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公開番号
2025029970
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134909
出願日
2023-08-22
発明の名称
反射方向制御装置、反射方向制御方法、及びプログラム
出願人
日本電信電話株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
,
個人
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個人
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個人
主分類
H04W
16/26 20090101AFI20250228BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】同一の無線反射器を、通信と無線センシングの両方に適用するための技術を提供する。
【解決手段】無線反射器の反射方向を制御する反射方向制御装置であって、無線センシング対象物が存在するエリア毎の、前記無線反射器の反射方向を格納する記憶部と、前記無線反射器が、通信に使用される場合において、前記無線反射器の反射方向を通信用途の反射方向に設定し、前記無線反射器が、特定のエリアに存在する対象物に対する無線センシングに使用される場合において、前記記憶部から、前記特定のエリアに対応する反射方向を取得し、前記無線反射器の反射方向を、前記特定のエリアに対応する反射方向に設定する反射方向制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
無線反射器の反射方向を制御する反射方向制御装置であって、
無線センシング対象物が存在するエリア毎の、前記無線反射器の反射方向を格納する記憶部と、
前記無線反射器が、通信に使用される場合において、前記無線反射器の反射方向を通信用途の反射方向に設定し、前記無線反射器が、特定のエリアに存在する対象物に対する無線センシングに使用される場合において、前記記憶部から、前記特定のエリアに対応する反射方向を取得し、前記無線反射器の反射方向を、前記特定のエリアに対応する反射方向に設定する反射方向制御部と
を備える反射方向制御装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記記憶部は、無線センシング対象物が存在するエリア毎の、前記無線反射器の複数の反射方向を格納し、
前記無線反射器が、通信と、前記特定のエリアに存在する対象物に対する無線センシングとの両方に使用される場合において、前記反射方向制御部は、通信対象に対する通信品質が基準値以上となり、かつ、前記特定のエリアに対する無線センシング精度が基準値以上となる反射方向を前記記憶部から取得し、前記無線反射器の反射方向を、前記記憶部から取得した反射方向に設定する
請求項1に記載の反射方向制御装置。
【請求項3】
前記反射方向制御装置は、反射方向導出部を更に備え、
前記反射方向導出部は、送信機、前記無線反射器、前記無線センシング対象物、及び受信機を備える環境において収集された前記受信機における受信信号品質に基づいて、前記無線センシング対象物が存在するエリア毎の、前記無線反射器の反射方向を導出する
請求項1に記載の反射方向制御装置。
【請求項4】
無線反射器の反射方向を制御する反射方向制御装置が実行する反射方向制御方法であって、
前記反射方向制御装置は、無線センシング対象物が存在するエリア毎の、前記無線反射器の反射方向を格納する記憶部を備え、
前記無線反射器が、通信に使用される場合において、前記無線反射器の反射方向を通信用途の反射方向に設定し、前記無線反射器が、特定のエリアに存在する対象物に対する無線センシングに使用される場合において、前記記憶部から、前記特定のエリアに対応する反射方向を取得し、前記無線反射器の反射方向を、前記特定のエリアに対応する反射方向に設定する
反射方向制御方法。
【請求項5】
コンピュータを、請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の反射方向制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線反射器の反射方向を制御する技術に関連するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
無線通信システムにおける高周波数帯の利用拡大に伴い、減衰あるいは遮蔽の影響が大きくなる中、無線反射器を活用した無線置局設計に関する技術検討が行われている。
【0003】
例えば非特許文献1には、反射方向が制御できる金属製反射板をエリア内に設置することで、当該エリアにおいて基地局を増設することなく、変動する見通し外エリアを見通し内エリアに変換する技術が開示されている。また、非特許文献1には、金属製反射板のカバーエリアに収容される見通し外環境にある端末数を最大化する技術が開示されている。
【0004】
また、無線通信で利用する電波を活用して、人あるいは物などを検知する無線センシング技術が検討されている。例えば非特許文献2には、人間の検出、及び、ドアの開閉状態検出などを、無線通信で利用する電波を用いて検知する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
白坂他,"金属反射板を用いた28GHz帯屋内無線システムのNLoS環境の受信電力改善に関する一検討,"信学技報, vol. 121, no. 391, RCS2021-271, pp. 108-113, 2023年3月.
電波をセンサーとして活用できる、ドコモの無線センシング、https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1475981.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
無線反射器を設置したエリアにおいて無線センシングを行う際には、無線反射器を活用することにより、無線センシングの対象エリアを拡大することが期待できる。
【0007】
しかしながら、従来技術では、無線反射器のカバーエリア内の端末数を最大化するための反射方向制御のように、無線反射器の反射方向制御は通信用途のみで行われていた。そのため、通信に利用される無線反射器を活用して無線センシングを行う場合には、無線センシングの対象エリアの狭小化、あるいは、無線センシングの精度低下が生じる可能性がある。すなわち、従来技術では、同一の無線反射器を、通信と無線センシングの両方に適用することが難しいという課題があった。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、同一の無線反射器を、通信と無線センシングの両方に適用するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の技術によれば、無線反射器の反射方向を制御する反射方向制御装置であって、
無線センシング対象物が存在するエリア毎の、前記無線反射器の反射方向を格納する記憶部と、
前記無線反射器が、通信に使用される場合において、前記無線反射器の反射方向を通信用途の反射方向に設定し、前記無線反射器が、特定のエリアに存在する対象物に対する無線センシングに使用される場合において、前記記憶部から、前記特定のエリアに対応する反射方向を取得し、前記無線反射器の反射方向を、前記特定のエリアに対応する反射方向に設定する反射方向制御部と
を備える反射方向制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0010】
開示の技術によれば、同一の無線反射器を、通信と無線センシングの両方に適用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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