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公開番号2025032524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137830
出願日2023-08-28
発明の名称情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
出願人株式会社LeanGo
代理人個人
主分類G06Q 40/08 20120101AFI20250305BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの満足度の高い新たなサービスの提供を実現する。
【解決手段】情報処理サーバ2は、ユーザの財産の構成または変動に関するユーザ財産関連情報を取得する処理と、ユーザ財産関連情報に基づいて、ユーザの財産の構成または変動を反映した方法で、ユーザに付与する対価の値を導出する処理と、対価のユーザへの付与に関する処理を実行する処理とを実行可能なサーバ情報処理部10を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザの財産の構成または変動に関するユーザ財産関連情報を取得する処理と、
前記ユーザ財産関連情報に基づいて、前記ユーザの財産の構成または変動を反映した方法で、前記ユーザに付与する対価の値を導出する処理と、
前記対価の前記ユーザへの付与に関する処理を実行する処理とを実行可能な情報処理部を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記情報処理部は、
所定のカテゴリに属し、前記ユーザが保有し残高が生じている区別単位について、ある時点の前記区別単位のそれぞれの残高を示す情報を前記ユーザ財産関連情報として取得する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記情報処理部は、
基準値に、前記区別単位の個数と、前記区別単位の残高との少なくとも一方を反映させて前記対価の値を導出する
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記情報処理部は、
前記区別単位のそれぞれの残高に基づいて前記対価の値を導出する
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記情報処理部は、
前記区別単位のそれぞれの残高に基づく値に、前記区別単位の個数を反映させて前記対価の値を導出する
ことを特徴とする請求項４に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記情報処理部は、
前記ユーザの個人の属性を反映させて前記対価の値を導出する
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記所定のカテゴリは、金融資産に係るカテゴリであり、
前記区別単位は、種類別の金融資産である
ことを特徴とする請求項２から６の何れか１項に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記所定のカテゴリは、株式、債券および投資信託の何れか１つに係るカテゴリを少なくとも含み、
前記区別単位は、種類別の株式、種類別の債券および種類別の投資信託の何れか１つを少なくとも含む
ことを特徴とする請求項７に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記情報処理部は、
所定のカテゴリに属し、前記ユーザが保有または契約し、保有または契約について前記ユーザによる支出が生じ得る区別単位について、前記区別単位のそれぞれの所定期間の支出額を示す情報を前記ユーザ財産関連情報として取得する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記情報処理部は、
前記区別単位のそれぞれの支出額に基づいて前記対価の値を導出する
ことを特徴とする請求項９に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ユーザに関する情報を処理する情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ユーザに提供される様々なサービスが提案されている。例えば特許文献１には、ユーザの服薬の状況を管理し、用法用量を持って服薬するユーザに便益を提供するサービスが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１７７３３０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ユーザに提供されるサービスに関しては、ユーザの満足度の高い新たなサービスを提供することが常に模索されている。
【０００５】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ユーザの満足度の高い新たなサービスの提供を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記した課題を解決するために、本発明は、ユーザの財産の構成または変動に関するユーザ財産関連情報を取得し、ユーザ財産関連情報に基づいて、ユーザの財産の構成または変動を反映した方法で、ユーザに付与する対価の値を導出し、対価のユーザへの付与に関する処理を実行する。
【発明の効果】
【０００７】
上記のように構成した本発明によれば、ユーザによる財産の構成または変動に関する情報の提供に応じて対価を付与するというサービスを提供できる。このサービスを利用するユーザは、自身の財産の構成または変動に関する情報を提供することによって対価の付与をうけることができ満足度が高い。すなわち本発明によれば、ユーザの満足度の高い新たなサービスの提供を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
一実施形態に係る情報処理サーバおよびユーザ端末の機能構成例を示すブロック図である。
相談関連サービスの概要を示す図である。
対価提供サービスの概要を示す図である。
提供登録画面の一例を示す図である。
情報処理サーバの動作の説明に利用する図である。
ユーザ財産関連情報管理データベースの内容を示す図である。
個別保険商品設定画面の一例を示す図である。
情報処理サーバによる情報処理方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図１は、本実施形態に係る情報処理システム１の構成例を示す図である。図１で示すように情報処理システム１は、情報処理サーバ２（情報処理装置、コンピュータ）と、１つ以上のユーザ端末３と、１つ以上の提案者端末４とを含んで構成される。情報処理サーバ２、ユーザ端末３および提案者端末４は共に、インターネット、電話網、その他の通信網を含むネットワークＮに接続可能である。
【００１０】
情報処理サーバ２は、相談を投稿する相談者と、相談に対して提案を提供する提案者との仲介に関連するサービス（以下「相談関連サービス」という）を提供する。この相談関連サービスでは特に、相談者が自身の財産に関する相談を投稿可能であり、提案者が相談に関して提案を提供可能である。相談関連サービスについては後に詳述する。更に情報処理サーバ２は、後述する対価提供サービスを提供する。以下、情報処理サーバ２が提供するサービスを総称して「本件サービス」という。本件サービスには相談関連サービスおよび対価提供サービスが含まれる。また以下では、本件サービスを運営する主体を「運営者」という。また本件サービスに登録した者（ただし提案者を除く）を「ユーザ」という。ユーザは、自身のログイン情報（例えばログインＩＤとパスワードとの組合せ）を利用して本件サービスのアカウントにログインすることができる。相談者とは、相談関連サービスを利用して相談を投稿するユーザを意味する。つまり本件サービスに登録したユーザは、相談者として相談関連サービスを利用することができる。相談については後述する。一方、提案者は、相談関連サービスを利用して相談に対して提案を提供し得る者を意味する。提案については後述する。提案者は、個人であってもよく、企業、団体、その他の組織であってもよい(この点は、相談者についても同様)。提案者は、本件サービスに登録しており、自身のログイン情報（例えばログインＩＤとパスワードとの組合せ）を利用して本件サービスのアカウントにログインすることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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