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公開番号2025035350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142336
出願日2023-09-01
発明の名称表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G09F 9/30 20060101AFI20250306BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】 実装領域への水分の侵入を抑制可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る表示装置は、基板と、画像を表示する表示領域と、前記表示領域を囲む周辺領域と、前記基板の上方に配置される表示素子と、無機材料で形成され、前記表示素子を覆う第1封止層と、前記第1封止層の上に配置される樹脂層と、無機材料で形成され、前記樹脂層を覆う第2封止層と、前記周辺領域に配置される導電性のパッドと、前記第2封止層の上方に配置される偏光板と、を備えている。前記第1封止層の端部及び前記第2封止層の端部のうち少なくとも一方は、前記偏光板の端部よりも前記パッドの側に位置している。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
画像を表示する表示領域と、
前記表示領域を囲む周辺領域と、
前記基板の上方に配置される表示素子と、
無機材料で形成され、前記表示素子を覆う第1封止層と、
前記第1封止層の上に配置される樹脂層と、
無機材料で形成され、前記樹脂層を覆う第2封止層と、
前記周辺領域に配置される導電性の端子と、
前記第2封止層の上方に配置される偏光板と、
を備え、
前記第1封止層の端部及び前記第2封止層の端部のうち少なくとも一方は、前記偏光板の端部よりも前記端子の側に位置する、
表示装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記第1封止層の前記端部及び前記第2封止層の前記端部は、前記偏光板の前記端部よりも前記端子の側にそれぞれ位置する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1封止層の前記端部は、前記第2封止層の前記端部と重なっている、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示領域を囲む凸部をさらに備え、
前記偏光板の前記端部は、前記凸部の直上に位置し、
前記第1封止層及び前記第2封止層は、平面視において前記凸部とそれぞれ重なっている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記凸部は、前記表示領域と前記端子との間に位置する部分を有し、
前記第1封止層及び前記第2封止層のうち少なくとも一方は、前記凸部の前記部分を覆っている、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
有機材料で形成され、前記端子と重なる開口を有し、前記周辺領域に配置される絶縁層をさらに備え、
前記第1封止層及び前記第2封止層のうち少なくとも一方は、前記絶縁層の上に配置されている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1封止層の前記端部及び前記第2封止層の前記端部のうち少なくとも一方は、前記偏光板の前記端部と前記開口との間に位置している、
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記偏光板の前記端部に接し、前記第1封止層及び前記第2封止層のうち少なくとも一方の上面に接する防湿部材をさらに備える、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記防湿部材は、前記第1封止層及び前記第2封止層のうち少なくとも一方の前記端部と重なっている、
請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記端子に接続されるフレキシブル基板をさらに備え、
前記防湿部材は、前記フレキシブル基板の端部を覆っている、
請求項8に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な形態の表示装置が提案されている。一例では、表示装置は、表示領域を覆う偏光板と、偏光板の端部に接する防湿部材とを備えている。防湿部材は、フレキシブル基板などが実装される実装領域への水分侵入を防ぐ機能を有している。
【0003】
しかしながら、温度変化により偏光板が収縮することで、偏光板と防湿部材との間に隙間が生じ得る。この隙間を通じて実装領域に水分が侵入する恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-34282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、実装領域への水分の侵入を抑制可能な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態によれば、表示装置は、基板と、画像を表示する表示領域と、前記表示領域を囲む周辺領域と、前記基板の上方に配置される表示素子と、無機材料で形成され、前記表示素子を覆う第1封止層と、前記第1封止層の上に配置される樹脂層と、無機材料で形成され、前記樹脂層を覆う第2封止層と、前記周辺領域に配置される導電性のパッドと、前記第2封止層の上方に配置される偏光板と、を備えている。前記第1封止層の端部及び前記第2封止層の端部のうち少なくとも一方は、前記偏光板の端部よりも前記パッドの側に位置している。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、表示装置の概略的な構成例を示す平面図である。
図2は、表示領域における表示装置の概略的な断面図である。
図3は、図1のA-A線に沿う表示装置の概略的な断面図である。
図4は、端子を拡大して示す概略的な平面図である。
図5は、表示装置の他の構成例を示す断面図である。
図6は、表示装置のさらに他の構成例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
いくつかの実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を記載する。X軸に沿った方向を第1方向Xと称し、Y軸に沿った方向を第2方向Yと称し、Z軸に沿った方向を第3方向Zと称する。第3方向Zと平行に各種要素を見ることを平面視という。
【0010】
図1は、表示装置DSPの概略的な構成例を示す平面図である。図1に例示する表示装置DSPは、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を有する表示装置である。但し、表示装置DSPは、表示素子として液晶層を有する液晶表示装置や発光ダイオード(LED)を有するLED表示装置などであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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