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公開番号
2025031190
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137240
出願日
2023-08-25
発明の名称
ポリエステル系フィルムの回収方法およびポリエステル製品の製造方法
出願人
東レ株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
B29B
17/02 20060101AFI20250228BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】ポリエステル系フィルムに少なくとも1層の塗布膜を有してなるポリエステル系フィルム基材から純度の高いポリエステル系フィルムを、採算性良く、効率的に回収する方法を提供すること。
【解決手段】ポリエステル系フィルムの少なくとも一部に設けられた少なくとも1層の塗布膜を含むポリエステル系フィルム基材から前記ポリエステル系フィルムを回収する方法であって、前記ポリエステル系フィルム基材の少なくとも前記塗布膜を有する面を溶媒に接触させることで前記ポリエステル系フィルム基材から前記塗布膜を除去し、且つ前記溶媒廃水中のテレフタル酸由来の成分濃度が0.5質量%以下である工程(2)を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリエステル系フィルム上の少なくとも一部に少なくとも1層の塗布膜を有してなるポリエステル系フィルム基材から前記ポリエステル系フィルムを回収する方法であって、下記工程(2)を含む方法。
(2)前記ポリエステル系フィルム基材の少なくとも前記塗布膜を有する面を溶媒に接触させることで前記ポリエステル系フィルム基材から前記塗布膜を除去し、且つ前記溶媒廃水中のテレフタル酸由来の成分濃度が0.5質量%以下である工程
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記工程(2)において、前記溶媒がアルカリ性の処理液である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記工程(2)において、前記ポリエステル系フィルム基材の処理量(g)/前記溶媒廃水量(mL)が0.2以上となる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記工程(2)の前に、下記工程(1)を含む、請求項1に記載の方法。
(1)界面活性剤、アルコールまたは界面活性剤若しくはアルコールを溶解した水溶液に前記ポリエステル系フィルム基材の少なくとも前記塗布膜を有する面を接触させる工程
【請求項5】
前記工程(2)の前に、下記工程(0)を含む、請求項1に記載の方法。
(0)前記ポリエステル系フィルム基材における前記塗布膜の表面に対してコロナ放電処理、プラズマ処理、グロー放電処理、火焔処理及び紫外線処理から選ばれる少なくとも1の表面改質処理を行う工程
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の方法で回収したポリエステル系フィルムを押し出し成形してポリエステル製品を製造することを含む、ポリエステル製品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリエステル系フィルム上の少なくとも一部に少なくとも1層の塗布膜を有してなるポリエステル系フィルム基材からポリエステル系フィルムを回収する方法、およびポリエステル製品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリエステル系フィルムは、その機械的、物理的、化学的性能が優れているため、多様な用途で用いられている。これらポリエステル系フィルムの多くの表面には、片面または両面に、種々の機能を有する塗布膜が積層されている。
【0003】
前記ポリエステル系フィルムが多様な用途で使用されていることに伴い、発生する廃棄対象物、使用済み品も多量になりつつあるのが現状であり、地球環境の悪化につながる。この問題を解消して、ポリエステル系フィルムのリサイクルを図るためには、ポリエステル系フィルム基材から塗布膜を除去することで、再びポリエステル系フィルムとして利用することが好ましい。
【0004】
このような技術として、例えば、特許文献1~3が挙げられる。特許文献1には、少なくとも一層の下塗層を有するポリエステル系写真用支持体を水酸化ナトリウムおよび/または水酸化カリウムを含むアルカリ水溶液に5~1000分接触させることによって、前記下塗層を除去することが開示されている。
【0005】
特許文献2には、ポリエステルフィルムの少なくとも一方の面に有する機能層を除去する方法として、90~140℃の温度に加熱された20~60質量%のアルカリ性処理液に接触させることによって、前記機能層を短時間で除去できることが開示されている。
【0006】
さらに、特許文献3には、剥離層とポリエステルフィルムとを有する剥離フィルムを、30質量%以上のアルコールと水との混合液にアルカリ性物質を溶解させて得られる分解液に浸漬した後、当該剥離フィルムを有機溶剤と接触させて、剥離層をポリエステルフィルムから除去する除去工程を有する剥離フィルムの洗浄方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平8-146560号公報
特開2020-90094号公報
特開2009-291690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1の方法では、ポリエステル系フィルム基材とアルカリ性処理液との接触時間が長いため、ポリエステル系フィルムの加水分解が大きくなる。また、特許文献2の方法では、高温高濃度のアルカリ性処理液にポリエステル系フィルムを接触させていることで、ポリエステル系フィルムの加水分解が大きくなる。
【0009】
さらに、特許文献3に記載の方法でも、アルコールを含むアルカリ性処理液にポリエステル系フィルムを接触させていることで、ポリエステル系フィルムの加水分解が大きくなる。ポリエステル系フィルムの加水分解が進行することにより、機械的特性が低下するとともに、回収可能なポリエステル系フィルムの量も低下する。
【0010】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ポリエステル系フィルムに少なくとも1層の塗布膜を有してなるポリエステル系フィルム基材から純度の高いポリエステル系フィルムを、採算性良く、効率的に回収する方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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