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公開番号2025034375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140711
出願日2023-08-31
発明の名称換気扇付き外壁
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E04B 2/90 20060101AFI20250306BHJP(建築物)
要約【課題】 建物の外壁として、より簡単に構築することが可能な換気扇付き外壁を提供する。
【解決手段】 本発明の換気扇付き外壁10は、既定の寸法を有する面材14を鉛直方向に複数並べて構成された外壁12と、外壁12中、鉛直方向において一部の面材14が抜かれた開口空間16内に配置された枠体20と、枠体20に固定された換気扇ユニット30と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
建物に設けられ、所定方向において既定の寸法を有する面材を、前記所定方向に複数並べて構成された外壁と、
前記外壁中、前記所定方向において一部の前記面材が抜かれた開口空間内に配置された枠体と、
前記枠体に固定された換気扇ユニットと、を備える換気扇付き外壁。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記枠体は、前記開口空間内に配置された筒状部と、前記筒状部の屋内側の端と隣接した端板部とを有し、
前記端板部は、前記筒状部の内側空間と連続する穴を有し、
前記換気扇ユニットは、前記換気扇ユニットの一部が前記穴を通じて前記筒状部の内側空間に入り込んだ状態で、前記端板部に固定されている、請求項1に記載の換気扇付き外壁。
【請求項3】
前記換気扇ユニットは、換気扇本体、前記換気扇本体よりも屋外側に配置されたフィルタ部、及び、前記フィルタ部よりも屋外側に配置されたシャッタ部を有し、
前記換気扇ユニットは、前記シャッタ部が前記筒状部の内側空間に収容された状態で、前記端板部に対して屋内側で前記端板部に固定されている、請求項2に記載の換気扇付き外壁。
【請求項4】
前記所定方向における前記筒状部の長さは、前記既定の寸法に応じて設定されている、請求項2に記載の換気扇付き外壁。
【請求項5】
前記面材よりも屋内側に設けられ、且つ、前記所定方向と交差する方向に延出する延出部材をさらに備え、
前記枠体は、前記延出部材に固定され、
前記所定方向において、前記延出部材は、前記開口空間と隣り合う位置に配置されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の換気扇付き外壁。
【請求項6】
前記延出部材の屋内側の端と、前記枠体の屋内側の端とが、前記外壁の厚み方向において同じ位置にある、請求項5に記載の換気扇付き外壁。
【請求項7】
前記所定方向において前記延出部材と前記枠体との間に設けられた隙間を塞ぎ、前記隙間に充填された充填材からなる封止部をさらに備える、請求項6に記載の換気扇付き外壁。
【請求項8】
前記所定方向において隣り合う2つの前記面材は、凹凸嵌合方式にて接合される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の換気扇付き外壁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の外壁に係り、特に換気扇付きの外壁に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
建物の外壁に換気扇を取り付ける構成としては、例えば、特許文献1に記載の構成が挙げられる。特許文献1に記載の建物では、外壁(外壁躯体)に貫通穴を穿設し、この貫通穴に換気扇を嵌め込むことで、外壁に換気扇が取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-144392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、所定方向に複数の面材を並べることで外壁が構成される建物について、その建設工事では、その外壁に換気扇をより簡単に取り付けることが求められる。一方で、上述した構成の外壁を備える従来の建物では、外壁に換気扇又はその付属部品を取り付けるために、一部の面材を切断(カット)する等して所定方向における面材のサイズを調整する作業を行っており、その作業に手間を要していた。
【0005】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、建物の外壁として、より簡単に構築することが可能な換気扇付き外壁を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題は、本発明の換気扇付き外壁によれば、建物に設けられ、所定方向において既定の寸法を有する面材を、所定方向に複数並べて構成された外壁と、外壁中、所定方向において一部の面材が抜かれた開口空間内に配置された枠体と、枠体に固定された換気扇ユニットと、を備えることにより解決される。
上記のように構成された換気扇付き外壁によれば、所定方向における面材のサイズ調整等の作業が不要となる分、より簡単に構築することができる。
【0007】
また、本発明の換気扇付き外壁において、枠体は、開口空間内に配置された筒状部と、筒状部の屋内側の端と隣接した端板部とを有してもよい。この場合、端板部は、筒状部の内側空間と連続する穴を有するとよい。また、換気扇ユニットは、換気扇ユニットの一部が上記の穴を通じて筒状部の内側空間に入り込んだ状態で、端板部に固定されていると、好適である。
この場合、換気扇ユニットの取り付けスペースをよりコンパクトにすることができる。
【0008】
また、本発明の換気扇付き外壁において、換気扇ユニットは、換気扇本体、換気扇本体よりも屋外側に配置されたフィルタ部、及び、フィルタ部よりも屋外側に配置されたシャッタ部を有してもよい。この場合、換気扇ユニットは、シャッタ部が筒状部の内側空間に収容された状態で、端板部に対して屋内側で端板部に固定されていてもよい。
この場合、シャッタ部が筒状部内に収容されている分、換気扇ユニットの取り付けスペースをよりコンパクトにすることができる。
【0009】
また、本発明の換気扇付き外壁において、所定方向における筒状部の長さは、上記既定の寸法に応じて設定されていると、より好適である。
換気扇取り付け用の枠体が備える筒状部のサイズが、面材の既定寸法に応じて予め決められていれば、より一層簡単に換気扇付き外壁を構築することができる。
【0010】
また、本発明の換気扇付き外壁は、面材よりも屋内側に設けられ、且つ、所定方向と交差する方向に延出する延出部材をさらに備えてもよい。この場合、枠体は、延出部材に固定され、所定方向において、延出部材は、開口空間と隣り合う位置に配置されているとよい。
上記の構成によれば、換気扇取り付け用の枠体を適切に支持することができるので、換気扇ユニットを簡単に且つ適切に外壁に取り付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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