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公開番号
2025036155
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024128604
出願日
2024-08-05
発明の名称
ハウジング継手及びそれを用いた管材の接続方法
出願人
株式会社リケンCKJV
代理人
個人
,
個人
主分類
F16L
21/06 20060101AFI20250306BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】管材の接続作業性及びシール性に優れたハウジング継手の提供を目的とする。
【解決手段】一対のハウジングの一端側を回転自在に連結した回動連結部と、他端側の間隔が狭くなるように、ボルト締結する締結部とを有するハウジング継手であって、前記一対のハウジングの内側にリング形状のシール部材を配置するものであり、前記一対のハウジングの内周面に沿って、前記シール部材の幅方向中央部が膨らむのを許容するリング状の凹部を形成してあることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一対のハウジングの一端側を回転自在に連結した回動連結部と、
他端側の間隔が狭くなるように、ボルト締結する締結部とを有するハウジング継手であって、
前記一対のハウジングの内側にリング形状のシール部材を配置するものであり、前記一対のハウジングの内周面に沿って、前記シール部材の幅方向中央部が膨らむのを許容するリング状の凹部を形成してあることを特徴とするハウジング継手。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記一対のハウジングの中心軸に対する回動連結部側の内側寸法が締結部側の内側寸法よりも小さくなるように設定してあることを特徴とする請求項1記載のハウジング継手。
【請求項3】
前記一対のハウジングは、ボルト締結した状態で前記回動連結部及び締結部方向の内径寸法の方がこれと直交する方向の内径寸法より大きい楕円形状であることを特徴とする請求項2記載のハウジング継手。
【請求項4】
前記一対のハウジングの締結部側の端面形状は、幅方向中央部に位置し、幅方向に向けた傾斜部と、前記傾斜部の両側に平行部とを有していることを特徴とする請求項2記載のハウジング継手。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載のハウジング継手を用いて、前記一対のハウジングの締結部側を開き、内側に前記シール部材を配置した状態でハウジングの両側からそれぞれ管材の端部を前記シール部材の内周側に向けて挿入し、前記一対のハウジングの締結部をボルト締結することを特徴とする管材の接続方法。
【請求項6】
前記シール部材は内周側幅方向中央部に管材の端部が突き当たる凸部を有し、管材の端部が前記凸部に突き当たるように挿入することを特徴とする請求項5記載の管材の接続方法。
【請求項7】
前記シール部材に有する凸部は周方向に所定の幅からなる切欠部を有していることを特徴とする請求項6記載の管材の接続方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管材の配管接続に用いる継手に関し、特にハウジング形の継手に係る。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
配管接続する管材同士を突き合せ、この突き合せ部外周にセルフシール型のガスケットを装着し、その外周側から一対のハウジングを用いて締結するハウジング継手は、広く採用されている。
しかし、一対の管材の突き合せ部にガスケットを装着する際に、このガスケットを一対の管材の間に挟み込んでしまったり、ハウジングをガスケットの外周部に配置する際に、ハウジングと管材の外周部の間にこのガスケットを挟み込んでしまう不具合が発生しやすかった。
さらには、一対のハウジング同士を締結する際に、一対のハウジングの端部間にガスケットを噛み込んでしまう不具合もあった。
【0003】
そこで、例えば特許文献1には、二つ割りのハウジングの一端をヒンジ用ピンにて回動自在に連結し、他端にトグルアームを設けた管継手を開示するが、構造が複雑で汎用性に劣る。
また、特許文献2には、2つの対向するクランプ部材による管外周部の締付が一様になるように、一様でない幅を有する環状リブを設けたカップリングを開示するが、ガスケットの噛み込みを防止できるものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平7-28290号公報
特開2015-148341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、管材の接続作業性及びシール性に優れたハウジング継手の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るハウジング継手は、一対のハウジングの一端側を回転自在に連結した回動連結部と、他端側の間隔が狭くなるように、ボルト締結する締結部とを有するハウジング継手であって、前記一対のハウジングの内側にリング形状のシール部材を配置するものであり、前記一対のハウジングの内周面に沿って、前記シール部材の幅方向中央部が膨らむのを許容するリング状の凹部を形成してあることを特徴とする。
【0007】
ここで、一対のハウジングの一端側を回動自在に連結した回動連結部とは、一対のハウジングの他端側の間隔が円周方向に開閉可能に、この一対のハウジングの一端を連結してあることをいい、連結構造としてはピン部材やボルト部材等にて軸連結した形態や、相互の凹凸部にて枢着してあってもよく、回動自在であれば連結方法に制限はない。
【0008】
また、一対のハウジングの他端側は、その間隔が円周方向に沿って小さくなるように、相互のボルト等にて締め付けることができることをいう。
【0009】
本発明に係るハウジング継手にあっては、接続する一対の管材の端部同士を突き合せるようにして、この突き合せ部の外周部にリング形状のセルフシール型のシール部材(ガスケット)を予め装着し、次に一対のハウジングにて締め付けてもよいが、このシール部材を予め一対のハウジングの内側に配置し、一対の管材の端部をシール部材の両側からそれぞれ挿入してもよい。
【0010】
セルフシール構造を有するシール部材は、流体圧にてシール圧が確保されるように、一対の管材のそれぞれの端部外周部に押圧されるシールリップを有し、このシール部材を一対のハウジングにて外周側から締め付けることになる。
本発明においては、一対のハウジングの内周面に沿って、シール部材の幅方向中央部が膨らみ、その膨らみを逃がし込むリング状の凹部を形成した点に特徴がある。
これにより、一対のハウジングにてシール部材を管材の外周部に向けて締め込む際に、シール部材の幅方向両側に有するシールリップに押圧力が加わりやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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