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公開番号
2025031939
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024229578,2024530725
出願日
2024-12-26,2023-06-20
発明の名称
ノズルおよびノズルユニット
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B05B
1/02 20060101AFI20250228BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】流体が吐出される部分が細長い形状のノズルの製造を容易にすることができ、例えば、電子部品の間のような狭小領域にも流体を塗布可能なノズルを提供する。
【解決手段】ノズルは、セラミックを主成分とする基部と、貫通孔と、を備えている。基部は、第1部と、第2部と、第3部と、を有している。第1部は、円柱状の第1外壁面を有している。第2部は、第1外壁面に接続され、第1端面から遠ざかるにつれて小さくなる第1外径を有する円錐状の第2外壁面を有している。第3部は、第2外壁面に接続される円柱状の第3外壁面と、を有している。貫通孔は、第1穴部と、第2穴部と、第3穴部と、を有している。第1穴部は、第1穴径を有し、第1部に位置している。第2穴部は、第2穴径を有し、第1部から第2部にかけて位置している。第3穴部は、第3穴径を有し、第2部から第3部にかけて位置している。第2穴径は、第1部から遠ざかるにつれて小さくなる。第3穴径は、一定である。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端面と、該第1端面と反対側に位置する第2端面と、を有し、セラミックを主成分とする基部と、
前記第1端面から前記第2端面にかけて貫通するとともに、第1方向に延びる中心軸を有する貫通孔と、を備え、
前記基部は、
前記第1端面と、前記第1端面に接続し、少なくとも一部が固定部材に圧入される円柱状の第1外壁面と、を有する第1部と、
前記第1外壁面に接続され、前記第1方向において前記第1端面から遠ざかるにつれて小さくなる第1外径を有する円錐状の第2外壁面を有する第2部と、
前記第2端面と、前記第2外壁面および前記第2端面に接続されるとともに前記第1外径以下の第2外径を有する円柱状の第3外壁面と、を有する第3部と、を更に有しており、
前記貫通孔は、
第1穴径を有し、前記第1部に位置する第1穴部と、
第2穴径を有し、前記第1部から前記第2部にかけて位置する第2穴部と、
第3穴径を有し、前記第2部から前記第3部にかけて位置する第3穴部と、を有しており、
前記第2穴径は、前記第1方向において前記第1部から遠ざかるにつれて小さくなり、
前記第3穴径は、前記第1方向において一定である、ノズル。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1穴径は、前記第1方向において一定である、請求項1に記載のノズル。
【請求項3】
前記第1穴部は、前記第1端面と接続する第1内壁面を有し、
前記第2穴部は、前記第1内壁面と接続する第2内壁面を有し、
前記第3穴部は、前記第2内壁面と接続する第3内壁面を有し、
前記第2内壁面は、前記第1内壁面と接続する第1端部と、前記第3内壁面と接続する第2端部と、を有しており、
前記中心軸を通り、前記第1方向と平行な断面視において、
前記第1端部と前記第2端部を結ぶ直線を第1仮想線とした場合、
前記第1仮想線の前記中心軸に対する傾きθ1は、前記第2外壁面の前記中心軸に対する傾きθ2は、以下である、請求項1又は2に記載のノズル。
【請求項4】
前記第2内壁面の表面粗さRa1は、前記第3内壁面の表面粗さRa2よりも大きい、請求項3に記載のノズル。
【請求項5】
前記基部は、ジルコニアを主成分とする、請求項1~4のいずれか一項に記載のノズル。
【請求項6】
前記中心軸を通り、前記第1方向と平行な断面視において、前記第2内壁面は、円弧形状である、請求項3又は4に記載のノズル。
【請求項7】
前記中心軸を通り、前記第1方向と平行な断面視において、前記第2内壁面の前記中心軸に対する傾きθ3は、10~20度である、請求項3又は4又は6のいずれか一項に記載のノズル。
【請求項8】
前記中心軸を通り、前記第1方向と平行な断面視において、前記第2外壁面と前記第3外壁面は、円弧形状を有する第1接続部を介して接続されている、請求項1~7のいずれか一項に記載のノズル。
