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公開番号2025044037
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151713
出願日2023-09-19
発明の名称計測装置、計測方法及びシールドマシン
出願人応用地質株式会社,清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E21D 9/093 20060101AFI20250325BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】トンネル周辺の地盤の状態を把握することが可能な計測装置、計測方法及びシールドマシンを提供する。
【解決手段】本発明に係る計測装置は、地中に掘削したトンネル内に設置され、トンネル周囲の地盤を計測する計測装置であって、起振機によるトンネル内部からの地盤の振動、またはトンネル掘削による地盤の振動を、計測する複数の受振器と、受振器が計測した地盤の振動を解析して表示する解析部と、を備える。計測装置は、解析結果が有意な変化を示した場合に警告を発する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
地中に掘削したトンネル内に設置され、トンネル周囲の地盤を計測する計測装置であって、
起振機によるトンネル内部からの前記地盤の振動、またはトンネル掘削による前記地盤の振動を、計測する複数の受振器と、
前記受振器が計測した前記地盤の前記振動を解析して表示する解析部と、
を備える
計測装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
トンネルの掘削方向の複数の位置で、前記起振機またはトンネル掘削による前記地盤の振動と前記解析部による前記振動の解析を行い、解析結果が有意な変化を示した場合に警告を発する、
請求項1に記載の計測装置。
【請求項3】
前記起振機はエアノッカーである、
請求項1又は2に記載の計測装置。
【請求項4】
前記起振機及び前記受振器は、シールドマシンの周壁の内側に配置される、
請求項1又は2に記載の計測装置。
【請求項5】
前記起振機及び前記受振器は、前記シールドマシンのスキンプレート内側の周壁に配置される、
請求項4に記載の計測装置。
【請求項6】
前記解析部は、前記地盤の前記振動の伝播速度を算出して表示する、
請求項1又は2に記載の計測装置。
【請求項7】
トンネルの周囲の地盤を計測する計測方法であって、
前記トンネルの内部から地盤を振動させ、またはトンネル掘削により前記地盤を振動させるステップと、
前記トンネルに配置された複数の受振器が、前記地盤の振動を計測するステップと、
解析部が、記記受振器が計測した前記地盤の前記振動を解析して表示するステップと、
を含む、計測方法。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の計測装置を備えるシールドマシン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、計測装置、計測方法及びシールドマシンに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
周囲の地盤に影響を及ぼさないようにトンネルを施工する技術が知られている。特許文献1には、地山を掘削するシールド機が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-077710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、地盤が不均質であり、トンネル周辺の一部の地盤のみが軟質な場合がある。また、トンネルの施工中に、トンネル周辺の地盤が緩むおそれがある。しかしながら、トンネル周辺の地盤の状態を把握することが難しかった。
【0005】
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、トンネル周辺の地盤の状態を把握することが可能な計測装置、計測方法及びシールドマシンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様としての計測装置は、
(1)
地中に掘削したトンネル内に設置され、トンネル周囲の地盤を計測する計測装置であって、
起振機によるトンネル内部からの前記地盤の振動、またはトンネル掘削による前記地盤の振動を計測する複数の受振器と、
前記受振器が計測した前記地盤の前記振動を解析して表示する解析部と、
を備える。
【0007】
本開示の1つの実施形態としての計測装置は、
(2)
トンネルの掘削方向の複数の位置で、前記起振機またはトンネル掘削による前記地盤の振動と前記解析部による前記振動の解析を行い、解析結果が有意な変化を示した場合に警告を発する、
上記(1)に記載の計測装置、である。
【0008】
本開示の1つの実施形態としての計測装置は、
(3)
前記起振機はエアノッカーである、
上記(1)又は(2)に記載の計測装置、である。
【0009】
本開示の1つの実施形態としての計測装置は、
(4)
前記起振機及び前記受振器は、シールドマシンの周壁の内側に配置される、
上記(1)から(3)のいずれか1つに記載の計測装置、である。
【0010】
本開示の1つの実施形態としての計測装置は、
(5)
前記起振機及び前記受振器は、前記シールドマシンのスキンプレート内側の周壁に配置される、
上記(4)に記載の計測装置、である。
(【0011】以降は省略されています)

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