TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025033224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138789
出願日
2023-08-29
発明の名称
打ち込み工具
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B25C
7/00 20060101AFI20250306BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】補修性が良くかつコンパクトに設けられる打ち込み工具が必要とされている。
【解決手段】打ち込み工具1は、工具本体10の打ち込みノーズ部2に打ち込み具を供給するマガジン30を有する。打ち込み工具1は、工具本体10の打ち込みノーズ部2から突出可能なコンタクトアーム4を有する。打ち込み工具1は、コンタクトアーム4が工具本体10側へ押し込まれた際にコンタクトアーム4と一体で移動する連動レバー37を有する。打ち込み工具1は、連動レバー37に押される第1片42と、第1片42に対向する第2片43と、第1片42と第2片43を繋ぐ湾曲部44を備えかつマガジン30に配置されるU字板ばね41を有する。打ち込み工具1は、マガジン30に配置されかつ第2片43に押されて電気信号を発するスイッチ38を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
打ち込み工具であって、
工具本体の端部に打ち込み具を供給するマガジンと、
前記工具本体の前記端部から突出可能なコンタクトアームと、
前記コンタクトアームが前記工具本体側へ押し込まれた際に前記コンタクトアームと一体で移動する連動レバーと、
前記連動レバーに押される第1片と、前記第1片に対向する第2片と、前記第1片と前記第2片を繋ぐ連結部を備えかつ前記マガジンに配置される弾性部材と、
前記マガジンに配置されかつ前記第2片に押されて電気信号を発するスイッチを有する打ち込み工具。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の打ち込み工具であって、
前記連結部は、湾曲部として形成され、
前記湾曲部の内周側に位置して前記弾性部材を回転可能に支持するボスが前記マガジンに設けられる打ち込み工具。
【請求項3】
請求項2に記載の打ち込み工具であって、
前記スイッチを覆うカバーを有し、
前記カバーを前記マガジンに取り付けるねじが前記ボスに螺合される打ち込み工具。
【請求項4】
請求項2または3に記載の打ち込み工具であって、
前記弾性部材の前記湾曲部の外周側に位置して前記弾性部材を位置決めする位置決めリブが前記マガジンに設けられる打ち込み工具。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記弾性部材は、全長に亘って幅が略均一である打ち込み工具。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記弾性部材は、前記第1片と前記第2片の間隔が複数段である打ち込み工具。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記マガジンに装着され、かつ前記スイッチを覆う拡幅部と、前記拡幅部から延出して前記拡幅部よりも幅の狭い細幅部を備えるカバーを有する打ち込み工具。
【請求項8】
請求項7に記載の打ち込み工具であって、
前記スイッチから延出するリード線と、
前記リード線の端部が接続されるコネクタを有し、
前記リード線と前記コネクタが前記カバーの前記細幅部に覆われる打ち込み工具。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
前記スイッチは、前記コンタクトアームの前記工具本体に対する移動方向と平行に前記弾性部材に押される突出ピンを有する打ち込み工具。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1つに記載の打ち込み工具であって、
ガス圧により移動するピストンと、
前記ピストンと一体で移動して前記打ち込み具を打撃するドライバを有する打ち込み工具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、釘やステープル等の打ち込み具を木材等の被打ち込み材に打ち込むための打ち込み工具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
打ち込み工具は、打ち込み具を射出する射出口を備えた打ち込みノーズ部を工具本体の下部に有する。打ち込み工具は、打ち込みノーズ部に対して上下動可能なコンタクトアームを有する。通常、コンタクトアームの先端は、打ち込みノーズ部の下端よりも下方へ突出する。コンタクトアームの先端を被打ち込み材に押し当てると、コンタクトアームが打ち込みノーズ部の下端と略同じ位置まで上方へ退避する。打ち込み工具は、コンタクトアームの上方への移動を検出するコンタクトアーム用の検出スイッチを有する。
【0003】
打ち込み工具は、例えば使用者の指で引かれるトリガを有する。検出スイッチがオン状態の時にトリガを引くことで、打ち込み工具の打ち込み機構が起動する。これにより打ち込み具を射出口から射出できる。検出スイッチがオフ状態の場合、打ち込み工具の打ち込み機構は起動しない。そのため打ち込み具は射出口から射出されない。