【請求項9】
前記第3部の前記第1方向における寸法をL1、
前記第3穴径をD3、
前記第2外径をD13、としたときに、
L1≦378×[D14
3
-(D3
4
/D14)]である、請求項1~8のいずれか一項に記載のノズル。
【請求項10】
前記基部は、前記第2端面と接続する第4部を更に有しており、
前記第4部は、前記第2外径より小さい第3外径を有する円柱状の第4外壁面を有し、
前記第3穴部は、前記第3部から前記第4部にかけて更に延在している、請求項1~9のいずれか一項に記載のノズル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ノズルおよびノズルユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子機器には、非常に多くの電子部品が実装されるようになっている。また、電子部品の大きさも小型化や微細化しており、実装基板に塗布すべき接着剤も非常に少量である。また、狭小領域に正確に接着剤等を塗布する必要がある。
上述のような電子部品を実装基板などに接着する際に用いられる接着剤を塗布するノズルとして、特許文献1に記載された発明が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の発明には、円筒状の円筒状部(特許文献1の12)と、テーパ状のテーパ状部分(特許文献1の13)から構成され、セラミック材からなるノズルが記載されている(例えば、特許文献1の図2等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-58886号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の一実施形態において(1)ノズルは、セラミックを主成分とする基部と、貫通孔と、を備えている。基部は、第1端面と、第1端面と反対側に位置する第2端面と、を有している。貫通孔は、第1端面から第2端面にかけて貫通するとともに、第1方向に延びる中心軸を有している。また、基部は、第1部と、第2部と、第3部と、を更に有している。第1部は、第1端面と、第1端面に接続し、少なくとも一部が固定部材に圧入される円柱状の第1外壁面と、を有している。第2部は、第1外壁面に接続され、第1方向において第1端面から遠ざかるにつれて小さくなる第1外径を有する円錐状の第2外壁面を有している。第3部は、第2端面と、第2外壁面および第2端面に接続されるとともに第1外径以下の第2外径を有する円柱状の第3外壁面と、を有している。貫通孔は、第1穴部と、第2穴部と、第3穴部と、を更に有している。第1穴部は、第1穴径を有し、第1部に位置している。第2穴部は、第2穴径を有し、第1部から第2部にかけて位置している。第3穴部は、第3穴径を有し、第2部から第3部にかけて位置している。第2穴径は、第1方向において第1部から遠ざかるにつれて小さくなっている。第3穴径は、第1方向において一定である。
【0005】
(2)上記(1)のノズルにおいて、第1穴径は、第1方向において一定である。
【0006】
(3)上記(1)又は(2)のノズルにおいて、第1穴部は、第1端面と接続する第1内壁面を有している。第2穴部は、第1内壁面と接続する第2内壁面を有している。第3穴部は、第2内壁面と接続する第3内壁面を有している。第2内壁面は、第1内壁面と接続する第1端部と、第3内壁面と接続する第2端部と、を有している。中心軸を通り、第1方向と平行な断面視において、第1端部と第2端部を結ぶ直線を第1仮想線とした場合、第2外壁面の中心軸に対する傾きθ1は、第1仮想線の中心軸に対する傾きθ2以上である。
【0007】
(4)上記(3)のノズルにおいて、第2内壁面の表面粗さRa1は、第3内壁面の表面粗さRa2よりも大きい。
【0008】
(5)上記(1)~(4)のノズルにおいて、基部は、ジルコニアを主成分としている。
【0009】
(6)上記(3)~(5)のノズルにおいて、中心軸を通り、第1方向と平行な断面視で、第2内壁面は、円弧形状である。
【0010】
(7)上記(3)~(6)のノズルにおいて、中心軸を通り、第1方向と平行な断面視で、第2内壁面の中心軸に対する傾きθ3は、10~20度である。
(【0011】以降は省略されています)
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