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公開番号2025030068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135049
出願日2023-08-22
発明の名称景品用NFTの管理装置
出願人株式会社YUKIMURA
代理人個人,個人
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約【課題】抽選の景品等として用いられる多数のNFTを当該NFTに係るURLを介して安全に提供すること。
【解決手段】本発明の景品用NFTの管理装置1は、景品用NFTを発行及び移転する発行用ウォレットに景品用NFTを発行させる発行部111と、発行用ウォレットに、景品用NFTを保管及び移転する保管用ウォレットへ景品用NFTを移転させる保管部112と、保管用ウォレットに移転された景品用NFTと1対1対応する対応URLを生成する生成部113と、対応URLを用いた通信を行う外部装置からウォレットの識別情報を受信する受信部114と、保管用ウォレットを操作し、対応URLに対応する景品用NFTを保管用ウォレットから上述の識別情報により識別される移転先ウォレットへ移転させる移転部115と、を備え、発行用ウォレットと保管用ウォレットとは互いに異なる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
景品用NFTを発行及び移転する発行用ウォレットに景品用NFTを発行させる発行部と、
前記発行用ウォレットに、前記景品用NFTを保管及び移転する保管用ウォレットへ前記景品用NFTを移転させる保管部と、
前記保管用ウォレットへ移転された景品用NFTと1対1対応する対応URLを生成する生成部と、
前記対応URLを用いた通信を行う外部装置からウォレットの識別情報を受信する受信部と、
前記保管用ウォレットを操作し、前記対応URLに対応する景品用NFTを前記保管用ウォレットから前記識別情報により識別される移転先ウォレットへ移転させる移転部と、
を備え、
前記発行用ウォレットと前記保管用ウォレットとは互いに異なる、
景品用NFTの管理装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記生成部は、前記対応URLを情報として含む抽選用二次元コードを生成し、
前記受信部は、複数種類の前記抽選用二次元コードのうちから抽選によって選ばれた当選二次元コードから読み取られた対応URLを用いた通信を行う外部装置から前記識別情報を受信する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記生成部は、カプセル自動販売機を介して抽選されるカプセルを介して提供される態様で前記抽選用二次元コードを生成し、
前記受信部は、カプセル自動販売機が行う抽選によって選ばれた当選カプセルを介して提供された当選二次元コードから読み取られた対応URLを用いた通信を行う外部装置から前記識別情報を受信する、
請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
前記対応URLとカプセル自動販売機との関連付けが格納される対応テーブルをさらに備え、
前記受信部は、前記当選カプセルを抽選したカプセル自動販売機を識別できる自販機識別情報を受信するよう構成され、
前記移転部は、前記識別情報により識別される所定カプセル自動販売機が前記当選二次元コードから読み取られた対応URLと関連付けられている場合に前記移転を行う、
請求項3に記載の管理装置。
【請求項5】
前記対応URLとエリアとの関連付けが格納される対応テーブルをさらに備え、
前記受信部は、前記外部装置の位置を受信するよう構成され、
前記移転部は、前記当選二次元コードから読み取られた対応URLと関連付けられているエリアが前記位置を含む場合に前記移転を行う、
請求項3に記載の管理装置。
【請求項6】
前記当選カプセルを抽選したカプセル自動販売機が設置された地域に関する情報を、前記識別情報を送信した所定端末に提供するよう構成された提供部をさらに備える、請求項3に記載の管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、景品用NFTの管理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
複数種類のカプセルからランダムに選択された1のカプセル、すなわち抽選によって選ばれた1のカプセルを提供するカプセル自動販売機がある。カプセル自動販売機は、対価が支払われると、抽選を行い、当該抽選によって選ばれたカプセルに収容された玩具(カプセルトイ)を消費者に提供する。これにより、カプセル自動販売機は、どのようなカプセルトイが当選するか想像し、期待する楽しみを消費者に与える。
【0003】
ところで、玩具は、カプセルトイのような現実世界の玩具だけでなく、デジタルデータを介して提供される仮想世界の玩具も含む。そこで、カプセル自動販売機等の抽選手段を介してデジタルデータを提供する技術が求められている。
【0004】
(従来技術)
抽選手段を介してデジタルデータを提供する従来技術の一例として、特許文献1は、キャラクタグッズなどの組立てフィギュアを収納したカプセル本体と、当該カプセル本体に収納又は貼付され前記組立てフィギュアに関連する光学読み取り可能な情報コードを保持するカードなどの情報表示部と、を有することを特徴とするカプセルトイを開示している。特許文献1の技術は、情報コードに応じたデジタルデータを送信することで、カプセルの内容物に関連した動画又は静止画若しくは着信メロディなどのデジタルデータを景品として手軽に提供し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-004433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、唯一無二であるという価値をデジタルデータに与える手段として、ブロックチェーン上に記録される非代替性トークン(「Non-Fungible Token」、「NFT」)が利用されている。関連付けられたデジタルデータが異なる多数のNFTを発行し、唯一無二であるという価値を有するNFTを抽選の景品として提供できれば、消費者の楽しみがよりいっそう増し得る。発行されたNFTを抽選の景品として提供する手段として、例えば、特許文献1の技術等の抽選手段を介してNFTに係るURL(Uniform Resource Locator)を情報コードとして提供し、当該URLを介して当該NFTの提供を求めた当選者に当該NFTを移転する手段が考えられる。
【0007】
ところで、NFTは、ガス代と呼ばれる経済的コストを伴って、ブロックチェーンを操作可能なウォレットから発行される。また、ウォレットは、URLを介してNFTの提供を求めた当選者に当該NFTを移転するためにも利用される。そのため、当選者にNFTを移転するウォレットは、ネットワークに接続されて運用される。しかしながら、ネットワークに接続されたウォレットは、不正アクセスにより操作される可能性がある。上述のガス代のため、多数のNFTを発行できるように構成されたウォレットは、不正アクセスにより操作された場合に多大な経済的損失を招き得る。特許文献1の技術は、カプセルの内容物に関連した動画又は静止画若しくは着信メロディなどのNFTでないデジタルデータを景品として手軽に提供し得るにとどまり、抽選の景品等として用いられる多数のNFTを当該NFTに係るURLを介して安全に提供する点において、さらなる改良の余地がある。
【0008】
本発明は係る事情にかんがみてなされたものであり、その目的は、抽選の景品等として用いられる多数のNFTを当該NFTに係るURLを介して安全に提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、NFTを発行させる発行用ウォレットと異なる保管用ウォレットを介して景品用NFTのURLを介した提供を行うこと等によって、上記の目的を達成できることを見いだした。そして、本発明者らは、本発明を完成させるに至った。具体的に、本発明は以下のものを提供する。
【0010】
本発明は、景品用NFTを発行及び移転する外部の発行用ウォレットに景品用NFTを発行させる発行部と、前記発行用ウォレットに、前記景品用NFTを保管及び移転する外部の保管用ウォレットへ前記景品用NFTを移転させる保管部と、前記保管用ウォレットへ移転された景品用NFTと1対1対応する対応URLを生成する生成部と、前記対応URLを用いた通信を行う外部装置からウォレットの識別情報を受信する受信部と、前記保管用ウォレットを操作し、前記対応URLに対応する景品用NFTを前記保管用ウォレットから前記識別情報により識別される移転先ウォレットへ移転させる移転部とを備え、前記発行用ウォレットと前記保管用ウォレットとは互いに異なる、景品用NFTの管理装置を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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