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公開番号
2025030112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135130
出願日
2023-08-23
発明の名称
型締装置
出願人
UBEマシナリー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
45/64 20060101AFI20250228BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】一つの大型の金型を二台の型締装置に跨って取り付けたとしても、金型に想定外の応力が発生するのを抑えることのできる型締装置を提供すること。
【解決手段】型締装置(10)は、
第1固定盤(11A)および第2固定盤(11B)と、
第1固定盤(11A)に対応する第1可動盤(13A)および第2固定盤(11B)に対応する第2可動盤(13B)と、
第1固定盤(11A)および第2固定盤(11B)の間を連結する固定側連結体(41)、および、
第1可動盤(13A)および第2可動盤(13B)の間を連結する可動側連結体(43)の、一方または双方を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1固定盤および第2固定盤と、
前記第1固定盤に対応する第1可動盤および前記第2固定盤に対応する第2可動盤と、
前記第1固定盤および前記第2固定盤の間を連結する固定側連結体、および、
前記第1可動盤および前記第2可動盤の間を連結する可動側連結体の、一方または双方を備える、型締装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記第1固定盤は第1対向面を備えるとともに、前記第2固定盤は第2対向面を備え、
前記第1可動盤は前記第1対向面に対向する第3対向面を備えるとともに、前記第2可動盤は前記第2対向面に対向する第4対向面を備える、
前記第1対向面と前記第2対向面に差し渡され、前記第1固定盤と前記第2固定盤を連結する前記固定側連結体、および、
前記第3対向面と前記第4対向面に差し渡され、前記第1可動盤と前記第2可動盤を連結する前記可動側連結体の、一方または双方を備えた、
請求項1に記載の型締装置。
【請求項3】
前記固定側連結体は、
着脱が可能に前記第1固定盤および前記第2固定盤に固定され、
前記可動側連結体は、
着脱が可能に前記第1可動盤および前記第2可動盤に固定される、
請求項1または請求項2に記載の型締装置。
【請求項4】
前記固定側連結体と前記第1固定盤および前記第2固定盤との間に設けられる固定側中間体と、
前記可動側連結体と前記第1可動盤および前記第2可動盤との間に設けられる可動側中間体と、を備える、
請求項1または請求項2に記載の型締装置。
【請求項5】
前記固定側中間体は、
前記固定側連結体と前記第1固定盤および前記第2固定盤とに対して、摺動可能であるか、または、
前記固定側連結体、前記第1固定盤および前記第2固定盤よりも剛性が低く、
前記可動側中間体は、
前記可動側連結体と前記第1可動盤および前記第2可動盤とに対して、摺動可能であるか、または、
前記可動側連結体、前記第1可動盤および前記第2可動盤よりも剛性が低い、
請求項4に記載の型締装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二台の射出成形機を平行配置する二連式射出成形機に用いられる型締装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
二台の射出成形機を平行配置してこれら射出成形機の型締装置を機械的結合または電気的制御により連動動作するよう構成することにより、相互の型締装置を金型の大小により選択的に使用し、機械稼動率の向上を図り、生産性を向上させることができる二連式射出成形機が特許文献1に開示されている。
特許文献1の二連式射出成形機は、隣接する二台の射出成形機の可動盤に跨がるような大形の金型を使用する際には、金型を相方の可動盤および固定盤に取付け、二台の型締装置(第1型締装置、第2型締装置)を機械的に結合し相互に連動動作させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平07-46501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、可動盤同士の開閉動作は連動可能であるものの、隣接する個別の二台の射出成形機の固定盤同士および可動盤同士にそれぞれ金型を跨らせて連結をしているだけである。
しかし、据え付け時に、第1型締装置の固定盤の位置と第2型締装置の固定盤の位置、具体的には固定盤の幅方向に直交する型開閉方向の互いの位置が厳密に一致しない場合、第1型締装置の固定盤および第2型締装置の固定盤の金型取り付け面は、隣接する相手方の金型取り付け面に対して位置がズレて段差が生じる。この段差によって、一つの大型の金型をそれぞれの型盤に跨るように取り付けた際に金型と型盤との間に隙間が発生し、金型の固定が不安定となる。また、この隙間の部分は金型と型盤が密着していないので、型締め時に金型に想定外の曲げ応力が発生し、金型の破損や故障に繋がるおそれがある。
また、型締め時に型盤が撓むために型盤が幅方向(水平方向)に引っ張られ、第1型締装置の固定盤と第2型締装置の固定盤とは互いに離間する方向に移動しようとするが、このとき第1型締装置の固定盤と第2型締装置の固定盤が機械的に繋がっていないために、応力線が2つの型盤を連通できずに金型内に流れる。これにより、型盤の撓みによる水平方向の引張応力の応力線が金型内を通る。すなわち金型に想定外の幅方向の引張応力が発生するおそがある。
以上より、本発明は一つの大型の金型を二台の型締装置に跨って取り付けたとしても、金型に想定外の応力が発生するのを抑えることのできる型締装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の型締装置は、
第1固定盤および第2固定盤と、
第1固定盤に対応する第1可動盤および第2固定盤に対応する第2可動盤と、
第1固定盤および第2固定盤の間を連結する固定側連結体、および、
第1可動盤および第2可動盤の間を連結する可動側連結体の、一方または双方を備える。
【0006】
型締装置において、好ましくは、
第1固定盤は第1対向面を備えるとともに、第2固定盤は第2対向面を備え、
第1可動盤は第1対向面に対向する第3対向面を備えるとともに、第2可動盤は第2対向面に対向する第4対向面を備える。
好ましい型締装置は、
第1対向面と第2対向面に差し渡され、第1固定盤と第2固定盤を連結する固定側連結体、および、
第3対向面と第4対向面に差し渡され、第1可動盤と第2可動盤を連結する可動側連結体の、一方または双方を備える。
【0007】
好ましい型締装置において、
固定側連結体は、
着脱が可能に第1固定盤および第2固定盤に固定され、
可動側連結体は、
着脱が可能に第1可動盤および第2可動盤に固定される。
【0008】
型締装置において、好ましくは、
固定側連結体と第1固定盤および第2固定盤との間に設けられる固定側中間体と、
可動側連結体と第1可動盤および第2可動盤との間に設けられる可動側中間体と、を備える。
【0009】
固定側中間体は、好ましくは、
固定側連結体と第1固定盤および第2固定盤とに対して、摺動可能であるか、または、
固定側連結体、第1固定盤および第2固定盤よりも剛性が低く、
可動側中間体は、好ましくは、
可動側連結体と第1可動盤および第2可動盤とに対して、摺動可能であるか、または、
可動側連結体、第1可動盤および第2可動盤よりも剛性が低い。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、固定側連結体および可動側連結体の一方または双方を備える。一つの大型の金型を二台の型締装置に跨って取り付けたとしても、金型に想定外の応力が発生するのを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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