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公開番号
2025037187
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023144009
出願日
2023-09-05
発明の名称
装着者が動きやすい救命胴衣
出願人
株式会社スペシャルエフエックススタジオ
代理人
主分類
B63C
9/115 20060101AFI20250310BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】装着時、固形式フロートを持つ救命胴衣と比較して、動きやすい救命胴衣を提供する。
【解決手段】本出願は、従来の固形式フロートを持つ救命胴衣と違い、着用時、その装着者が動きやすい救命胴衣は気室を持ち、前記気室はその容量一杯に気体を充填する事無く、前記気室内の少なくとも何れかに、例えばスポンジ等の、圧縮後、復元性の有る柔軟な立体部材を配置し、前記気室の気体を抜き、前記気室に接続した開閉自由な弁部材を閉じる事で、保管、持ち運び時にはコンパクトで、使用時には前記開閉自由な部材を開く事で、前記立体部材の復元力により自動的に外気を前記気室内に吸引した後、前記開閉自由な部材を閉めて使用可能となる。また、本出願のコンパクトに収納可能な特性は、会社や自治体等で、災害時に備えて多数備蓄する必要のあるライフベストとして好適であり、
更に、そうした用途で着用した状態であっても動きやすいので、避難活動を妨げない。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
救命胴衣の浮体部分である気室が、収容可能な気体の容積より小さい容積の気体を収容し、
且つ、空気中での前記気室は前記救命胴衣の装着者の動きを阻害しない程度の柔軟性を持つ、救命胴衣
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の気室は、救命胴衣の浮力が着用者に対して左右同等になる様に仕切られているか、
または左右に分離して、それぞれ配置される救命胴衣
【請求項3】
請求項1,または2に記載の気室は、加圧されてもその拡大が制限される部分、
つまり「膨張制限部」を持つ、または、前記気室に容量限界まで気体を注入した時、
前記気室の首回りの断面積より、前記気室の首回り以外の前記気室の断面積の方が小さい部分を持つ救命胴衣
【請求項4】
請求項3の膨張制限部に、その気密性を失わない穴またはスリットが一つ以上配置されている救命胴衣
【請求項5】
請求項1~4に記載の少なくとも何れかの気室内の少なくともその一部に、
スポンジなどの、圧縮後、復元性を持つ柔軟な立体部材が、配置されている救命胴衣
【請求項6】
請求項1~5に記載の気室と接続される、バルブ、または逆止弁等の開閉手段を持つ救命胴衣
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は救命胴衣に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の救命胴衣は固形の浮体(フロート)を持つもの、気体をガスカートリッジから供給して使用時に気室を膨満させて使用するもの等があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2004-70891x
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の、水の比重よりも軽い固形の浮体を使った方式(フロート式)の救命胴衣では、
その固形の浮体により、前記救命胴衣の装着者に少なからず動きの制限を与えていた。
また、ガスカートリッジによる方式では、着用時は動きやすいものの、ガスカートリッジ及びその周辺部材の重量が増え、
気室に気体を充填する為の自動または手動のバルブ操作機構が必要であり、故障の可能性もあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本出願は前記フロート式と比べて、
気室を持つ救命胴衣の装着者の動きをより阻害せず、またガスカートリッジを必要としない、
救命胴衣装着者に浮力を与える手段を考案した。
【0006】
(気室収納可能容量より少ない容積の気体の充填)
本出願の救命胴衣の気室の内部にその最大容量より少ない気体を充填、密閉する事で、
従来の膨張限界近くまで気室を膨らませた浮体を持つ救命胴衣や、フォーム等を使った固形の浮体と使ったものと違い、
前記救命胴衣装着者の動きを前記救命胴衣の浮体によって阻害することが少ないので、装着感が少なく、動きやすい。
【0007】
それは例えば、空気を最大容量一杯に入れ、封をしたビニール袋はその形状を折り曲げるには力が必要だが、
前記空気を半分程抜いて萎れた状態の前記同様の封をしたビニール袋のその形状は容易に折り曲げる事が出来る。
前記ビニール袋を本出願の救命胴衣の気室に置き換えて考えると、
前記気室の容量を下回る気体が封入された気室を持つ前記救命胴衣装着者の自由度に大きな影響を与える。
【0008】
当然に、前記気室に充填されるべき前記気体は、
前記救命胴衣の装着者の頭部を水面より浮上させるに充分な浮力を持つ気体の量ではあるが、
前記気室の容量いっぱいに気体が充填されては無い。
【0009】
空気中では体の動きを阻害する事無く、
入水時は、図4の4Bに示す様に、
水面に近い3に気体が、水圧により集まり、「浮き」として機能する。
この時、本出願の救命胴衣装着者の浮力を補助し、
且つ、少なくとも前記救命胴衣装着者の口や鼻を水面より上に押し上げる浮力を得るに必要な気体を前記救命胴衣の気室内に収容している。
【0010】
また、本出願は空気中で、前記気室中の気体が自由に移動する為、
着衣の下に装着してもフロート式の救命胴衣と比べて装着感が良好である。
(【0011】以降は省略されています)
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