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公開番号
2025069995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023179992
出願日
2023-10-19
発明の名称
電気コネクタ、電気コネクタセット、および電気コネクタの製造方法
出願人
SMK株式会社
代理人
弁理士法人有我国際特許事務所
主分類
H01R
12/71 20110101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】耐久性および導電性に優れて信頼性の高い電気コネクタ、該電気コネクタを含む電気コネクタセット、および、該電気コネクタの製造方法を提供する。
【解決手段】平面視で略矩形状に形成されている第1電気コネクタ100には、短手方向の両端に一対の補強金具150A、150Bが設けられている。一対の補強金具150A、150Bの側壁部151は、長手方向に沿って延在し、長手方向の略中央部に、相手側電気コネクタと面接触する接触面を形成するとともに互いに対向する内側対向面を形成する接触部160を有している。第1電気コネクタ100には、相手側電気コネクタと接触する信号接触部(上側接続部132)をそれぞれ有する複数の接続端子130が長手方向に沿って並置されており、複数の接続端子130のすべての信号接触部が、対向する内側対向面の間に画定される短手方向範囲R11内に収容されるように配置されている。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
絶縁性のハウジングと、前記ハウジングに設けられた導電性の複数の接続端子と、前記ハウジングに装着された導電性の一対の補強金具とを備え、平面視で略矩形状に形成された電気コネクタであって、
前記一対の補強金具が、該電気コネクタの短手方向の両端に設けられ、該電気コネクタの長手方向に沿って延在する側壁部をそれぞれ有しており、
前記一対の補強金具の前記側壁部が、前記長手方向の略中央部に、相手側電気コネクタと面接触する接触面を形成するとともに互いに対向する内側対向面を形成する接触部をそれぞれ有しており、
前記複数の接続端子が、前記長手方向に沿って並置され、相手側電気コネクタと接触する信号接触部をそれぞれ有しており、
前記複数の接続端子のすべての前記信号接触部が、対向する前記内側対向面の間に画定される短手方向範囲内に収容されるように配置されていることを特徴とする電気コネクタ。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記複数の接続端子が、前記短手方向に延在する形状をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項3】
前記複数の接続端子が、前記長手方向に延在する形状をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項4】
前記複数の接続端子のすべてが、前記短手方向範囲内に収容されるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項5】
前記複数の接続端子のすべての前記信号接触部が、前記接触部の長手方向の長さによって画定される長手方向範囲内に少なくとも部分的に重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項6】
前記複数の接続端子のすべての前記信号接触部が、前記接触部の長手方向の長さによって画定される長手方向範囲内に収容されるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項7】
前記接触部の前記相手側電気コネクタと面接触する前記接触面に、前記相手側電気コネクタと係合可能な係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の電気コネクタと、該電気コネクタと嵌合可能な前記相手側電気コネクタと、を備えたことを特徴とする電気コネクタセット。
【請求項9】
請求項1から7のいずれか1項に記載の電気コネクタを製造するための電気コネクタの製造方法であって、
前記一対の補強部材および前記複数の接続端子の形状に加工した1枚の金属板材を金型に挿入するステップと、
前記金属板材を挿入した金型内に溶融樹脂を充填および固化させて前記ハウジングを形成するインサート成形を行うステップと、
前記金属板材の一部を除去することで、前記一対の補強金具から電気的に分離した前記複数の接続端子を形成するステップと、を有することを特徴とする電気コネクタの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気コネクタ、電気コネクタセット、および電気コネクタの製造方法に関する。本発明は、特に回路基板に取り付けられて互いに凹凸嵌合するソケットタイプまたはプラグタイプの電気コネクタとその製造方法、ならびに、ソケットタイプおよびプラグタイプの電気コネクタからなる電気コネクタセットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子機器類等に実装されている回路基板同士を電気的に接続するために、基板同士を相互に接続する電気コネクタが用いられている。こうした電気コネクタは、例えばソケットタイプまたはプラグタイプの電気コネクタからなり、ソケットタイプおよびプラグタイプの電気コネクタを対として互いに嵌合させることで電気的な接続状態が保持されるようになっている。
【0003】
また、こうした電気コネクタとして、電気コネクタの強度および一対の電気コネクタの物理的な接続状態を保持する機能、および一対の電気コネクタ同士間で電力ラインを接続する機能を有する補強金具を備えたものも知られている。
【0004】
下記の特許文献1には、長手方向両端に位置するL字状の部材が長手方向中央部分に位置する連結部によって連結されている補強金具を備えたコネクタが記載されている。特許文献1に記載されたコネクタでは、補強金具は長手方向に延在した連結部を含んで全体としてコ字状となっており、一対の補強金具が互いに対向するように短手方向両端に配置されている。長手方向に延在した連結部は、ハウジングの強度向上および電磁的なシールドとして機能する。
【0005】
また、特許文献1に記載されたコネクタには、接触腕部が設けられている。特許文献1では、コネクタと相手方コネクタとが嵌合する際に、コネクタの補強金具に設けられている接触腕部が、相手方コネクタの補強金具を挟持することで、コネクタと相手方コネクタとの間の係合および電力ラインの接続が行われる。このようにコネクタの補強金具に接触腕部を設けることで、補強金具と相手方補強金具との係合状態を確実に維持することができるとともに、補強金具と相手方補強金具との導通状態を確実に維持することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6245964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載されたコネクタでは、信号ラインの接続部(第1端子および第2端子)と電力ラインの接続部(第1接触腕部および第2補強金具)が、コネクタの短手方向の同一位置に長手方向に沿って並置されている。このため、信号ラインが長手方向に干渉するため、電力ラインの接続部の長手方向に沿った寸法を小さくする必要があり、その結果、コネクタ間での電力ラインの接続部の接触面積が制限されてしまうという問題が生じる。
【0008】
接触面積が制限されると接触抵抗が大きくなって発熱しやすくなり、エネルギー損失の増大や、コネクタや基板の変形や劣化等による接続不良や故障が発生する可能性がある。このため、接続不良や故障の発生を考慮すると、コネクタ接続時の許容電流を高くすることが難しいという問題も生じる。
【0009】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、耐久性および導電性に優れて信頼性の高い電気コネクタ、該電気コネクタを含む電気コネクタセット、および、該電気コネクタの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る電気コネクタは、上記の目的を達成するため、絶縁性のハウジングと、前記ハウジングに設けられた導電性の複数の接続端子と、前記ハウジングに装着された導電性の一対の補強金具とを備え、平面視で略矩形状に形成された電気コネクタであって、
前記一対の補強金具が、該電気コネクタの短手方向の両端に設けられ、該電気コネクタの長手方向に沿って延在する側壁部をそれぞれ有しており、
前記一対の補強金具の前記側壁部が、前記長手方向の略中央部に、相手側電気コネクタと面接触する接触面を形成するとともに互いに対向する内側対向面を形成する接触部をそれぞれ有しており、
前記複数の接続端子が、前記長手方向に沿って並置され、相手側電気コネクタと接触する信号接触部をそれぞれ有しており、
前記複数の接続端子のすべての前記信号接触部が、対向する前記内側対向面の間に画定される短手方向範囲内に収容されるように配置されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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