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公開番号
2025033737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139681
出願日
2023-08-30
発明の名称
ステアリングホイール
出願人
東洋電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62D
1/06 20060101AFI20250306BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】把持検出機能を有するステアリングホイールにおける製造工程とコストが増加すること。
【解決手段】本開示のステアリングホイール1は、車両に回転可能なよう連結される中心部材1Bと、中心部材に連結され中心部材の外側を囲って配置される略環状の把持部材1Aと、を備え、把持部材1Aは、把持部材の内部に設けられ環状に形成された導体からなる芯金部材10と、芯金の周囲を囲う絶縁体からなる被覆部材40と、を備えており、さらに、芯金部材10に電気的に接続され、芯金部材10に発生しうる静電容量を検出する検出回路を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に回転可能なよう連結される中心部材と、
前記中心部材に連結され、当該中心部材の外側を囲って配置される略環状の把持部材と、
を備え、
前記把持部材は、当該把持部材の内部に設けられ環状に形成された導体からなる芯金部材と、当該芯金部材の周囲を囲う絶縁体からなる被覆部材と、を備えており、
さらに、前記芯金部材に電気的に接続され、当該芯金部材に発生しうる静電容量を検出する検出回路を備えた、
ステアリングホイール。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のステアリングホイールであって、
前記検出回路は、前記芯金部材を自己容量方式における電極として当該芯金部材に発生しうる静電容量を検出するよう構成されている
ステアリングホイール。
【請求項3】
請求項1に記載のステアリングホイールであって、
前記把持部材は、略環状である当該把持部材の周方向に対して略垂直方向の断面における前記芯金部材の周囲の一部を、当該芯金部材の周方向に沿って一様に覆う導体からなるシールドを、前記被覆部材の内部に前記芯金部材から離間して備える、
ステアリングホイール。
【請求項4】
請求項3に記載のステアリングホイールであって、
前記シールドは、前記把持部材の前記断面における前記芯金部材の周囲のうち前記把持部材の外周側の部位を、前記芯金部材の周方向に沿って一様に覆う第一シールド部を有する、
ステアリングホイール。
【請求項5】
請求項4に記載のステアリングホイールであって、
前記シールドは、前記把持部材の前記断面における前記芯金部材の周囲のうち前記車両の後方側である運転者側の部位を、前記芯金部材の周方向に沿って一様に覆う第二シールド部を有する、
ステアリングホイール。
【請求項6】
請求項5に記載のステアリングホイールであって、
前記シールドは、前記把持部材の前記断面において前記第一シールド部と前記第二シールド部とが屈曲した配置となって相互に連結して構成されている、
ステアリングホイール。
【請求項7】
請求項4に記載のステアリングホイールであって、
前記シールドは、前記把持部材の前記断面における前記芯金部材の周囲のうち前記車両の前方側である運転者側とは反対側の部位を、前記芯金部材の周方向に沿って一様に覆う第二シールド部を有する、
ステアリングホイール。
【請求項8】
請求項3に記載のステアリングホイールであって、
前記把持部材は、前記芯金部材と前記シールドとの間に絶縁層が介挿されて構成されている、
ステアリングホイール。
【請求項9】
請求項8に記載のステアリングホイールであって、
前記シールドと前記絶縁層とが一体的に形成されており、
前記絶縁層を前記芯金部材に装着するための連結部を、前記絶縁層と前記芯金部材とにそれぞれ設けた、
ステアリングホイール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ステアリングホイールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のように、車両に搭載されるステアリングホイールには、運転者による把持を検出する構成が装備されうる。特許文献1では、ステアリングホイール(10)を構成する円環状のリム部(12)にセンサ電極(36)を配置しており、かかるセンサ電極(35)に生じる静電容量を検出することで、運転者によるリム部(12)の把持を検出している。ここで、特許文献1の図面に付与されている符号を参照して、当該特許文献1に記載の構成を説明する。
【0003】
まず、ステアリングホイール(10)は、円環状であるリム部(12)の周方向(L)に対してほぼ垂直方向(R)における断面形状が略円形に形成されており、その中心付近に芯金(18)が配置されている。そして、特許文献1では、断面形状が略円形状のリム部(12)の内部に、芯金(18)の周囲を囲うように、中心側から外周側に向かって順に、ウレタンなどの絶縁体(26)、シールド(42)、絶縁体(40)、センサ電極(36)、皮革層(32)、を配置している。これにより、特許文献1では、シールド(42)にて芯金(18)とセンサ電極(36)との容量結合を抑制し、運転者がリム部(12)を把持した際にセンサ電極(36)に生じる静電容量の検出精度の向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6992951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、ステアリングホイールのリム部の構造が複雑となることやセンサ電極をリム部に張り付ける手間、さらにウレタン材等を用いたステアリングホイールの樹脂成型時に発生しうる成型圧力によってセンサ電極がリム部からの剥がれやよれる等、製造工数とコストが増加するという問題が生じうる。
【0006】
このため、本開示の目的の一つは、運転者による把持を検出する機能を有するステアリングホイールにおいて、構造が複雑になることによる製造工数とコストが増加する、という問題を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一形態であるステアリングホイールは、
車両に回転可能なよう連結される中心部材と、
前記中心部材に連結され、当該中心部材の外側を囲って配置される略環状の把持部材と、
を備え、
前記把持部材は、当該把持部材の内部に設けられ環状に形成された導体からなる芯金部材と、当該芯金部材の周囲を囲う絶縁体からなる被覆部材と、を備えており、
さらに、前記芯金部材に電気的に接続され、当該芯金部材に発生しうる静電容量を検出する検出回路を備えた、
という構成をとる。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、以上のように構成されることにより、運転者による把持を検出する機能を有するステアリングホイールにおいて、構造を簡略化することができ、製造工数とコストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示にかかるステアリングホイールの構成の概略を示す図である。
本開示にかかるステアリングホイールのリム部の構成を示す断面図である。
本開示にかかるステアリングホイールの芯金の構成を示す図である。
本開示にかかるステアリングホイールのシールドの構成を示す図である。
本開示にかかるステアリングホイールを組み付けた様子を示す図である。
本開示にかかるステアリングホイールを組み付けた様子を示す図である。
本開示にかかるステアリングホイールのハーネスの構成を示す図である。
本開示にかかるステアリングホイールを組み付けた様子を示す図である。
本開示にかかるステアリングホイールの回路の構成を示す図である。
本開示にかかるステアリングホイールの回路の他の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態1>
本開示について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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