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公開番号2025032821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023138306
出願日2023-08-28
発明の名称自転車用操作装置及びその組み立て方法
出願人SMK株式会社
代理人弁理士法人有我国際特許事務所
主分類B62K 23/02 20060101AFI20250305BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】部品の脱落を防止するとともに、組み立て自由度を向上させ部品点数を削減する。
【解決手段】自転車用操作装置1は、自転車100に対する操作を行う操作装置本体10と、操作装置本体10の内部で支持される棒状の操作部材用シャフト48と、押圧されることで操作部材用シャフト48を回動の中心として揺動可能である操作部材40と、を備える自転車用操作装置1であって、操作装置本体10は、操作部材用シャフト48の一端部48aから他端部48bに向かう方向への操作部材用シャフト48の移動を規制するストッパー33と、操作部材用シャフト48の他端部48bから一端部48aに向かう方向へ操作部材用シャフト48が移動し、外部に抜け出ることを防止する弾性変形可能な抜け止め部31と、を有するよう構成した。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
自転車に対する操作を行う操作装置本体と、
前記操作装置本体の内部で支持される棒状の第1の回動軸と、
押圧されることで前記第1の回動軸を回動の中心として揺動可能である操作部材と、を備える自転車用操作装置であって、
前記操作装置本体は、前記第1の回動軸の一端部から他端部に向かう方向への前記第1の回動軸の移動を規制する規制部と、前記第1の回動軸の前記他端部から前記一端部に向かう方向へ前記第1の回動軸が移動し、外部に抜け出ることを防止する弾性変形可能な抜け止め部と、を有することを特徴とする自転車用操作装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記操作装置本体と前記抜け止め部は一体成形されたことを特徴とする請求項1に記載の自転車用操作装置。
【請求項3】
前記操作装置本体は、前記第1の回動軸を支持する軸孔が形成された本体回動軸受け部を1つ又は複数有し、
前記操作部材は、前記第1の回動軸を支持する軸孔が形成された操作部材回動軸受け部を1つ又は複数有し、
前記第1の回動軸は、前記本体回動軸受け部及び前記操作部材回動軸受け部の各軸孔に挿通され、
前記本体回動軸受け部のいずれか1つは、軸孔の内部に前記第1の回動軸の移動を規制するストッパーを有し、前記規制部を兼ねることを特徴とする請求項1に記載の自転車用操作装置。
【請求項4】
前記抜け止め部は、前記第1の回動軸の軸方向に直交する断面視で、前記操作装置本体及び前記操作部材の各軸孔の少なくとも一部を覆うことを特徴とする請求項3に記載の自転車用操作装置。
【請求項5】
前記抜け止め部は、前記第1の回動軸の軸方向と直交する方向に窪んだ抜け止め凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用操作装置。
【請求項6】
前記抜け止め部は、前記第1の回動軸の軸方向に貫通する1又は複数の貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載の自転車用操作装置。
【請求項7】
前記抜け止め部と前記操作装置本体との間に前記第1の回動軸の軸方向と直交する方向に空隙が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の自転車用操作装置。
【請求項8】
前記操作装置本体に対し固定された第2の回動軸を中心として回動可能に組み付けられ、自転車のフレームに取り付けるための取付体を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用操作装置。
【請求項9】
請求項1に記載の自転車用操作装置の組み立て方法であって、
前記操作装置本体に前記操作部材を組付けるステップと、
前記第1の回動軸を前記操作装置本体の内部に挿入することができるよう前記抜け止め部に外力を加え弾性変形させるステップと、
前記第1の回動軸を前記操作装置本体の内部に挿入するステップと、
前記抜け止め部に加えた前記外力を解除するステップと、を含むことを特徴とする自転車用操作装置の組み立て方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自転車に取り付ける自転車用操作装置及びその組み立て方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザが自転車に後付けで取り付け可能な自転車用操作装置として、電動によるアシスト操作、変速操作等を行うものがある。このような自転車用操作装置の例として、操作装置に取り付けられる回動する操作部材の回動軸を軸孔に挿入させる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1においては、操作装置10の第1カバー32に、操作部材16を取り付ける構造において、支軸42は、突出部32Bの軸孔48Aと、軸孔48Bに挿入される構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7000251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、一般に自転車用操作装置は、走行による振動等の外力を受けやすい一方で、例えば、支軸42が挿入された軸孔48A、軸孔48Bの孔を塞ぐ等により、支軸42が外部に抜け出ることを防止する構成は開示されていない。このため、支軸42が操作装置の外部に抜け出てしまい、操作部材16が脱落するおそれがある。
【0006】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、自転車用操作装置の部品の脱落を防止できるとともに、組み立て自由度が高く部品点数を削減することができる自転車用操作装置及びその組み立て方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る自転車用操作装置は、上記目的を達成するため、自転車に対する操作を行う操作装置本体と、前記操作装置本体の内部で支持される棒状の第1の回動軸と、押圧されることで前記第1の回動軸を回動の中心として揺動可能である操作部材と、を備える自転車用操作装置であって、前記操作装置本体は、前記第1の回動軸の一端部から他端部に向かう方向への前記第1の回動軸の移動を規制する規制部と、前記第1の回動軸の前記他端部から前記一端部に向かう方向へ前記第1の回動軸が移動し、外部に抜け出ることを防止する弾性変形可能な抜け止め部と、を有するよう構成される。
【0008】
この構成により、本発明に係る自転車用操作装置は、操作装置本体の内部で支持される第1の回動軸が一端部から他端部に向かう方向への移動が規制部により規制されるとともに、第1の回動軸が他端部から一端部に向かう方向へ移動し、外部に抜け出ることが抜け止め部により防止される。したがって、第1の回動軸が軸方向に所定の範囲を超えて移動し、操作装置本体の外部に抜け出ることがない。
【0009】
また、抜け止め部は、弾性変形可能であるため、操作装置本体に操作部材を組付けた後に、第1の回動軸を操作装置本体の内部に挿入することができるよう抜け止め部を弾性変形させてから第1の回動軸を操作装置本体の内部に挿入させることが可能であり、自転車用操作装置の組み立ての自由度が高い。
【0010】
上述した構成の自転車用操作装置において、前記操作装置本体と前記抜け止め部は一体成形された構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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