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公開番号
2025028498
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2023133348
出願日
2023-08-18
発明の名称
圧送便器装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
協明国際弁理士法人
主分類
E03D
11/11 20060101AFI20250221BHJP(上水;下水)
要約
【課題】圧送異常を効果的に検出し得る圧送便器装置を提供する。
【解決手段】圧送便器装置1は、ボウル部12から排出される排水を排水管3に向けて圧送する圧送ポンプ20と、前記圧送ポンプの圧送動作後における前記ボウル部の排出部14よりも下流側における異常水位を検出する水位センサ17と、前記圧送ポンプの圧送動作が終了して所定時間が経過した際に前記水位センサが異常水位を検出すれば、所定の異常対応モードを実行させる制御部25と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ボウル部から排出される排水を排水管に向けて圧送する圧送ポンプと、
前記圧送ポンプの圧送動作後における前記ボウル部の排出部よりも下流側における異常水位を検出する水位センサと、
前記圧送ポンプの圧送動作が終了して所定時間が経過した際に前記水位センサが異常水位を検出すれば、所定の異常対応モードを実行させる制御部と、
を備えていることを特徴とする圧送便器装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記制御部は、前記ボウル部に洗浄水を供給する洗浄水供給部及び前記圧送ポンプを制御し、前記圧送ポンプの圧送動作が終了して所定時間が経過した際に前記水位センサが異常水位を検出しなければ、前記ボウル部に溜水用の洗浄水を供給させる一方、前記異常対応モードにおいては、前記ボウル部に溜水用の洗浄水を供給させることなく洗浄モードを終了させることを特徴とする圧送便器装置。
【請求項3】
ボウル部に洗浄水を供給する洗浄水供給部と、
前記ボウル部から排出される排水を排水管に向けて圧送する圧送ポンプと、
前記圧送ポンプの圧送動作後における前記ボウル部の排出部よりも下流側における異常水位を検出する水位センサと、
前記圧送ポンプ及び前記洗浄水供給部を制御する制御部と、を備えており、
前記制御部は、前記圧送ポンプの圧送動作後における前記ボウル部への溜水用の洗浄水の供給によって前記水位センサが異常水位を検出すれば、所定の異常対応モードを実行させることを特徴とする圧送便器装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記制御部は、前記異常対応モードにおいて前記圧送ポンプを作動させることを特徴とする圧送便器装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項において、
報知部を備えており、
前記制御部は、前記異常対応モードにおいて前記報知部を作動させることを特徴とする圧送便器装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、圧送便器装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、下水に通じる排水管が床側や壁側等に予め施工されていない箇所、例えば、寝室等に設置される圧送式の便器装置が知られている。
例えば、下記特許文献1には、便器本体から排出される汚水に含まれる汚物を撹拌し、汚水とともに下水へ通じる下流側の排水管へ圧送する圧送装置を備えた圧送式トイレ装置が開示されている。この圧送式トイレ装置においては、圧送装置の貯留槽内の撹拌手段及び圧送手段が動作を開始してから所定時間経過した場合、水位検出手段により検出される水位が予め決められた所定水位以上か否かを判定し、所定水位以上である場合、報知する構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-170414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載された圧送式トイレ装置では、貯留槽内において撹拌手段により汚物が撹拌され、汚物を圧送する状態で水位の検出がなされるので、水位が大幅に変動する懸念がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、圧送異常を効果的に検出し得る圧送便器装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、第1の本開示に係る圧送便器装置は、ボウル部から排出される排水を排水管に向けて圧送する圧送ポンプと、前記圧送ポンプの圧送動作後における前記ボウル部の排出部よりも下流側における異常水位を検出する水位センサと、前記圧送ポンプの圧送動作が終了して所定時間が経過した際に前記水位センサが異常水位を検出すれば、所定の異常対応モードを実行させる制御部と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、第2の本開示に係る圧送便器装置は、ボウル部に洗浄水を供給する洗浄水供給部と、前記ボウル部から排出される排水を排水管に向けて圧送する圧送ポンプと、前記圧送ポンプの圧送動作後における前記ボウル部の排出部よりも下流側における異常水位を検出する水位センサと、前記圧送ポンプ及び前記洗浄水供給部を制御する制御部と、を備えており、前記制御部は、前記圧送ポンプの圧送動作後における前記ボウル部への溜水用の洗浄水の供給によって前記水位センサが異常水位を検出すれば、所定の異常対応モードを実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る圧送便器装置は、上述のような構成としたことで、圧送異常を効果的に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る圧送便器装置の一例を模式的に示す一部破断概略側断面図である。
(a)~(c)は、同圧送便器装置において実行される基本動作の一例を模式的に示す概略側断面図である。
(a)~(c)は、同圧送便器装置において実行される基本動作の一例を模式的に示す概略側断面図である。
(a)は、同圧送便器装置の制御ブロック図、(b)は、同圧送便器装置において実行される基本動作の一例を模式的に示す概略フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本開示の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
以下の実施形態では、本実施形態に係る圧送便器装置の一例を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。また、設置された圧送便器装置に対して立位使用状態で対面した使用者を基準として、手前側を前方、その逆側を後方(奥方)とし、また、便器の奥行方向(前後方向)及び上下方向に直交する方向を便器の幅方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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