【0004】
従来の打ち込み工具において検出スイッチは、例えば工具本体の本体ハウジング内に収容される。検出スイッチを交換するためには本体ハウジングを分解する必要があり、補修性を高めるために改良の余地がある。また、コンタクトアームと検出スイッチの間には、コンタクトアームが検出スイッチに直接接触することを抑制するための板ばね等の介在部材が設けられる。そのため、検出スイッチと伴に板ばねも本体ハウジングに取り付ける必要がある。そのため本体ハウジングをコンパクトにするために改良の余地がある。
【0005】
従来、例えば特許文献1に記載されるように、打ち込み具を収容するマガジンに検出スイッチを取付ける構造が考えられている。マガジンは、本体ハウジングの下方かつ打ち込みノーズ部の後方に配置される。検出スイッチをマガジンに取付けることで、本体ハウジングを分解することなく検出スイッチを交換できる。しかしながら板ばね等を配置しかつマガジンを含めた打ち込み工具のコンパクト化を図るために更なる改良が求められる。また、マガジンに取付けられた検出スイッチを覆うカバーをコンパクトに設けるために更なる改良が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開第2021-88056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって補修性が良くかつコンパクトに設けられる打ち込み工具が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の1つの特徴によると打ち込み工具は、工具本体の端部に打ち込み具を供給するマガジンを有する。打ち込み工具は、工具本体の端部から突出可能なコンタクトアームを有する。打ち込み工具は、コンタクトアームが工具本体側へ押し込まれた際にコンタクトアームと一体で移動する連動レバーを有する。打ち込み工具は、連動レバーに押される第1片と、第1片に対向する第2片と、第1片と第2片を繋ぐ連結部を備えかつマガジンに配置される弾性部材を有する。打ち込み工具は、マガジンに配置されかつ第2片に押されて電気信号を発するスイッチを有する。
【0009】
したがってコンタクトアームの移動を検出するスイッチをマガジンに設けることができる。そのため、例えば工具本体を覆う本体ハウジングを分解することなくスイッチを交換できる。これにより打ち込み工具の補修性を高めることができる。しかも連動レバーは、コンタクトアームと一体で移動する。連動レバーとスイッチの間には弾性部材が介在される。弾性部材もマガジンに設けられる。そのためスイッチをマガジンに組付ける組付性や交換する際の補修性を高めることができる。また、弾性部材の連結部をマガジンに組付けて弾性部材を支持できる。そのため弾性部材にマガジンと係合する部分を余分に設ける必要がない。これにより弾性部材をコンパクトに設けることができる。そのため弾性部材が組付けられたマガジンをコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の第1実施例に係る打ち込み工具のコンタクトアームがオフ位置の時の右側面図である。
コンタクトアームがオン位置の時の打ち込み工具の右側面図である。
打ち込み工具の縦断面図である。
図3中のIV-IV線断面矢視図である。
マガジンとコンタクトアームの分解斜視図である。
カバーを取外しかつコンタクトアームがオフ位置の時の打ち込み工具の右側面図である。
カバーを取外しかつコンタクトアームがオン位置の時の打ち込み工具の右側面図である。
本開示の第2実施例に係る打ち込み工具の本体ハウジングを取外した前面図である。
本体ハウジングの左半分を取外した打ち込み工具の左側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社マキタ
ケース
21日前
株式会社マキタ
作業機
6日前
株式会社マキタ
作業機
20日前
株式会社マキタ
芝刈機
7日前
株式会社マキタ
作業機
6日前
株式会社マキタ
作業機
6日前
株式会社マキタ
サンダ
今日
株式会社マキタ
電動工具
今日
株式会社マキタ
電動工具
今日
株式会社マキタ
電動工具
今日
株式会社マキタ
電動工具
今日
株式会社マキタ
電動工具
今日
株式会社マキタ
電動工具
20日前
株式会社マキタ
打ち込み工具
今日
株式会社マキタ
作業ロボット
今日
株式会社マキタ
自律移動システム
今日
株式会社マキタ
電動作業機用モータ
6日前
株式会社マキタ
集塵アタッチメント
20日前
株式会社マキタ
回転工具用アクセサリ
6日前
株式会社マキタ
ドライバドリル及び震動ドライバドリル
今日
個人
腰袋
27日前
株式会社アイセイ
搬送装置
今日
国立大学法人金沢大学
ロボット
6日前
株式会社マキタ
電動工具
20日前
株式会社マキタ
電動工具
1か月前
川崎重工業株式会社
ロボットアーム
1か月前
川崎重工業株式会社
ロボットアーム
1か月前
川崎重工業株式会社
ロボットリスト
1か月前
株式会社ケー・エフ・シー
締結構造
10日前
日本車輌製造株式会社
締め付け工具
1か月前
川崎重工業株式会社
ロボットシステム
1か月前
日本信号株式会社
作業機制御システム
20日前
CKD株式会社
吸着型搬送装置
1か月前
株式会社安川電機
ロボット
1か月前
株式会社安川電機
ロボット
1か月前
ジヤトコ株式会社
圧入装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る