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公開番号
2025037393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144302
出願日
2023-09-06
発明の名称
充電器
出願人
株式会社マキタ
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H02J
7/10 20060101AFI20250311BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】充電器の信頼性を向上させる。
【解決手段】本開示の一態様の充電器は、電源と電力変換部と電源電圧測定部と制御部とバッテリパック情報取得部とを備える。電力変換部は、電源から出力される電源電力を、バッテリパックを充電するための充電電力へ変換する。バッテリパック情報取得部は、充電電流上限値を特定可能な上限値特定情報をバッテリパックから取得する。制御部は、電源電圧測定部が測定した電源出力電圧値に基づいて、電源出力電圧値が電源出力電圧範囲内に含まれるように当該充電器が出力する充電電流の値を電圧維持充電電流値として算出する。制御部は、電圧維持充電電流値と充電電流上限値とのうち小さい方の値を充電電流決定値とし、充電電流決定値を有する充電電流を出力するように電力変換部を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリパックを充電する充電器であって、
当該充電器に接続される電源と、
前記電源から出力される電源電力を入力し、前記電源電力を、前記バッテリパックを充電するための充電電力へ変換するように構成された電力変換部と、
前記電源が出力する電源出力電圧の値である電源出力電圧値を測定するように構成された電源電圧測定部と、
前記電力変換部を制御するように構成された制御部と、
当該充電器から前記バッテリパックへ入力される充電電流の上限値である充電電流上限値を特定可能な上限値特定情報を前記バッテリパックから取得するように構成されたバッテリパック情報取得部とを備え、
前記制御部は、
前記電源電圧測定部が測定した前記電源出力電圧値に基づいて、前記電源出力電圧値が予め設定された電源出力電圧範囲内に含まれるように当該充電器が出力する充電電流の値を、電圧維持充電電流値として算出し、
前記電圧維持充電電流値と、前記充電電流上限値とのうち、小さい方の値を充電電流決定値とし、前記充電電流決定値を有する前記充電電流を出力するように前記電力変換部を制御するように構成される充電器。
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【請求項2】
請求項1に記載の充電器であって、
前記制御部は、更に、
当該充電器が出力可能な最大の前記充電電流の値である最大充電電流値と、前記電圧維持充電電流値と、前記充電電流上限値とのうち、最も小さい値を前記充電電流決定値とするように構成される充電器。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の充電器であって、
前記制御部は、更に、
算出した前記充電電流決定値が、当該充電器が出力可能な最小の前記充電電流の値である最小充電電流値より小さい場合には、前記充電電流決定値を0[A]に設定するように構成される充電器。
【請求項4】
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の充電器であって、更に、
当該充電器が出力する前記充電電流の値を測定するように構成された充電電流測定部と、
前記充電電流測定部が測定した前記充電電流の値を積算した充電電流積算値を算出するように構成された充電電流積算部と
を備える充電器。
【請求項5】
請求項4に記載の充電器であって、更に、
前記充電電流積算部が算出した前記充電電流積算値を前記バッテリパックへ送信するように構成された送信部を備える充電器。
【請求項6】
請求項5に記載の充電器であって、
前記充電電流積算部は、算出した前記充電電流積算値が、前回算出した前記充電電流積算値に等しい場合には、前回算出した前記充電電流積算値に、予め設定されたダミー値を加算した加算値を、今回算出した前記充電電流積算値とする充電器。
【請求項7】
請求項6に記載の充電器であって、
前記ダミー値は、前記バッテリパック内で用いる充電容量最小単位に対応する値である充電器。
【請求項8】
請求項1~請求項7の何れか1項に記載の充電器であって、更に、
前記制御部が動作するために必要な電力を予め蓄えるように構成された蓄電部を備える充電器。
【請求項9】
請求項8に記載の充電器であって、更に、
前記電源から出力される前記電源電力を用いて前記蓄電部に対して充電を行うように構成された蓄電用電源取得部を備える充電器。
【請求項10】
請求項9に記載の充電器であって、
前記蓄電用電源取得部は、前記電源から前記電源電力を供給可能に接続され、
前記蓄電用電源取得部と前記バッテリパックとの間の通電経路上には、前記バッテリパックから前記蓄電用電源取得部への電力供給を阻止するための逆流阻止回路が設置される充電器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリを充電する充電器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、太陽電池を電源としてバッテリパックを充電する充電器において、太陽電池の電圧を一定値に保持するように充電電流値を制御することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-55588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の充電器は、充電器に搭載されるマイコンから充電電流を指定することができない構成になっており、充電器によって充電されるバッテリの許容電流値よりも大きな充電電流が流れてしまう可能性がある。
【0005】
本開示の一態様は、充電器の信頼性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様における充電器は、バッテリパックを充電する充電器であって、電源と、電力変換部と、電源電圧測定部と、制御部と、バッテリパック情報取得部とを備える。
電源は、当該充電器に接続される。電力変換部は、電源から出力される電源電力を入力し、電源電力を、バッテリパックを充電するための充電電力へ変換するように構成される。電源電圧測定部は、電源が出力する電源出力電圧の値である電源出力電圧値を測定するように構成される。
【0007】
制御部は、電力変換部を制御するように構成される。バッテリパック情報取得部は、当該充電器からバッテリパックへ入力される充電電流の上限値である充電電流上限値を特定可能な上限値特定情報をバッテリパックから取得するように構成される。
【0008】
制御部は、電源電圧測定部が測定した電源出力電圧値に基づいて、電源出力電圧値が予め設定された電源出力電圧範囲内に含まれるように当該充電器が出力する充電電流の値を、電圧維持充電電流値として算出するように構成される。
【0009】
制御部は、電圧維持充電電流値と、充電電流上限値とのうち、小さい方の値を充電電流決定値とし、充電電流決定値を有する充電電流を出力するように電力変換部を制御するように構成される。
【0010】
このような充電器は、バッテリパックから取得した上限値特定情報に基づいて特定された充電電流上限値を超えないように充電電流を出力することができる。このため、充電器は、バッテリパックが許容可能な値以上の充電電流がバッテリパックに流れてバッテリパックが破損してしまう事態の発生を抑制することができ、充電器の信頼性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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