多数の柱主筋を囲むように補強筋(帯筋)を配筋している。このような多数の柱主筋を一本ずつクレーンで吊り上げて配筋する配筋工事では、工期やコストがかかるとともに、熟練した技術が必要であるため、人材不足が問題となることがある。これに対し、特許文献1には、柱主筋が挿入される孔部が配筋間隔に合わせて多数形成された枠組みプレートを横向きに設置し、枠組みプレートの多数の孔部それぞれに柱主筋を挿入して固定し、枠組みプレートに固定された多数の柱主筋を囲むように補強筋を配筋する鉄筋の組立方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このようにして鉄筋を組み立てた鉄筋ユニットは、例えば、工場などで製作され、現場に運搬されて設置位置に設置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-47469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、大型の構造物の場合、枠組みプレートも大型となり、枠組みプレートの製作や運搬に労力がかかるという問題がある。
柱主筋を枠組みプレートの孔部に通す作業が大がかりであり、労力や工期がかかるという問題もある。また、例えば端部に屈曲部が設けられているなど加工が施された柱主筋は、枠組みプレートの孔部に通すことができない可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、労力の軽減や工期の短縮を図ることができる鉄筋の組立方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る鉄筋の組立方法は、断面形状が円弧の柱状に鉄筋を組み立てて円弧状鉄筋ユニットを複数製作する円弧状鉄筋ユニット製作工程と、複数の前記円弧状鉄筋ユニットを円弧の周方向に連結して円筒状の鉄筋ユニットを製作する連結工程と、を有し、前記円弧状鉄筋ユニットは、複数の円弧状の円弧状枠部と、前記円弧状枠部に固定される複数の主筋と、前記複数の主筋の外周側に設置される複数の補強筋と、を有し、前記円弧状枠部には、前記主筋を固定するためのU字形ボルトのネジ部が挿入される孔部が周方向に間隔をあけて複数形成され、前記円弧状鉄筋ユニット製作工程は、複数の前記円弧状枠部を円弧の中心軸線が第1水平方向に延びる向きで同軸かつ外周側が上側となる同じ姿勢で前記第1水平方向に間隔をあけて仮固定する仮固定工程と、仮固定された前記円弧状枠部の外周に前記複数の主筋を前記第1水平方向に延びる向きで円弧の周方向に間隔をあけて固定する主筋設置工程と、前記円弧状枠部に固定された前記複数の主筋の外周側に前記補強筋を設置する補強筋設置工程と、前記補強筋設置工程の後に前記円弧状枠部の仮固定を解除する仮固定解除工程と、を有し、前記主筋設置工程では、前記主筋を前記円弧状枠部の外周側または内周側に配置し、前記円弧状枠部の前記孔部に前記U字形ボルトのネジ部を貫通させて、前記主筋を前記U字形ボルトと前記円弧状枠部とで挟み、前記U字形ボルトのネジ部にナットを固定する。
【0007】
本発明では、断面形状が円弧の柱状に鉄筋を組み立てて円弧状鉄筋ユニットを製作し、製作した円弧状鉄筋ユニットを複数連結して円筒状の鉄筋ユニットを製作している。このため、主筋を固定する枠部を円筒状の鉄筋ユニットの円筒に対応する1つの円環状の枠部ではなく、円弧状鉄筋ユニットの円弧に対応する円弧状の円弧状枠部とすることができる。このため、円環状の枠部を用いる場合と比べて、枠部(円弧状枠部)1つ当たりの形状を小型化でき、枠部の製作や運搬に係る労力を軽減でき、工期の短縮を図ることができる。
本発明では、予め工場などで、鉄筋ユニットを製作すれば、鉄筋ユニットを現場に運搬して設置位置に設置すればよいため、従来のように現場において主筋をクレーンで吊り上げて配筋する作業が無く、労力を軽減でき、工期の短縮を図ることができる。
本発明では、U字形ボルトによって主筋を円弧状枠部に固定するため、枠部に形成された孔部に主筋を通して主筋を枠部に固定する場合と比べて、主筋を容易に円弧状枠部に固定できる。また、本発明では、主筋の端部に屈曲部などの加工が施されている場合など、主筋を枠部に形成された孔部に通すことができない場合でも、主筋を円弧状枠部に容易に固定できる。
【0008】
また、本発明に係る鉄筋の組立方法では、前記連結工程では、複数の前記円弧状鉄筋ユニットのうちの1つの円弧状鉄筋ユニットを円弧の中心軸線が前記第1水平方向に延び内周側が上方を向く姿勢で床面に設置し、床面に設置された前記円弧状鉄筋ユニットの上に、他の円弧状鉄筋ユニットを円弧の中心軸線が前記第1水平方向に延び内周側が下方を向く姿勢で配置し、上下に配置された前記円弧状鉄筋ユニットそれぞれの前記円弧状枠部の端部どうしを連結して、複数の前記円弧状鉄筋ユニットを円筒状に連結してもよい。
【0009】
このような構成とすることにより、上側から連結する円弧状鉄筋ユニットは、製作時の姿勢のまま床面に設置された円弧状鉄筋ユニットの上に配置すればよいため、円弧状鉄筋ユニットどうしを容易に連結できる。また、高さのある鉄筋ユニットの場合でも、円弧状鉄筋ユニットを横臥させた姿勢となるため、円弧状枠部どうしの連結を低い位置で行うことができ、作業性が良い。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、労力の軽減や工期の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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