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公開番号
2025031749
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024220766,2023117933
出願日
2024-12-17,2020-04-30
発明の名称
適応ループ・フィルタを用いたエンコーダ、デコーダおよび対応する方法
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
19/82 20140101AFI20250228BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】適応ループ・フィルタを用いたエンコーダ、デコーダおよび対応する方法を提供する。
【解決手段】本開示は、デコード装置によって実装されるコーディング方法であって、当該方法は:ビットストリームを取得する段階であって、前記ビットストリームにおける少なくとも1つのビットは、現在ブロックについての構文要素を表し、前記構文要素は、適応ループ・フィルタ(ALF)のためのクリッピング値のクリッピング・インデックスを指定する、段階と;前記ビットストリームをパースして、現在ブロックについての前記構文要素の値を取得する段階であって、前記構文要素は、固定長コードを用いてコーディングされる、段階と;現在ブロックについての前記構文要素の値に基づいて、現在ブロックに対して適応ループ・フィルタリングを適用する段階とを含む、方法を提供する。ここで、固定長コードとは、構文要素のすべての可能な値が、同じビット数を使って信号伝達されることを意味する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
デコード装置によって実装されるコーディング方法であって、当該方法は:
ビットストリームをパースして適応ループ・フィルタ(ALF)・フラグを取得する段階であって、前記ALFフラグは適応ループ・フィルタリングがルーマ成分に適用されるかどうかを示す、段階と;
前記フラグの値が真である場合、前記ビットストリームをパースして構文要素を取得する段階であって、前記構文要素は、ALFのためのクリッピング値のクリッピング・インデックスを指定する、段階と;
前記構文要素の値に基づいて適応ループ・フィルタリングを適用する段階とを含む、
方法。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記構文要素は固定長コードを用いてコーディングされる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記固定長コードは、前記少なくとも1つのビットを使用する符号なし整数のバイナリ表現を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記構文要素はブロックの集合に適用される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記構文要素はスライス・レベルにある、請求項1または2に記載の方法。
【請求項6】
エンコード装置によって実装されるコーディング方法であって、当該方法は:
適応ループ・フィルタ(ALF)・フラグの値を決定する段階であって、前記ALFフラグはALFがルーマ成分に適用されるかどうかを示す、段階と;
前記フラグの値が真である場合、構文要素の値を決定する段階であって、前記構文要素は、ALFフィルタ係数パラメータである、段階と;
前記構文要素の値および前記フラグを含むビットストリームを生成する段階であって、前記ビットストリームにおける少なくとも1つのビットが前記構文要素を表す、段階とを含む、
方法。
【請求項7】
前記構文要素は固定長コードを用いてコーディングされる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記構文要素はブロックの集合に適用される、請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
前記構文要素はスライス・レベルにある、請求項6または7に記載の方法。
【請求項10】
請求項1ないし5のうちいずれか一項に記載の方法を実行するための処理回路を備えるデコーダ(30)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本特許出願は、2019年5月4日に出願された米国仮特許出願第62/843,431号に対する優先権を主張する。前述の特許出願の開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
技術分野
本願(開示)の実施形態は、概括的には、ピクチャー処理の分野に関し、より詳細には、ピクチャー内のブロックのサンプルをフィルタリングすることに関する。
【背景技術】
【0003】
ビデオ・コーディング(ビデオ・エンコードおよびデコード)は、広範囲のデジタルビデオアプリケーション、たとえば、放送デジタルTV、インターネットおよびモバイルネットワークを通じたビデオ伝送、ビデオチャット、ビデオ会議のようなリアルタイムの会話アプリケーション、DVDおよびブルーレイディスク、ビデオコンテンツ取得および編集システム、ならびにセキュリティアプリケーションのカムコーダーに使用される。
【0004】
比較的短いビデオを描写するために必要とされるビデオ・データの量は、相当なものであることがあり、そのことは、データが限られた帯域幅容量をもつ通信ネットワークを介してストリーミングされる、または他の仕方で通信される場合に、困難を生じる可能性がある。よって、ビデオ・データは、一般に、現代の遠隔通信ネットワークを介して通信される前に圧縮される。また、メモリ資源が制限される可能性があるため、ビデオが記憶装置に記憶される場合にも、ビデオのサイズが問題となる可能性がある。ビデオ圧縮装置は、しばしば、伝送または記憶の前にビデオ・データをコーディングするためにソースにおいてソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用し、それによりデジタルビデオ画像を表すのに必要とされるデータ量を減らす。次いで、圧縮されたデータは、ビデオ・データをデコードするビデオ圧縮解除装置によって宛先で受信される。ネットワーク資源が限られており、より高いビデオ品質の要求が絶えず増しているため、ピクチャー品質にほとんどないし全く犠牲を払わずに圧縮比を改善する、改良された圧縮および圧縮解除技術が望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の実施形態は、独立請求項による、エンコードおよびデコードするための装置および方法を提供する。
上記および他の目的は、独立請求項の主題事項によって達成される。さらなる実装は、従属請求項、明細書および図面から明らかである。
【0006】
本開示の第1の側面によれば、デコード装置によって実装されるコーディング方法が提供され、当該方法は:
ビットストリームを取得する段階であって、前記ビットストリームにおける少なくとも1つのビットは、現在ブロックについての構文要素を表し、前記構文要素は、適応ループ・フィルタ(ALF)のためのクリッピング値のクリッピング・インデックスを指定する、段階と;前記ビットストリームをパースして、現在ブロックについての前記構文要素の値を取得する段階であって、前記構文要素は、固定長コードを用いてコーディングされる、段階と;現在ブロックについての前記構文要素の値に基づいて、現在ブロックに対して適応ループ・フィルタリングを適用する段階とを含む。ここで、固定長コードとは、構文要素のすべての可能な値が、同数のビットを使って信号伝達されることを意味する。これは、クリッピング・パラメータを信号伝達する、より簡単な方法を提供する。さらに、コーディング効率が改善される。
【0007】
第1の側面そのものによる方法のある可能な実装形態では、現在ブロックについての構文要素の値は、前記少なくとも1つのビットのみを使用することによって取得される。
【0008】
任意の先行する実装または第1の側面そのものによる方法のある可能な実装形態では、前記少なくとも1つのビットは2ビットである。
【0009】
任意の先行する実装または第1の側面そのものによる方法のある可能な実装形態では、前記ビットストリームにおける前記少なくとも1つのビットは、前記構文要素の値を表す。
【0010】
任意の先行する実装または第1の側面そのものによる方法のある可能な実装形態では、前記構文要素は、クロマ適応ループ・フィルタまたはルーマ適応ループ・フィルタのためのものである。
(【0011】以降は省略されています)
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